封筒屋通信2022年9月号

【 和の真髄:まんだら 】

封筒屋通信をご覧いただき、誠にありがとうございます!
暑い日が続いておりますが水分と休息をしっかり取って、
身体を優先してこれからも過ごしてまいりましょう!

今月は「まんだら」をご紹介いたします(/・ω・)/⌒+★
美濃和紙でもあるまんだらは、表面はつるつるとしており
裏面は温かみを感じる優しい手触りとなっております。



きらびき鮫かじり
               

厚みは[特薄口]、[薄口]、[厚口]の3種ございまして、
印刷適性もばっちりなので、様々な用途に
ご使用いただけるのではないでしょうかo(* ̄︶ ̄*)o

また、今月の通信に使用している「じゅんぴ」以外にも
8色のラインナップがあり、
その紙の中に茶色の粒上の「皮」がランダムに
散りばめられております。

ランダムの皮が通信ごとに表情を変えるので、
是非とも見比べていただきたいです(゚ー゚*)笑

薄口は108色もの色展開がございますため、ご紹介しきれません…!笑
一つ一つの名前がとても素敵で雅なので、紙を選ぶところから楽しめます!
まんだらは表裏で味が異なる紙なので、何通りも作ってみたくなりますね♬

🌙今月の封筒サンプル🐇

  • やきいも01
  • やきいも02

皆さま、この封筒パッと見て、何かが浮かびませんか…???
この時期によく見かける、甘くてほくほくな、そう、焼き芋です!!!
ついに焼き芋の封筒を作りました(●´▽`●)っ🍠
外は「115×160mm」の窓付きで中は「105×150mm」のフタなしの平袋でございます!
重ねて入れることによって焼き芋封筒に変身します(^._.^)ノ

丸窓は中身を見せることに特化しているので、商品パッケージに最適ですね。
小さい窓で窓を貼らずに加工致しますと、中身が触れる小窓にもなります(・ω・ 三 ・ω・)
当店には楕円やL字型の窓型もございますので、あらゆる仕様にお使いいただけます!
窓の加工についてや、保有している型のサイズや形状について気になることがあれば
お気軽にお問い合わせいただけますと幸いに存じます(n*´ω`*n)
(蓮池)

▼現場レポート

[メンテナンス]

製造部では、定期的に8月と12月の年2回、全機械対象の清掃、
メンテナンス(以下「清掃」)日を設けています。
直近では夏季休業直前の8月10日(水)に実施しました。
この日は、生産を行わずに製造部全員参加で日常の機械清掃では行き届かない箇所まで手を伸ばし、
終日時間をかけて清掃します。

  • 機械01
  • 機械ヨリ01
              

紙粉がエアー穴に詰まる、または詰まりかけていることで吸引力が低下したり、
機械ギアのオイルが欠如することで機械稼働に抵抗ができ、機械に負荷がかかります。
また、成形部分の部品・治具が錆びてしまったり糊粕が付着すことで、
封筒に汚れが付着する等のトラブルが起こらないように主として清掃します。

  • 機械02
  • 機械ヨリ02
 

封筒を作成する機械なので、封筒の通り道は紙の厚みにして1枚通る隙間しかない部分も多いため
「清掃」とはいえ、経験も非常に必要となります。
より美しい商品作りを目指して、日頃の機械への感謝の気持ちをもって、清掃をします。
清掃が終わると美しくなった機械に新たな愛着が芽生え、
美しく保っていきたいという感情を持つことを大事にしていきます。

今回は機械だけでなく、工場の床もゴシゴシと磨き上げました。
夏季休業明けは綺麗な機械と床の環境化で仕事を再開できる喜びを感じながら、
品質の良い商品を作っていきます。
(緑屋紙工・製造部:江口)

気になるトナリの封筒 

マン島の封筒

今月はイギリスとアイルランドの間に位置する
「マン島」の封筒を紹介します。

封筒サイズは189mm×127mmのカマス封筒。



マン島の封筒
 

家の切手が5枚貼られており、封筒の中には建築家の「BAILLE SCOTT」の紹介文が入っていました。
彼はそれまで、来客をもてなすための部屋があった建築様式から、
家族中心の暮らしを想定した部屋作りを行った19世紀の人物です。
「リビングルーム」という言葉もこの頃から言われだしたそうです。

「マン島」は国としての立ち位置が変わっており、
自治権をもったイギリス王室の属領という形だそうです。
ただ、軍事や外交、経済的な部分はイギリスに依存する部分が多いです。
この島出身で最近の有名人でいうと「ベッキークルーエル」という
ネットアイドルが日本でも活躍していました。
(鳥山)

  • オモテ01
  • ウラ01
 

【 作品事例:書肆 吾輩堂 様 】

今回ご紹介するのは「書肆 吾輩堂 様」の封筒です。

奉書紙の雰囲気にとても合っている、素敵なデザインのポチ袋を作成いたしました(=^・・^=)
64×97mmのポチ袋は当店に保有の木型があるサイズになります♬

奉書紙にはつるつる面とザラザラ面がございますので、
印刷する向きによっては仕上がった際の印象も変わってまいります。
触った感触と、和の雰囲気を存分に出したい場合は、
ざらざら面に印刷するのがぴったりですね(*´-ω-`)っ旦~
※ざらざら面への印刷は通常よりも納期がかかってまいります。

ポチ袋などの小さい封筒は、複数種類を面付けすることが可能なため、
コストを抑えて種類をたくさん作ることができます。
今回の書肆 吾輩堂 様も5種類でご作成いただきました。
データによって作成する枚数を変えていただくことも可能です!

ポチ袋は作成後にOPP袋への封入・封緘作業も承っております。
商品として販売される場合は、お気軽にお問い合わせくださいませ★
ヘッダー付きのOPP袋なども取り揃えております!

また、当店では3種の紙(上質紙・奉書紙・未晒クラフト)の料金表を掲載しておりますので、
ご希望の紙質と枚数、印刷色数からお値段を確認することができます\( ‘ω’)/
よろしければ下記よりご確認くださいませm(__)m
掲載していない紙での作成も可能でございますので、
この紙で作りたい!という場合はお気兼ねなくご相談くださいませ。
(蓮池)

編集後記

今月も封筒屋通信をお読みいただきありがとうございます!
先日、コロナ禍以来会えていなかった人と3・4年ぶりに会えたのですが、
つい最近会っていたと錯覚するくらい安心感があり、
お互いの近況報告をしたり悩みを相談したりであっという間に時間が過ぎました(●・▽・●)
もともとは前職の先輩の友人という、近いような遠い存在の人たちでしたが、
先輩がいない中でもこうして会えるくらい、仲良くなれたのだと思うととても嬉しく思います!
先輩から紡いだ縁はどれもあたたかくて、かけがえのないものだと実感しました*
世界が落ち着いた暁には先輩含めてみんなに会いたいですね(*n´ω`n*)♬



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