封筒屋通信2019年7月号

コツコツと叩き続けて…【ハンマートーンGA】

いつもお世話になっております(/・ω・)/最近ソロキャンプに興味が出てきた高比良でございます!
と言いましても、今までキャンプすらまともにしたことがない高比良ですが…

動画サイトでひたすらキャンプ動画を見ているのできっと知識だけはあるはず…という勢いのもと夏にチャレンジしていきたいです(゜_゜>)

さてそんなキャンプでも使う「ハンマー」をモチーフにした紙を今回ご紹介いたします!

ハンマートーンGA 見本帳

「ハンマートーンGA」は前回ご紹介したサガンGAと同じ「T-EOS」シリーズの一つです。
槌で細かく表面を叩いたような優しい打ち付け模様が特徴のエンボス紙です。

豊富な50色の展開で、連量も80kg~210kg(1色のみ250kg)までラインナップが揃っており薄紙・厚紙のどちらの需要にもこたえることのできる汎用性があります。

デコボコのエンボスは文字や印刷の印影表現にも力を貸してくれるので平滑性のある紙に印刷するときと表情の違った演出が可能になっています。
サガンGA同様、パンフレットや書籍の装丁によく使われており、手に取る人の目に留まる仕上がりになるのではないしょうか。

今月のサンプル封筒~ミドりん達の夏休み~】

ハンマートーンGA サンプル封筒1

ハンマートーンGA サンプル封筒2

緑屋紙工のマスコットであるミドりん達に夏休みを!ということで海水浴封筒を作成いたしました!

編集長の蓮池が今回もデザインを行いまして、窓付き封筒と内封筒を重ねることでまた違った表情を見せてくれます。
エンボスの雰囲気が岩場のごつごつした感じや海の漣にも見えるところから海水浴をテーマにしております(=゚ω゚)ノ

別注封筒は内側にも印刷ができる特性がありますので、その辺もお伝えできれば幸いです!

さて暑い夏の始まりです!体調を崩すどころかフルパワーで夏を過ごしていきたい次第であります!
それでは来月号もよろしくお願いいたします!

(封筒工房 高比良)

封筒屋スタッフブログより

カマス貼り封筒、叺

画像のような封筒の貼り方をカマス貼りといいます。 …それで、”カマス”ってなに? 調べたら「ウィキペディア」に記事がありました。 底で二つ折りにして、両脇を閉じた藁袋のことを言うのですね。


この間テレビを見ていたら丁度この袋が登場いたしまして「あっ、カマスだ!」とついつい反応してしまいました。

別のスタッフも丁度同じ番組を見ておりましてテンション上がったけれど、ほかの人には理解されないと申しておりました。
ええ、全くその通りです。 そんな封筒屋さんあるあるのきっかけになったブログのご紹介です。

大分前の記事(2011年。。。)ですが、そこはご容赦下さい!

引用元ブログURL:かます。|封筒ふんとう日記
(コメント担当:封筒屋どっとこむ 福崎)

緑屋紙工の取り組み紹介[定位置化&機械改善]

今回は、おそらくココまでやっている製袋会社は少ないかも?!という取り組みを少しご紹介します。

5Sの取り組み例(緑屋紙工)

まず、左の写真にあるように弊社でも徐々に、5S活動として工具などを定位置化して、探す手間を減らす取り組みを進めています。

これがなかなか一筋縄ではいかない活動でして、やってみては 「これじゃないな…」とやり直しを繰り返す日々です。

そんな中でも、この場所の定位置化は2人の担当者がバババっとイメージ通りやり切ってしまった正解例の一つです。なかなか分かりやすく出来ていると思います。
が、右の写真をまじまじと見てもらうと、ごつい工具が多いのが分かりますか?

製袋する工程で、このような工具は一切使いません。

じゃあなぜ、こんな工具が揃えられているかというと、それは弊社の一部の熟練職人が機械を改造・修理するときに使うからなんです!

