封筒屋スタッフが選ぶ、社用封筒にオススメの紙7選

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社用封筒の印象は、封筒に印刷するデザインに大きく左右されるのはもちろんですが、 使う紙によっても封筒の雰囲気はガラリと変わります。

そんなお話をお客様にお伝えすると「どのような紙が社用封筒にオススメ?」といったご質問や、 「紙が多くて選びきれない」といったご相談を頂くことがあります。

そこで、この記事では封筒屋どっとこむのベテランスタッフが社用封筒にオススメの イチオシの紙を8つご紹介させて頂きます。

ぜひ社用封筒を作成する際の紙選びの参考になさってください。

ケント紙

ケント紙の封筒

まずはじめにオススメするのは、シンプルでスタンダードなケント紙です。

会社の封筒にはロゴを印刷することが一般的ですが、カラフルなロゴの企業様も多くお見受けします。 ケント紙は印刷色の影響を受けないので、カラフルなロゴがバッチリ映えますよ。

実際にケント紙で作ったお客様の封筒事例も是非ご覧ください↓

作品事例1-ケント紙の封筒 作品事例2-ケント紙の封筒 その他のケント紙を使用したお客様の封筒事例はこちら

透けるのが気になる方は裏地紋をいれるか、ハーフトーン99ホワイトがオススメ

ただ、ケント紙は透けてしまうことがあります。 透けるのがイヤな方には、ケント紙に裏地紋を入れるか、 ハーフトーン99ホワイトという紙をオススメしています。

裏地紋とは

裏地紋

裏地紋とは、上の画像のように封筒の内側に透け防止のために印刷する紋様のことです。 請求書など、透けては困る書類を送る封筒によく採用されています。

ハーフトーン99ホワイト

ハーフトーン99ホワイト

ハーフトーン99はちょっとくすんだ感じにはなりますが、透けにくい紙です。 こちらも社用封筒として多くのお客様にご利用頂いております。

ハーフトーン99の「99」は、99パーセントの不透明性がある、という意味です。

関連記事:ハーフトーンカラー99の封筒用紙

未晒クラフト

ケント紙の封筒

2つ目にオススメなのは、未晒クラフトです。

未晒クラフトの色合いは、木や自然などのナチュラルでエコロジーなイメージがあります。 そういった特徴からも、建築屋さんやエコロジーな住宅販売会社さん、 リフォーム屋さんが社用封筒としてご利用されることが多いですね。

未晒クラフトの封筒事例1 未晒クラフトの封筒事例2 その他の未晒クラフト紙を使用したお客様の封筒事例はこちら

お値段もそんなに高くなく、コストを抑えやすいのもオススメポイントです。

シンプルにごげ茶色で印刷をするのが、未晒クラフトを採用される方に人気のデザイン(色合い)です。 未晒クラフトにこげ茶で印刷するだけでオシャレに見えますよ♪

関連記事:クラフト紙の社用封筒デザイン集

ハーフトーンカラーのクリーム/ピンク

ハーフトーンカラー クリーム色

優しいイメージを演出したい場合は、ハーフトーンカラーのクリーム色がイチオシです。

たとえば、幼稚園などの子どもに関連する事業者様や 介護施設などの介護関連の事業者様の封筒にオススメです。

ハーフトーンカラークリーム 作品事例

社用封筒に温かみや優しいイメージがあれば、受け取る方の印象も普通の封筒とはまた異なってきますよ。

また、ハーフトーンカラーのクリームと同様にオススメなのがハーフトーンカラーのピンクです。

ハーフトーンカラーピンク 作品事例

クリーム色よりもピンク色がいいな。という方はこちらのピンクをお選び下さい。

ちなみに、ハーフトーンカラーはメーカーによって ソフトカラー、ECカラー、パステルカラーなど呼び方が異なります。

ハーフトーンカラー99のブルー/グリーン

ハーフトーンカラー99-ブルー、グリーン

請求書を送るなどの用途の社用封筒にオススメなのは、ハーフトーンカラー99のブルーとグリーンです。 ケント紙のパートでお伝えしましたが、 「ハーフトーンカラー99」は99%の不透明性を誇る透けにくい紙です。

白はイヤだけど色が付いた封筒がいいな。という方にオススメです。 また、寒色系の封筒ならカッチリしていて清潔感のあるイメージを与えてくれるのも ハーフトーンカラーのブルー、グリーンのメリットです。

