封筒屋通信2014年10月号

緑屋紙工の出来事

「事務所の改修工事」

先日、事務所の改修工事を行いました。

これまで事務所の奥に社長室があり壁で仕切られていたのですが、今回事務所と社長室の間の壁を取り壊しました。
これによって事務所が広くなると共に社長が事務所全体を常に見渡せるようになり今まで以上に仕事に身が入るというものです!\(*T▽T*)/♪

タクセルの出来事(~封筒屋スタッフブログより~)

以前製作した封筒の使用例としてお客様に写真を送って頂きました。

いろんな社会問題を「あそび」のチカラで解決したいと考え、人と共感しつながることができる「あそび」のチカラを、たくさんの人に伝えることを目的としているNPO団体様の封筒です。

その目的の一つとしてのトレーディングカードです。考古博物館に関する内容で、とても親しみやすいイラストです。

「ふんどくん」が目に焼き付いて離れません。

封筒加工レポート…【窓フィルムについて】

緑屋紙工の強みの一つが様々な窓加工が出来ること。
それはデザインだけでなく、フィルムの素材を幅広く対応できる点にもあります。

その中でも今回は特徴的なエコループとビオクリアの2つのフィルムをご紹介します。

エコループとは、従来のフィルム素材に比べ、性能はそのままに、リサイクル原料を50%以上使用している環境性をプラスしたフィルム素材。
もうひとつはビオクリアという植物由来原料で出来たフィルムです。こちらは最終的には水と二酸化炭素になるとてもエコなフィルムです。

年々、エコ対応の封筒のご相談も増えております。ご検討されている方はぜひ一度ご相談下さい。

「封筒だけじゃないんです」(作品事例)

こんにちは。封筒屋どっとこむの福崎です。

当店では製作の大部分を封筒が占めておりますが、中には睦海様の様に封筒の形状ではないものもご注文いただいております。

封筒加工は細かく分解すると、紙の仕入→印刷(表面加工)→紙を封筒の形状に抜く(抜き加工)→紙に窓フィルムを貼る(窓加工)→紙を折って糊留め(製袋)となりますので、この過程に含まれる加工は封筒の形状でなくてもお請けできる場合がございます。

睦海様のポケットフォルダーの形状は「抜き加工+紙を折って糊留め」の加工が組み合わさった形となります。
この様な形状はお客様から「こういった形できますか?」とご依頼いただく事が多いです。
作成可能かという点は見積段階で色々と確認を取りますので、出来るところに持っていく過程は見積担当の腕の見せ所です。

以前は少なかったこの様なご依頼も年を重ねるごとに増え、とても良い経験をさせていただいていると感じています。

今後も加工の経験を増やしつつ、この様なご提案にもお応えできればと思います。
こんな形状できるかな?と思われましたら、一度当店までお問い合わせ下さい。

(福崎)

オリジナル封筒 実寸サンプル作成サービス

既製品の封筒を使っているけれど、やっぱり会社やお店オリジナルの封筒が欲しい。

そんな風にお思いの方は少なくないのではないでしょうか。
しかし、いざオリジナル封筒を作るといっても、実際にイメージ通りの封筒が出来上がるのかどうか不安に思われる方も多いと思います。

既製サイズとは異なるサイズの場合でしたら内容物がきちんと納まるかどうかといった心配があるでしょうし、窓付き封筒にした場合には窓の位置と内容物とが上手くあっているかどうかという心配もありますよね。

そんなオリジナル封筒作成の際にぜひおすすめしたいのが、「オリジナル封筒 実寸サンプル作成サービス」です。
このサービスでは印刷に関しては行ってはいないものの、形や大きさ、窓の位置などがお分かり頂けるサンプルを作成してお客様にお送りしています。

ご確認後に本製作を行うという形になりますので、出来上がりがどのような状態になるのかを確認したいという方にぴったりのサービスです。
サービスは有料となってはいるものの、不安なくオリジナル封筒を作りたいという方には最適です。

オリジナル封筒をお作りになられる際にはお気軽にご利用ください。

(南)

よもやま話

印刷色と紙の組み合わせについて

これまでと同じデザインの封筒を作った際、それまで使用していた紙と異なる紙を使ったら微妙に色が違って見えた、ということがあります。

これには使用する紙の吸収性が大きく関係しています。
表面がコーティングされている塗工紙と呼ばれる紙の場合、インキがあまり吸収されずにそのまま表面で乾いて硬化しますので、元の色と印刷後の色とでさほど変化は感じられません。
それに対し表面がコーティングされていない非塗工紙と呼ばれる紙の場合は、塗工紙に比べて多くのインキが吸収されます。

また多少のにじみが起こることも影響し、本来よりも暗い色に見えたりくすんで見えたり、また濃く見えたりといった現象が起こります。
インキが紙に吸収される事は「インキの沈み」と言われており、この沈みから起こるのが「色の沈み」などと呼ばれる色の変化なのです。

そうした色の変化が起こらないようにするには、まずはインキの沈みの起こりにくい紙を使用するというのが一つの方法ですね。
また使用したい紙がインキの沈みの大きい紙の場合は、若干明るめの色を指定するなどしてみてはいかがでしょうか。

こうした印刷色と紙の組み合わせなど、オリジナル封筒を作成する際に分からない事がありましたら、お気軽にお問い合わせください。

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