熟練職人でも出来ない部分は、もちろん業者さんにお願いしていますが、機械の理解度をより深めるためにも、作業者が自ら構造を確認して改造・修理していくんですね。

「ここはこうした方が作業が早くなるんじゃないか?」と思ったら、機械もプチ改造しちゃいます。
具体的な事例もご紹介したかったのですが、「そこはちょっと・・・」と取材拒否されちゃったのでいつかまたコソっと。

(品質管理課・喜瀬)

ちょっと小さい封筒(作品事例)

今回ご紹介させていただくのは「五光峯神社様」の白い封筒です。

封筒サイズは80×120mmです。

「五光峯神社様」の白い封筒

幅、高さ共に100mm前後の封筒は既製品では生産されておりませんので、よくオリジナル(オーダーメイド)にて作成いただくサイズでございます。

神社にお参りに行くとお守りなどを袋に入れて渡していただくのですが、既製品のサイズだと合わないものが多いように感じます。

元々封筒は書類を入れる用途として作成されており、既製品サイズのラインナップも書類(A4用紙、B5用紙など)のサイズを元に作られたものが多いです。

最近では品物を入れていただく機会が増え、個々の商品に見合ったサイズを作成させていただく事が多くなっているように感じます。
(あくまで個人の感想なのですが。)

封筒屋どっとこむでは様々なサイズに対応して作成いただく事が可能です。
このサイズは作成できるかな?などございましたら、お気軽にご連絡下さい。

(封筒屋どっとこむ 福崎)

封筒屋どっとこむ お客様の作品事例はこちら(300種類以上!)

~気になるトナリの封筒 ザ・ワールド~

日本の封筒

都市対抗野球大会記念封筒1

都市対抗野球大会記念封筒2

今回は昭和54年に発行された日本の封筒をご紹介します。

都市対抗野球大会の記念封筒です。この大会は夏に東京ドームで行われる社会人の野球大会です。
※今年は7月13日から開催。

あれ?秋じゃなかったっけ?と思ったのですが、秋は大阪ドームで行われる産業対抗の野球大会で、「社会人野球日本選手権」という名称です。
まとめると、社会人野球の大きな大会は2つあって、都市対抗野球のほうが歴史が長い分人気があるってことらしいです。

野球人気と会社の経営状況でチーム数は減りつつありますが、大会自体は毎年盛り上がりをみせています。
独特な応援が特に注目です。プロ野球や高校野球にはない「魅せる」が強調された応援です。


封筒に押されているスタンプの絵柄は黒獅子です。
古代バビロニアの壁に描かれたライオンがモデルで、百獣の王と黒色からイメージされる勇壮さから優勝旗に描かれています。

封筒は洋2サイズのダイヤ貼り。
一般の封筒によく使用されるケント紙で作成されております。

(封筒屋どっとこむ 鳥山)

編集後記

夏といえば、やはり鮫だと思うんです。
なかなかパンチの効いた出だしですが、蓮池が無類の鮫好きであることをご存知の方もいらっしゃいますか? ご存じでない方は是非この機会に頭の片隅にでも置いておいてください(笑)

さて、なぜ鮫が好きか。 もともとは人魚が好きで、リトルマーメイドのアリエルになりたいと思っていた幼少期ですが、おそらくジョーズという映画を観て、一目惚れしたのかもしれません。
(実はなぜ好きになっのたかよく覚えていないんです)

映画の内容や、時折流れるニュース等により“鮫は人を食べる、危険な生き物”というイメージが定着してしまってますが、人を食べてしまう子たちは全体の約1割ほどなんです。

私の夢は、いつか鮫と一緒に泳ぐことなんですが、小さな鮫と泳げる海なら、実際にあるようです。 (海外ですが…)
希望はホホジロザメなので、叶えない方がいいかもしれません…(笑)

ちなみにおすすめの鮫映画は「ディープ・ブルー」です。

(封筒屋どっとこむ 蓮池)

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