封筒屋通信2023年10月号

▼現場レポート

[テトラ型封筒と丸窓]

今月のサンプルについて現場の皆さんにお話を伺いました！

▼断裁（Ｈさん）

特殊紙でしたが、問題なく断裁することができました。

▼エキセン（Ｋさん）

印刷デザインから上下がどちらかわかりずらかったので、一瞬戸惑いました。
紙はかぶりそうな特殊紙だったので注意して作業しましたが大丈夫でした。

▼窓抜き（Ｉさん）

窓位置が絵柄に近かったので型合わせを慎重に行いました。
テトラ型の完成形がイメージできなかったので、
実際に組み立てることで穴位置が問題ないことを確認しました。
オープン窓のため、機械を回した際にひっかかりなどを心配していましたが、
スムーズに回す事ができました。

▼製袋（Wさん）

封筒サイズは小さい、紙は、厚みもあり凹凸もある紙、
さらにオープン窓であるために苦戦することを予想しましたが、意外とスムーズに貼ることができました。
注意した点は、貼合わせのズレが目立つ形状であり、
印刷の柄合わせも必要であったので慎重に作業しました。

▼開封（Kさん）

印刷で案内線があったのでやりやすかったが、その線が残らないように注意しながら作業しました。
テトラ柄は形状が特殊なので、型合わせの際の確認事項も封筒とはことなる項目が必要に感じました。
通常は、10枚以上をいっぺんに抜くのですが、
今回は紙の影響で袋が膨らんでいたため、10枚以下で抜いています。

気になるトナリの封筒　ザ・ワールド

スロバキアの封筒

今回はスロバキアの封筒をご紹介します。

162mm×114mmの洋型2号サイズのカマス貼りで、フタにはアラビア糊が加工されております。
仕様で特徴的だと感じたところは、貼り合わせ部分の糊代巾が9mmしかないところです。
当店では、通常15mmから20mmですので、この細さは驚きです。

封筒の印刷デザインは魅力的で、アンティーク調のリボンやスロバキアの首都である
ブラチスラバのロゴが入ったクリスマスツリーのモチーフが凹凸がある活版印刷で表現されております。
また、スロバキアは、伝統的な手芸が有名なようで、
刺繍や編み模様によってデザインされたかわいらしい切手も貼られてます。
3種のモチーフは不規則に配されているのですが、それぞれが特徴的で、目を奪われます。

封筒の中には1枚のクリスマスの起源や習慣が記載されたカードが同封されており、
2011年のクリスマスを祝う催しを案内するためにこの封筒がつかわれたのかなと思うのですが、
このようなステキな封筒で届くとつい開封したくなる素晴らしい封筒だと思います。

【 作品事例：ラビッシュアート 様 】

今回、ご紹介いたしますのは、「ラビッシュアート様」の封筒です。

こちらの封筒は、190×190mmサイズの正方形の封筒に、
楕円形のオリジナルの形状の窓を作成した封筒になります。
星座が印刷された星座盤を中に入れ、星座の早見表としても使用することができます。

一般的な封筒の窓の形状といえば、四角形をイメージされるかと思いますが、
当店では円形の窓での作成や、中に入れる商品に合わせた形の窓でも作成が可能です。
＜商品やコンセプトに合わせた形状の窓＞を作成することで
「ラビッシュアート様」のように目を惹くパッケージの作成が叶います☆彡。

⚠形状によっては、製造方法の確認が必要になりますので、ご検討の際は一度ご相談くださいませ。

当店では商品のパッケージとして大活躍するような封筒の制作も行っております！

「他とは一味違うパッケージが欲しい‼」とお考えの際は、是非お気軽にお問い合わせください。
今月号の封筒屋通信のサンプルも丸窓を使用した封筒になっております‼
ご興味をお持ちいただけましたら、是非封筒屋通信のサンプルをご請求頂き、手にとってみてください。

（蓮池）

編集後記

今月も封筒屋通信をお読みいただきありがとうございます！

ハロウィンということでホラー映画をいくつか観たのですが、
その中でも「霊幻道士」がとても面白かったです👻
今まで聞いたことはあってもどんなキャラクターで、どんなストーリーなのか分からなかった
「キョンシー」をやっと知ることが出来ました！
やはり名作は廃れないですね・・・!
たくさんシリーズがあるので、制覇します(●´ω`●)♬
後味が悪い映画もなぜかよく観るので、おすすめがあればこっそり教えてください(/･ω･/)笑
（蓮池）