オリジナル箸袋作成で、心に残るテーブルの演出を

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オリジナル箸袋作成で、心に残るテーブルの演出を

 和食店などで食事をするときに欠かせない箸。日本で箸が広く使用されるようになるのは7世紀頃とされています。聖徳太子が小野妹子を遣隋使として中国に派遣したとき、箸を使った食事でもてなしを受け、それを持ち帰ったのが始まりだとか。さてそんな長い歴史のある箸なのですが、箸を横に置くのは日本だけなのだそうです。「箸先を相手に向けるのは失礼」という理由と、神様からいただく神聖な食事と人間との「結界」の役割があるため、横向きに置くのだそうですよ。
 そして箸は包装紙である箸袋に包まれていることが多いですよね。箸袋は平安時代に宮中の女官が衣類の端切れから作ったのが起源であるとか。普段そういったことは意識しないと思いますが、こんな歴史があるということを考えながら食事をしてみるのも楽しいかもしれませんね。

意外に目に付く箸袋、高級感やオリジナルにこだわってみませんか?

破魔矢、絵馬、お守りや御朱印帳を包む授与袋

 和食店やレストランに入った時、席につき、ひとしきりあれやこれやとメニューを見て注文を終えたあとにふと目に付くもの。それは箸袋ではないでしょうか。食事を待つ間、お連れの方と話もされるでしょうが、手元に視線を落とす時間も多いと思います。手元にはお箸と箸袋がありますよね。箸袋が素敵なデザインであったり、変わったデザインであれば、食事を待つ時間も苦ではないでしょう。

箸袋があみだくじになっていれば思わず目で追ってみたり、お店のこだわりメニューの開発秘話などが書かれていれば、なんとなく読んで、「次はこのメニューを注文しよう」なんて想像もしてしまいます。さまざまな豆知識が書かれていたりするのも楽しいですね。印刷物としては小さな面積ではありますが、意外とよく見られている紙、それが箸袋なのです。

おもてなしの演出はオリジナル箸袋で

オリジナル箸袋作成で、心に残るテーブルの演出を

 箸がお店オリジナルの箸袋に入っているのを見かけると、なんだか特別感を感じませんか?ただの箸袋ではなく、お店独自のデザインやメッセージが添えられたオリジナルの箸袋は、味覚だけでなく視覚も楽しませてくれます。そしてそのデザインやメッセージから、お店のこだわりや心配りを感じることができれば、お客様の満足度はさらに高まるでしょう。近年では、オリジナルの箸袋を集めておられるコレクターも増えているほど、箸袋は単なる実用品を超えたアートにもなり得る、お店の個性や魅力を表現するツールとして注目されていますよ。

料亭のオリジナル箸袋はシンプルで品の良いものを

料亭の箸袋はシンプルで品の良いものを

 料亭や割烹料理店ではシンプルで品の良い箸袋が好まれます。特に料亭では上質なおもてなしを大事にされていますので、すべてにおいて品格が感じられるということが重要です。品格を感じさせるデザインは箸袋の紙質、厚み、またシンプルさでイメージを保ちましょう。余談ですが高級店の箸は箸袋に入っておらず、箸の中央付近に「箸帯」や「白帯」という紙が巻かれているものもあります。この場合は一度に箸を二本とも抜こうとするとなかなか抜けないので、焦らず一本ずつ抜いてくださいね。

カジュアルな和食店なら楽しいオリジナル箸袋もアリ

カジュアルな和食店なら楽しいオリジナル箸袋もアリ

  カジュアルな和食店では遊び心のある箸袋はいかがでしょうか。お料理が来る間の待ち時間を楽しんでいただくために、こだわりメニューのイラストをカラーで載せてみたり、お店の情報や豆知識、クイズ、占いなど色んなアイデアが浮かびます。
 また箸置きを置いておられないお店も多いですよね。お客様の中には器用に箸袋を折り紙のように折って星型や動物の形に折られる方もいらっしゃいます。なので箸袋にあらかじめ山折り・谷折りの線を印刷しておいて、順番に折ればどなたでも箸置きが作れる、なんていう遊び心ある箸袋も楽しいかもしれませんね!

オーダーメイド箸用パッケージ封筒の御使用例

松山漆工房様

松山漆工房様

 こちらはレストランではないのですが、津軽塗の技法を中心とした『御城下塗』という漆塗りの制作工房である松山漆工房様のお箸用のパッケージ封筒を作成させていただきました。通常黒い紙には金・銀・白での印刷を推奨いたしております。しかし黒の上質紙に黒いデザイン原稿を印刷することで、大変スタイリッシュなパッケージデザインとなっております。このような表情豊かな箸袋を作りたいというご要望があればお気軽にご相談ください。

オーダーメイドでつくる箸袋は自由度が高いのが特長

カジュアルな和食店なら楽しいオリジナル箸袋もアリ

 箸袋の中(箸が入る部分)は一般的には紙の色である白色が多いですが、封筒屋どっとこむでは、紙からお選びいただくことができるので、地色の自由度も広がります。上品でしなやか、エンボス加工が施されているタント紙で作る箸袋は高級感を感じさせることができます。また奉書紙を使うとシンプルで和紙の風合いが良いものができますね。レイド紙のように縞模様のある紙を使うとちょっと個性的な箸袋が作れます。

 色上質紙とカラーインクを組み合わせた鮮やかなデザインや、ロゴやイラストでお店のイメージを表現するなど、お客様の想いをカタチにしたデザインを制作いたします。また写真やイラストを取り入れることで、より個性的な箸袋に仕上げることも可能です。シンプルにお店のロゴを箔押し加工するのも上品でいいですね。

  • 1.お好みの用紙・お好みの形でオリジナル箸袋
  • 2.イメージカラーで作ったオリジナル箸袋
  • 3.写真やイラストを使った個性的な箸袋
  • 4.お店の宣伝やクーポンを兼ねた箸袋
  • 5.QRコードが印刷された箸袋

 箸袋はお料理やお店の脇役ではありますが、少し変化をつけるだけで、テーブルやカウンターのイメージをお店に合わせた雰囲気にぐっと近づけることもできますよ!このようなこだわりの詰まったオーダーメイド箸袋をお考えの際は、ぜひ一度封筒屋どっとこむまでご相談ください。

封筒作成について

  • オリジナル封筒作成について紹介します
  • 封筒印刷について紹介します