緑屋通信2011年7月号

今年もインターンシップを採用します

インターンシップとは学生が一定期間、企業等の中で研修生として働き、就業体験を行える制度です。

弊社でもインターン生の受け入れを去年から行っており、今年も何名かのインターン生に就業体験をしていただくことを予定しています。

インターンシップのメリットとしましては企業と学校、学生との連携を深め情報交換を進める場になると共に、中小企業にとっては学生や学校などから理解・認知される良い好機となり長い目で見れば人材確保の面でメリットがあります。

また学生側からすると実際の仕事は職場を経験することで自己の職業適性や職業生活統計など職業選択について深く考える契機となり、実際の就職後の職業生活に対する適応力を高めることが出来るのです。

わずか数か月の職業体験とはいえ学生にとっては将来を左右する重大なものです。

私たちもその責任を噛みしめ、インターン生にとって将来の財産となる経験になりますよう取り組まなければなりません。

現場スタッフより

はじめまして。製袋加工(2Fフロア)責任者の中村といいます。

去年までアドヘヤ・グラシンテープの機械をまわしていましたが今は製袋フロアをまとめ、生産性と品質を上げるため日々勉強の毎日です。

普段の休日は外に出て買い物をしたり漫画が好きで最近は大人買いで全巻まとめて買ったりしています。
これからも皆様に喜んでいただけるような商品を提供できるように頑張っていきたいと思っています。

(中村)

加工レポート「ツメ抜き加工」

ご覧になったことがあると思います。病院や薬局、お寺や神社で。

頭(フタ)の部分がないため封入口が水平で、その1箇所が指をかけて口をひらきやすいよう、半円の形に切り取られた封筒(というより袋)です。

弊社でも月に数回このような袋をつくります。
製袋するのに苦労することはありませんが、紙を封筒の展開状態に抜く「エキセン」という工程で一手間かかります。
数種類ある刃型からお客様のご要望の大きさを選び(写真はそのうち2種類です)、専用の土台に取り付けたあと、エキセン台にセットします。

専用の樹脂板を直角になるように正確に取り付け、きれいな半円または、コの字に抜けるよう、刃の角度を微調整します。
手作業での位置合わせは、手間もかかりますが、そのかわり、抜く位置や角度にある程度自由がきき、きれいに抜くことができますので、よろしければ一度、弊社の爪抜きをお試しください。

今月のビビッ ~緑屋スタッフのニュースアンテナ~

凸版印刷、使用電力の抑制にむけ本格的な取り組みを開始

電力需要の逼迫が予想される夏を目前に控え、大手企業各社はこぞって使用電力の削減を目的とした自主的な取り組みを発表、実施している。
そんな中、凸版印刷は28日に、今夏の使用電力の抑制に向けた取り組みを本格的に開始すると発表した。
発表された取り組みによって同社は、政府が設定した使用制限値としている15%を上回る使用最大電力の抑制を実現するという。

主な取り組みとしては、対象管内の向上や営業拠点における不要照明の消灯やLED照明への切り替え、空調温度の28℃設定などが挙げられる。
まず、各営業拠点、研究拠点においては、トッパンコスモが販売している遮熱フィルム「ウィンドウフィルム」を対象管内のすべての営業拠点の窓へ導入することを決め、これによって空調不可を低減させ、約10%の電力を削減させることを目指す。

さらに、デスク周辺の照明として事務部門へ約200台のLEDスタンドを導入し、導入したフロアの照明電力を約10%削減する。
その他、ゴーヤや朝顔などのつる性植物を日射のある窓の外に這わせてカーテンとして活用し、室温の上昇を抑えるなどの取り組みも行っていく。

続いて各工場や物流拠点においては、各工場の一部ラインで他地域への生産移管や勤務シフトによる休日・夜間の稼働増強などを行い、生産への影響を最小限に抑えながら使用電力のピークカットを図る。
さらに、工場建屋への遮熱塗料の施行や出版・商業印刷物の生産5工場での社内輪番生産体制の構築など、様々な施策を行うことで、大幅な使用電力の抑制を目指す。

(財経新聞 2011年7月1日(金)より)

よもやま話

紙とモバイル端末

みなさんはどんな携帯電話を使用されていますでしょうか。

最近流行のスマートフォンでしょうか。ちなみに私はAndroid携帯です。

さて、なぜに携帯電話のお話かと言いますと、最近こういった電子端末が発達してきたことによってアナログな紙の存在に変化が現れてきているからなのです。

アイデア商品の「SHOT NOTE」をご存知でしょうか。最近流行のiPhone用のメモノートです。
私自身もそうなのですが、基本的に携帯電話のカメラの機能は気になったものを撮影することですぐにメモするという使い方しかほとんどしていません。

この「SHOT NOTE」にメモすると回りの余分なエリアを自動的に削除してくれてきれいにメモとして保存することは可能なのだそうです。
紙と電子端末はどちらかというと相対する位置にいるように感じていたのですが、スマートフォンでメモすることを意識した紙の存在はこれからの紙と電子の共存、コラボを予感させるものなのではないでしょうか。

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