封筒屋通信2014年11月号

緑屋紙工の経営理念

挑戦 常に興味をもって新しいことにチャレンジします

行動 いつかやると先延ばしにしてきたことをいまやると決心します

謙虚 自分に素直になり常に周りの人たちに感謝と謙虚な気持ちを忘れません

これは緑屋紙工の経営理念です。
新しいことにチャレンジする気持ちとそれを実行に移す行動力、そしてお客様や会社の仲間、家族や友人といった周囲の人々への感謝の気持ちをもって、日々業務に励んでいます。

タクセルの出来事(~封筒屋スタッフブログより~)

ミシンで封筒ができるかチャレンジしてみました

こんにちは、鳥山です。

ミシンで封筒が作成できるか?ということにチャレンジしてみました。
家庭用ミシンでチャレンジしたのですが、これがなかなか難しい。調子のいいときはまっすぐ縫えるのですが、ほつれやすくもあります。

また、布と違ってすぐ糸が絡まります。紙が固いとあけ口が開かないので、糸を縫う部分に折り目をつけたり、ほつれを直すほうがはるかに時間がかかりました。

10枚ぐらいチャレンジして1枚ぐらいしかキレイに出来ませんでした。
柔らかい紙を使用したりと工夫が必要だと思います。また何かチャレンジできたらと思います。

(記事セレクト:南)

封筒加工レポート…【チケット袋について】

今回はチケット袋について紹介します。
チケット袋とは、ご存知の通りコンサートや優待券のチケットを入れる横長の封筒のような袋です。

チケット袋は基本的にはカマス貼り(洋型封筒)の加工をする機械と同じものを使います。

しかし、封筒の形をするため、四隅を切り落とす時に使う刃は、カマス貼り用ではなくセンター貼り用に使う刃を使います。

通す機械はカマス貼りなのに、見た目は全然違う商品になります。

印刷の難しさを痛感(作品事例)

こんにちは。封筒屋どっとこむの福崎です。

当店では様々な紙を取り扱っているため、切っても切れない存在があります。
それが「印刷時の色味の誤差」です。

白い紙に印刷する時は特に問題がないのですが、色紙に印刷する時は紙色の影響を受けて、印刷色が変化してしまいます。
白い紙でも種類によっては紙がインクを吸い込んで、印刷色が暗くなったり、浅くなったりします。
例えば、「オレンジ色の紙+青色インク→グレー色の仕上がり」や「白い紙+金色→ただの黄土色」などなど、挙げればきりがありません。

今回のPICCOLO CR様のように濃いこげ茶色(未晒クラフト)の紙に印刷する際も要注意です。
印刷色が紙色の影響を受けてしまいます。

ただしこちらの案件ではお客様の印刷色のご指定が素晴らしく、色味はもとのインクから変わったものの、印刷色のピンク色がとてもかわいらしい仕上がりになっております。
ピンク色が綺麗に未晒クラフトになじんでいて、個人的には印刷色と紙色の奥深さを痛感した案件です。
(カラーでお見せできないのが心苦しいです。申し訳ございません。)

封筒屋では日々こういった案件を蓄積して、できるだけ色味の誤差をお見積時やご注文時にお伝えする様にしております。まだまだ至らない点がございますが、本機校正(料金加算あり)なども承っておりますので、疑問に思われましたら、一度当店までご相談下さい。

(またこの紙に印刷したら、こんな色味になったよという情報をお持ちの方がいらっしゃいましたら、教えていただけると大変嬉しいです。)

(福崎)

封筒屋のよもやま話

高級パンツ用の商品パッケージ封筒の作成

普段、何気なく使用している靴下や肌着などですが、最近ではそれらの専門店を見かけることがあります。

男性用の下着もその例外ではなく、百貨店などでもそういった専門店を見かけることがあります。
男性用のパンツなどは一般的なお店では簡易的なOPP袋で包装されているか、もしくはそのままの状態でお店に陳列されています。
ですが、専門店では商品1つ1つを紙でできたパッケージに入れていたりすることも珍しくはありません。

こういった紙の商品パッケージは、基本的には封筒と同じ構造のことが多いので封筒屋どっとこむでも作成することができます。
社用の封筒とは違い、商品を良く見せるために、パッケージの形状や印刷、紙の種類、そして窓の形や大きさなどにもこだわる必要があります。

高級パンツを選ぶ男性も、商品の色や手触りなども気にされるでしょう。
お客様が手に取ってくれるような商品パッケージにするにはいろいろな工夫が必要ですので、ぜひ封筒屋どっとこむにご相談ください。

(南)

編集後記

今月も封筒屋通信を最後までお読みいただき、誠に有難うございます。

今月から内容を少しリニューアルして、新たに編集後記を設けました。
編集担当の私 垣内が最近の出来事や感じたことなどを綴っていこうと思っております。

封筒屋通信もかれこれ4年ほど続いています。
最近になって編集長をやらせてもらって思うことは、本当によくこれだけ続いているなと思います。 

個人的なことですが、私も最近苦手なランニングが1ヶ月続けられています。続けられる理由のひとつに「お気に入りのランニングシューズを買ったこと」が言えます。
大阪中のスポーツショップを探し回った末に決めた、お気に入りの一足なので、履くだけでも楽しい気分になります。

仕事でも言えることですが、「道具を揃えてモチベーションを上げる」というのも、効果的だと実感しています。
たとえば私が今まで何度も挫折してきた”スケジュール帳をもつ習慣”も、気に入った仕様、カバー、それにスッキリ収まるペンや定規など、かなりこだわって選択したので、今でも愛用中です。

「続ける」為の工夫も楽しみながらしたいですね。

(垣内)

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