角A4封筒とは (角型A4号)

「角A4封筒」という封筒をご存じでしょうか。「A4サイズ用紙」は各種書類の作成で一番使われることの多いサイズです。このA4サイズ用紙を折らずにそのまま入れることができる封筒が角A4封筒です。
そこである疑問がわいてきます。「あれ？そんな封筒聞いたことないな。ぴったりのサイズは確か角2封筒では？」そうです。その通りなんです。A4サイズ用紙を折らずにそのまま入れる封筒は「角2封筒（かくにふうとう）」が一般的です。角形2号（かくがたにごう）とも呼びます。角A4封筒と角2封筒との違いは、A4用紙にぴったりサイズが角A4封筒、少しゆとりのあるサイズが角2封筒となります。角2封筒の方が汎用性が高いため、一般的ということなのです。

A4用紙は210mm×297mmです。角A4封筒のサイズは228mm×312mmですので、左右のゆとりは(228mm-210mm)÷2でおよそ9mmとなります。角2封筒のサイズは240mm×332mmですので、左右のゆとりは(240mm-210mm)÷2でおよそ15mmとなります。同様に天地のゆとりは角A4封筒でおよそ7.5mm、角2封筒で17.5mmとなります。
これだけサイズの差がありますので、封入物の枚数や種類に合わせて封筒をお選びいただくとよいかと思います。

重要な書類は、折れたり汚れないようにA4クリアファイルに入れた後、封筒に入れる場面も多いと思います。また販促ツール用にA4クリアファイルを使われることもあるでしょう。
A4クリアファイルを角A4封筒に入れると少し余裕がないサイズ感となります。天地のゆとりが(312mm-310mm)÷2でおよそ1mmしかありませんね。書類枚数によってはフタを閉じると少し浮いてしまいます。その場合は角2封筒をお選びいただいた方が安心でしょう。

上記で解説したとおり角A4封筒とA4サイズ用紙は大きさの差が少ないため封筒の中で書類がほとんど動きません。それなので窓付き封筒にした場合、宛からのぞく宛名やデザインが少し動いてしまい、見えづらくなるという心配がありません。もちろん角2封筒の窓付きであってもゆとりの部分を計算していますのでその心配はないのですが、角A4封筒の方がぴったりと納まります。機能ではなくデザインで窓をお使いの場合、よりぴったりと意図したところにデザインがはまる角A4封筒を使わない手はないですね。

「角A4封筒をオリジナルで作りたい」そんなときは封筒屋どっとこむにお任せ。 使い勝手のいい角A4封筒の既製品封筒を豊富にラインナップしております。また紙質や色などにこだわりたい場合はフルオーダーメイドで作成することもできます。また「口糊加工」も承っております。「口糊加工」とは封筒に封をするために糊(のり)を付ける加工のことです。自分で糊を付ける手間が省け、作業効率がアップします。DMやアンケートの送付など大量の郵便物を送るときに特におすすめです。

口糊加工の種類

• 両面テープ

• グラシンテープ

• アドヘヤ
  • アラビア糊