封筒に使用する紙の強度について

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クラフト

紙には薄いものもあれば厚いものもあり、それに応じてそれぞれの強度は異なります。
封筒にも色々な紙が使用されますが、今回はそうした封筒に使用する紙の強度について考えてみましょう。

まず紙の厚さは重さによって表されます。
具体的には1㎡の紙1枚分の重さ(g)で表した坪量(g/㎡)と、一定サイズに作られた紙1000枚分の
重さ(kg)で表した連量(kg)とがあります。

一般的に目にする事が多いのは坪量で、連量は扱う用紙の量の多い印刷業界で使われることが多いですね。
どちらの場合も数が大きくなればその分厚みのある紙であると言う事になります。

単純に考えれば薄い紙よりも厚い紙の方が丈夫ですから、坪量や連量の数値が大きいものを使えば
強度の高い封筒が作れるはずです。
しかし紙の強度を左右するものは厚さだけではありません。

例えば、クラフト紙とケント紙では同じ厚さのものでも強度はクラフト紙の方が高くなっています。
これは繊維の長さの違いが原因です。

ケント紙よりも長い繊維によって構成されているクラフト紙は、それぞれの繊維がより強固に絡み合うことで
高い強度を生み出しているのです。
また厚い紙でも密度が低いと強度が低くなりますので、薄くても密度の高い紙の方が強度は
高くなるでしょう。

このように紙には種類によって特性があり、ひとつの単位では単純に比較できない事も少なくありません。
強度をはじめ、それぞれの封筒に使用するのにどの紙が相応しいのかなどといった御相談がありましたら、
お気軽に封筒屋どっとこむまでお問い合わせください。

また封筒屋どっとこむでは様々な紙で封筒を作ることができるだけでなく、
加工も多種多様なものをご用意しております。
オリジナル封筒が御入用の際にはぜひ封筒屋どっとこむにお任せ下さい。

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