窓付きの長3封筒で請求書を送るような社用封筒にイチオシですよ。

なお、当店のお客様の場合、社用封筒でよく使われるのはグリーンよりもブルーの方ですね。

ちなみに、ハーフトーンカラー99はメーカーによっては 「ミエナイブルー」や「ミエナイグリーン」といった名称で呼ばれます。 ハーフトーンカラー99ブルー 作品事例1

NTラシャ(グレー)

NTラシャ グレー70

普通の紙じゃイヤ。ちょっと変わった紙がいい。という方にオススメなのがNTラシャのグレーです。

NTラシャの”ラシャ”は毛織物の一種の「羅紗(ラシャ)」から来ています。 毛織物のように、触り心地が温かく柔らかい感じがするのがNTラシャの特徴です。

このNTラシャは色のバリエーションが100種類以上あるのですが、 社用封筒を作るのにオススメなのがグレーです。

グレーは控えめで落ち着いた印象を与えてくれます。 ただ、グレーといってもNTラシャには薄いものから濃いものまで8段階のグレーがあります。 その中でお勧めなのは、上の画像の「グレー70」です。

グレー70はグレーの中で2番目に濃い色です。 これに銀色で印刷をするとカッコよくも品のある社用封筒になりますよ。

NTラシャ グレー70作品事例 その他のNTラシャを使用した封筒事例はこちら

コストは抑えてNTラシャっぽい封筒を作りたい

NTラシャで作られた既製封筒はないので、NTラシャを社用封筒に採用する場合は、 オーダーメイド制作になります。

オーダーメイド制作となれば、一般的には既製品の封筒に印刷するよりも割高になります。 「コストは抑えて、NTラシャっぽい会社の封筒を作りたい!」という方にオススメなのが コットンというシリーズの封筒です。

コットン

肌ざわりが名前の通りコットン(綿)ぽく、NTラシャに近い、 温かみのある優しい触り心地なのが特徴です。

コットンも複数の色調がありますが、スノーホワイトという色なら カラフルなロゴも映えるので社用封筒にピッタリです。 スノーホワイトは清涼感があり、優しい印象もあるのでフォーマルな封筒にもオススメですよ。

コニーラップ(黒い社用封筒)

コニーラップ 黒い封筒

黒い社用封筒というのもアリですよ。

コスト面や品質を考慮してオススメするのがコニーラップという紙です。 このコニーラップのブラックを使い、黒い社用封筒を作るというのもオススメです。

コニーラップ-ブラック作品事例1 コニーラップ-ブラック作品事例2

黒い社用封筒は、クルマ屋さんやクルマの修理屋さん、バイク屋さんなどからのご注文が多いです。 黒封筒に銀色で印刷するなど、タイヤを彷彿させるからでしょうか。

いずれにしても、最近はクルマ関連以外の企業様でも黒を採用されるケースが多くなってきています。

黒封筒のデメリットとしては、黒いペンで宛名などが書けない(書けてもわかりづらい)ことです。 郵送する際には宛名ラベルのシールを貼るか白いインクのペンを使う必要があります。

そんなデメリットはありますが、コニーラップのブラックで作る黒い社用封筒なら、 カッコイイ引き締まった社用封筒ができること間違いナシです。

その他のコニーラップを使用した封筒事例はこちら

アストロブライト

アストロブライト

見積り担当福崎が社用封筒の紙として個人的にイチオシなのは、蛍光色のアストロブライトです。 蛍光色で発色がほかの紙と異なるので、ハッキリ言って目立ちます!

実際にアストロブライトを使ってDM用封筒を作られたお客様がいらっしゃいましたが、 かなり目立っていました。

印刷も乗りますので、会社名やロゴを載せることもモチロン可能です。 少しぶっとび気味ですが、目立つ封筒にしたい!他社がやっていないような封筒にしたい! という方にはオススメですよ。

まとめ

今回は封筒屋どっとこむにて長年にわたり紙と封筒に接し、 お客様のご相談を伺っている見積り担当が会社の封筒にオススメの紙をご紹介させて頂きました。

御社の大切にされたいイメージやお客様にどのような印象を抱いて頂きたいか、といった観点で 社用封筒に使う紙をお選び頂ければと思います

ぜひ社用封筒をお作りされる際の紙選びの参考にして頂ければ嬉しいです。

また、ご不明な点や社用封筒を作る際の疑問などありましたら、お気軽にお問い合わせくださいね。

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