レターセットの作り方

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プロに頼んで高品質に!「レターセットの作り方」(発注編)〜紙・サイズ・セット組の決め方〜

「手紙を書く」という行為は、メールやSNSにはない特別な温かさがありますよね。 もし、自分のこだわりを詰め込んだオリジナルの レターセットが作れたら…?

今回は、「レターセットの作り方」(発注編)と題して、業者に発注する際に必要なステップや考えるべきポイントを、具体的な仕様の決め方からご紹介します!

レターセットの仕様を決めましょう

レターセットの仕様を検討する

まずは、どんな レターセットにしたいか、イメージを膨らませて細部を詰めていきましょう。この段階が一番ワクワクする時間かもしれませんね!

1、どんな雰囲気にしたいか

まずは、ざっくりとしたイメージを固めましょう。

  • ● ナチュラルな雰囲気:素朴で優しい、温かみのあるデザイン
  • ● おしゃれな雰囲気:洗練された、モダンなくすみ系カラー
  • ● キュートな雰囲気:ポップで可愛らしいデザイン
  • ● シンプル・シックな雰囲気:ビジネスでも使えるような、上品で落ち着いたデザイン

など、自分が作りたい レターセットのコンセプトをふくらませましょう。このイメージが固まると、次の「紙」や「デザイン」もスムーズに決まりますよ。


2、紙

レターセットの様々な紙見本

紙の選択は、 レターセットの雰囲気を大きく左右する重要なポイントです。

雰囲気別 紙の選び方例

  • ● ナチュラル:未晒クラフトや生成り色の紙など、素材の風合いを活かせる紙がぴったり。
  • ● おしゃれ・シック:くすみ系カラーの紙やターコイズブルー、グレー系の紙など、トレンド感のある色を選ぶと一気に洗練されます。
  • ● デザインを最大限に活かす:あえて白い紙を選び、デザインで全体を表現するために全面印刷をする、という方法も、コストを抑えつつ個性を出す良い方法です。

「書き心地」や「透け感」なども考慮しながら、紙見本などで実物を確認できると安心です。


3、サイズ

便箋と封筒のサイズ組み合わせ例

一般的に、 レターセットのサイズは以下の組み合わせが多いです。

  • ● 便箋がA5サイズ 
    封筒が洋2サイズ(A5用紙を二つ折りにして入れる)
  • ● 便箋がA4サイズ ⇒
    封筒が洋長6・DLサイズ(A4用紙を三つ折りにして入れる)

封筒の形状は、横長の洋形が一般的ですが、最近はタテ形の封筒も人気です。定形サイズ以外のオリジナルサイズも作成可能ですが、郵送する場合は以下の第一種郵便の定形サイズに収めるのがおすすめです。

  • ● 最小サイズ:90mm × 140mm
  • ● 最大サイズ:235mm × 120mm

この間に収まらないサイズだと「定形外郵便」となり、料金が高くなる可能性がありますので注意しましょう。


4、セット組

OPP袋にセットされたレターセット

レターセットとして販売したり、配ったりすることを考えるなら、以下の「セット組」も同時に検討しましょう。

  • ● 1セットの内容:封筒何枚、便箋何枚にするか?
  • ● 封筒と便箋以外にセットしたいもの:オリジナルシールや レターセットの台紙などを入れると、高級感が増します。
  • ● OPP袋へのセット組が必要か:商品として完成させるには、透明な袋(OPP袋)に入れる作業も必要になります。

レターセットを作っていこう!

自分が作りたいもののイメージが固まったら、いよいよ制作です!

部数が少なければ手作りも楽しいですが、100セット、200セットとまとまった数を作成する際は、封筒や印刷のプロである業者に発注するのが断然おすすめです。品質も安定しますし、何より手間が大幅に削減できます。

1、仕様やセット数が固まったら、お見積を取りましょう。

業者に発注前の見積もり確認

「これだ!」という仕様が決まったら、発注前に必ずお見積を取りましょう。このとき、金額だけでなく、以下のポイントも要確認です。

  • ● 納期:いつまでに手元に欲しいか。
  • ● 印刷データの入稿方法:自分が作成できるデータ(Illustrator、Photoshop、PDFなど)で入稿が可能か、またその形式は?
  • ● デザインやデータ作成のサポート:もしご自身でデザインデータのご用意が難しい場合は、デザインやデータ作成から一貫して対応してもらえるかどうかも大切なポイントです。

補足:コストを抑えたい時は…

封筒や便箋の作成からセット組まで、一括で依頼できる業者が手間なく一番楽です。しかし、「もう少しコストを抑えたい」という場合は、手間は増えてしまいますが、以下の方法もおすすめです。

  • ● 封筒と便箋だけ発注して、セット組は自分で行う:セット組のコストが削減できます。
  • ● 封筒は封筒屋さんに、便箋は印刷屋さん、などアイテムによって依頼先を変更:それぞれ得意な業者に依頼することで、トータルコストを抑えられることがあります。

2、お見積に納得がいったら発注手配!

レターセットの完成を待つ

発注先が決まり、デザインも用意出来たらいよいよ発注手配です。

データ入稿や最終確認を経て発注が完了したら、あとは商品が届くまで楽しみに待ちましょう!

ちなみに、私たち「封筒屋どっとこむ」では、 レターセットの一括生産(セット組まで対応)から、「封筒だけ」のご発注まで、お客様の細かなニーズに対応しています。

オリジナルのレターセットに書かれた手紙は、送る人も送られる人も、きっと特別な気持ちになれるもの。ぜひ、このブログを参考に、世界に一つだけの素敵な レターセット作りを楽しんでくださいね!

ご相談、お見積もりはいつでもお気軽にどうぞ!

封筒作成について

  • オリジナル封筒作成について紹介します
  • 封筒印刷について紹介します