封筒屋通信2023年9月号

9月号

【 深みのある色、仄かな輝き:ヴィンテージゴールド 】

封筒屋通信をご覧いただきまして、誠にありがとうございます!
まだまだ暑い日が続くので、バテずに頑張っていきましょう☀
残暑を尻目に「ヴィンテージゴールド」をご紹介します!

  • 見本帳
  • 見本帳_寄り

未晒クラフトの片面に光沢のあるパウダーをコーティングしており、
2011年に発売された紙になります。
「ブロンド」「アンティーク」「カッパー」「モス」の4色展開で、
どの色もレトロな風合いがあり、裏面との表情の違いを楽しむことができます!
通信は「モス」を使用しているので、色の差をご確認ください(/・ω・)/⌒★

光沢紙の中でもギラギラしておらず、落ち着いた印象のある紙ですので、
ヴィンテージものとの相性もぴったりですし、
お手紙やショップカードにお使いいただいても映えますね✨
厚みは63kgと107㎏の2種類ございます!



🍁今月の封筒サンプル🌕


  • 封筒01
  • 封筒01裏
  • 封筒02
  • 封筒02裏

今月はポストカードがぴったり入るカマス貼り封筒を作成しました!
ど真ん中に六角形の窓が付いております(*´▽`*)

紙は「アンティーク」を使用し、レトロなデザインで2種類作成しました!
封筒の枠、窓に沿ったデザインは印刷から加工の際に少しでもずれてしまうと歪みが目立ったり、
見切れてしまうので注意が必要です(´・ω・`)

表と裏で印象の違う紙のため、窓付き封筒との相性もいいですね♬
次回は色差のある「カッパー」や「モス」で作成してみようと思います!

当店では様々な光沢紙・鏡面紙で加工実績がございます。
「この紙を使用したい」などのご相談もお気軽にどうぞ!
(蓮池)

▼現場レポート

[六角形窓の封筒]

  • 封筒と窓ちっぷ
  • 窓ちっぷ

今月のサンプルについて現場の皆さんにお話を伺いました!

▼印刷(編集長)


紙の名前に寄せて「ヴィンテージ感」のあるデザインで、2種類のデータを作成しました。
封筒枠や窓に沿ったデザインは非常にずれやすく歪みも目立ってしまうので、
現場の方にはご迷惑をおかけしました…
よく見るとフタの羽以外にはすべて模様が入っています。

▼断裁(Hさん)・エキセン(Kさん)

特殊紙でしたが、特に難しくは感じませんでした。

窓抜き・貼り(Iさん)


窓に近いところに柄があるデザインであったために、
エキセン工程でのわずかなガタつきでも柄が欠ける事があり注意して回しました。

▼製袋(Fさん)


加工用の予備枚数が少ない事と、窓が六角形、
そして、紙が特殊紙なので慎重に機械を回しました。
最初は苦労しそうだと思いましたが、実際は問題なく製袋することができました。

気になるトナリの封筒 ザ・ワールド

スロベニアの封筒

  • スロベニア_表
  • スロベニア_裏

今回はスロベニアの封筒をご紹介します。

162mm×114mmの洋型2号サイズのカマス貼りで、
フタにはグラシンテープが加工されています。
角はすべて丸く加工されており、可愛らしくまとまっています。
消印には「子ども向けの絵本のキャラクターたち」と記載されていますね。

スロベニアは中央ヨーロッパに位置する国でその半分以上は森林に覆われています。
有名な観光名所として、リュブリャニツャ川に架かる「三本橋」があり、
そこから5分ほど歩いたところにある橋の四隅には大きな竜がいます。
竜はリュブリャナのシンボルで、こちらは「竜の橋」として親しまれているそうです。

食べ物では郷土料理が170種類ほどあり、隠れたワインの産地でもあります。
中でも目を引いたのは「カエルの王様」という、
食用のカエルの脚をバターと一緒に焼いて食べる料理です。
カエルの脚は鶏モモのような触感とはよく聞きますが、
臭みやクセもなく、味は手羽先そのものだそうで、特別な催しの際に振舞われるそうです。

また、お祝いの料理として他に「農夫の祝祭」という伝統的な肉料理があります。
こちらはスロベニアでよく食べられている料理を1皿にまとめたもので、
お皿には豚バラのスモークやローストポーク、豚や牛の血に肉や穀類などを混ぜ込んで
作ったソーセージなどが乗っていて、とても魅力的な料理でした。

【 作品事例:株式会社KOC 様 】

  • 作品事例01
  • 作品事例02

今回ご紹介させていただくのは「株式会社XEED様」の封筒です。

こちらの封筒は「スタードリーム-FS」という、
両面にメタリック系統のパール加工が施された光沢紙になります。
その名の通り星のような輝きを持つ紙のため、
特別なご案内や招待状などにお使いいただくと、届いたときに一際目をひきます。

今回、「株式会社XEED様」の封筒ではロゴ部分に銀色の箔押しを加工致しております。
箔押しの輝きと紙の持つ仄かな輝きとの相性もばっちりですね。
大きすぎず小さすぎず、ワンポイントの箔がアクセントになっていて、
とてもスタイリッシュに仕上がっております。

⚠特殊な表面加工の施された紙になるため、
通常の印刷時には乾燥性や耐摩擦性の良いインクを推奨しております。

「箔押し」は金色・銀色の他に様々な色展開がございます。
色によっては取り寄せが必要なものや、お値段が通常よりもかかるものもございますので、
気になる箔がございましたらお気軽にお問い合わせいただけますと確認させていただきます!

今回、通信でご紹介した「ヴィンテージゴールド」や作品事例でご紹介した
「スタードリーム-FS」以外にも、光沢紙の種類はたくさんございます。
同じ光沢紙でも紙によって表情が異なりますので、
是非ともいろんな光沢紙に触れてみていただければと存じます…!
まだご紹介していない紙もございますので楽しみにしていてくださいね。

(蓮池)

編集後記

封筒屋通信をお読みいただきありがとうございます!

先日、生まれて初めてサーカスを観に行ってきました!
客席とステージが近かったので、映像で見るよりも臨場感と迫力があり、
あっという間の2時間弱でした(*゚▽゚*)
ピエロが出ているときは、お客さん参加型でその掛け合いがとても楽しかったです(●n´ω`n●)
今まで近所に来ていることを知らなかったので、これからはスケジュールをしっかり確認して、
色んな団体のサーカスを観れたらな、と思っております…!
(蓮池)

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