封筒屋通信2024年11月号　

【 紡いでゆく：レザック80 ツムギ 】

封筒屋通信をご覧いただき、誠にありがとうございます。
今月は「レザック８０ ツムギ」をご紹介します。

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八丈島の伝統織物である「八丈白紬」のような繊細な模様が
しっかりとエンボスとなり表現された紙で、
古の伝統色から選りすぐった草木染の渋い色展開が特徴です。
３７色ある中から通信には「金茶」を使用しました。

１２０kg、１７０kg、２１０㎏と比較的に厚手のラインナップですが、
エンボスの模様からどこか柔らかさを感じますね。
レザックのシリーズは発売された年数が名前に付けられます。ツムギは１９８０年に発売されました。

👘今月の封筒サンプル🧶

「栗」と「緑」を使用し、チケット用封筒を作成いたしました！

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１９０ｘ７５mmと２１０ｘ８５mmの２種類です。
それぞれ内側にはベタ印刷を施しており、
ギフト券を入れる封筒としてデザインしました。
ベタ印刷の場合、糊付きが悪くなるため、糊が付く位置に「白抜き」を作成しますが、
今回は両面印刷ということもあり、表と裏でずれないよう印刷機の方でも微調整をして、
何とか合わることができました(･ω･)

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ポケット部分には内容物の説明や、お客様へのメッセージを入れました。
このポケットの部分はフタを折ると少し見えるので、ベタ印刷をしてもお洒落ですね。
レイド紙ということで、あえて縦向きと横向きで作成してみましたが、
厚みや模様によっては加工が難しくなるので、使用する際は要注意でございます。

こんな紙でも製袋できるのかな？という疑問にもお答えしてまいりますので、
お気軽にお問合せいただけますと幸いに存じます。
（蓮池）

▼現場レポート

[紙目の異なるチケット封筒]

封筒サンプルについて現場の皆さんにお話を伺いました！

▼断裁（Ｙさん）

レイドがある特殊紙でしたが、影響はありませんでした。

▼エキセン（Ｈさん）

断裁同様、作業で難しさはありませんでした。

▼製袋（Ｕさん）

紙が硬く表面が滑りやすかったため、とても苦労しました。
滑りを抑えるために主要な箇所にテープを貼り、グリップを効かせるなど、
さまざまな方法を試しましたが、うまくいきませんでした。
最終的には、機械の回転数を落として生産することで対応しました。

今回は紙種や紙厚は同じですが、2種類のデザインで紙目が異なっていました。
通常、紙目だけが異なる商品を連続して生産することはないため、
紙目の違いが生産にどのように影響するかを比較できたことは、貴重な経験となりました。

気になるトナリの封筒　ザ・ワールド

イギリスの封筒

今回ご紹介する封筒は、イギリスの古い銀行の紙袋です。
「コイン袋」として使用されていた封筒のようです。

銀行でお金をおろして入れる用途であれば非常に贅沢だなあと感じます。
（角谷）

作品事例【 株式会社横浜フリエスポーツクラブ 様 】

今月は株式会社横浜フリエスポーツクラブ様の封筒をご紹介いたします。

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２１０ｘ８５mmのチケット用封筒で上質紙を使用しております。
優しいブルーの印刷が爽やかで、すっきりとした印象がございます。
ポケットのベタ印刷はチケット封筒ならではのデザインですね。
フタを閉じた際に少し見えるところもポイントです。

当店ではセミオーダーとして、６サイズの封筒を取り扱っています。
Ａ（１６０ｘ６５mm）、Ｂ（１７０ｘ６５mm）、Ｃ（１８０ｘ７０mm）、
Ｄ（１９０ｘ７５mm）、Ｅ（２１０ｘ８５mm）、Ｆ（２２０×ｘ７０mm）
封入するチケットに合わせたサイズでお作りいただけます。

上記の６サイズですと料金表がございますので、
お値段と枚数を確認しながらご注文いただくことが可能です。

こんなチケット用封筒を作ってみたい！という仕様があれば、
お気軽に封筒屋どっとこむまでお問い合わせくださいませ！
（蓮池）

編集後記

今月も封筒屋通信をお読みいただきありがとうございます！

すっかり秋になりましたね。寒さとの戦いが始まります…
めっきり体温を上げられなくなってしまったので、
たくさん着こんで冬に備えたいと思います｡ﾟ(ﾟ´ω｀ﾟ)ﾟ｡

この間、地元にできたメキシコ料理屋に行ってみたのですが
タコスだけじゃなくちゃんこ鍋も置いていて、
珍しく生姜が効いて本当に美味しかったですヽ（●´▽｀●）ﾉ
普段お酒は飲まないのですが、メキシコ料理を食べるときは
どうしても本場のビールを飲んでしまいます(笑)
開拓中なのでおすすめのお店があればぜひ教えてください♬
タコスはもちろん、タコライスも大好きです！！
(蓮池)