封筒屋通信2023年8月号

【 紙と文化と仲間たち：ブンペル 】

封筒屋通信をご覧いただきまして、誠にありがとうございます！
蝉の鳴き声がちらほらと聞こえてきて夏を感じております☀

ツクツクボウシ推しの編集長が「ブンペル」をご紹介します！

• 

• 

アートディレクターの寄藤文平さんが開発に携わり生まれたＦＳＣ認証紙で、
「文化」「ペーパー」「パル（友人）」の単語を組み合わせて名前が付けられました。

親しみやすい６色の展開があり、手に馴染むしっかりとした風合いが特徴です。
ブンペルを見ているとなんだが懐かしい気持ちになりますね( ´-ω-`)

厚みは幅広く４段階ございますが、一般的な紙に比べて厚く作られています。
[55kg=70kg、75kg=90㎏～100kg、95㎏=120㎏～130kg、175kg=200㎏～210kg]
⚠すべて四六判サイズでの厚みとなります⚠

通常のクラフト紙にはない色味や厚みがございますので、封筒だけではなくパッケー
ジと合わせて使用しても、統一感が出てデザインの幅も広がりますね(o^―^o)★

🎇今月のサンプル🦈

• 

• 

• 

• 

今月は「ソイル」と「クラフト」の２色を使用し、ポチ袋を作成いたしました！
データは２種類共通で、夏をイメージした手書き風のデザインです。
紙の色が異なるだけで雰囲気もがらっと変わって見えますね(*´∀`*)

今回はあえて親しみやすい２色にしてみましたが、
ほかにもナチュラルな色味が揃っております(=^・・^=)

こちらの紙はもともと厚手なため、内容物は透けにくいですが、
同じ柄で色違いの内側印刷もいたしました！
サンプルはチェック柄ですが、デザインに合わせた模様でも可愛らしくなりますね。

ポチ袋はシーズン問わず使用できるパッケージになります。
様々な紙や、デザインで一度作ってみてはいかがでしょうか♬
お気軽にお問い合わせいただけますと幸いに存じます(∩´∀｀)∩
（蓮池）

▼現場レポート

[ポチ袋]

• 

今月のサンプルについて現場の皆さんにお話を伺いました！

▼印刷（編集長）

過去に作成したブンペル（ホワイト）のポチ袋が金魚とすいかのデザインだったので、
今回も似たテイストを目指しつつも、前回とはかぶらないようにデザインしました。
いくつか手書き風に色塗りをしましたが、普段しない手法だったため、
これでいいのかと悩みながら色を付けていました。

▼断裁（Ｈさん）

特殊紙でしたが、断裁しにくい紙ではありませんでした。
ただ、紙色が「クラフト」と「ソイル」でしたが、実際の紙色から
どちらがクラフトで、どちらがソイルかの判断ができませんでした。

▼エキセン（Ｋさん）

エキセンは特殊紙の場合、抜く際に紙の抵抗が大きかったり、
紙を揃える事が難しいなどからズレが起きる事もあるのですがこの紙は問題なく抜くことができました。

▼製袋（Ｔさん）

特に問題もなく型替えをして、機械を回すことができました。

気になるトナリの封筒　ザ・ワールド

日本の封筒

• 

• 

今月は日本の封筒を紹介します。

昨年、京セラ美術館で購入した「京都市京セラ美術館ロゴグッズ」の一つで、
サイズは洋０（２３５mm×１２０mm）のカマス貼り封筒です。

外側には印刷がなく、内側に銀で印刷された「京」の文字が配置されています。
外側は無地で住所の記入やあとから印刷する際に制限が少ないため、
使い勝手も良さそうかつ、オシャレな仕上がりになっています。

「京都市京セラ美術館」は１９３３年に開館した公立美術館の中では最も古い建築です。
３年ほど前に改修工事が行われて、さらに素敵な美術館に生まれ変わっています。
いつも複数の展示会が行われているので、私が京都に訪れる予定がある際は、
念のためどんな展示会があるか確認し、興味のある内容があれば、
スケジュールに組み込んで京都を楽しむようにしています。

【 作品事例：株式会社ＫＯＣ 様 】

• 

• 

今回ご紹介させていただくのは「株式会社ＫＯＣ様」の封筒です。

こちらの封筒は「クラフトペーパー デュプレＮ」を使用した既製品で
表面が白色、裏面がこげ茶色のクラフト紙になります。
※[ホワイトクラフト]とも呼ばれております。

表裏で紙の色が異なり、また白色の面はフルカラー印刷との相性が抜群なため、
飛び切り目を引くパッケージを作成することが可能でございます（｀・ω・´）！

既製品の場合は、表面が白色の向きのみでの作成となりますが、
オーダーメイドの場合はどちらの向きでも加工が可能となります。
種類ごとに表裏を分けて作成いただいたり、窓付き封筒にして、
あえて内側を見せて作成しても素敵ですね(o^―^o)

既製品も一般的なサイズ（長３・洋０・角２）を筆頭に
各種サイズを取り揃えておりますので様々なシーンにお使いいただけます。

編集後記

封筒屋通信をお読みいただきありがとうございます！

今月も封筒屋通信をお読みいただきありがとうございます！
普段、ミルクティが大好物のため、朝昼晩お構いなしにミルクティを飲む生活をしていたのですが、
それでは水分補給にならない、というお叱りを各方面からいただきまして…
現在は「水」を毎日たくさん飲むように心がけています(´・ω・)

ただ、どんな飲み物でも好き嫌いなく飲むことができる私ですが、
唯一、水だけは「飲める水」と「飲めない水」にはっきり分かれてしまうんです……Σ(ﾟдﾟlll)ﾅｾﾞﾅﾉ…
いつか飲んだどこかの山の水がとてもおいしかったのですが、どこの山だったのか、
どこで購入したのかも思い出せず。
好みの水に出会うべく、いろんな水を飲んでいきます…！！
（蓮池）