封筒で作る「ポチ袋サシェ」で暮らしに香りを添えませんか?

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封筒で作る「ポチ袋サシェ」で暮らしに香りを添えませんか?

 お正月のお年玉や、心付けを渡すときに活躍する「ポチ袋」。手のひらに収まる愛らしいサイズ感と、和紙の温かみ、そして思わず集めたくなるような多彩なデザインが魅力的ですよね。

 しかし、その用途から、一年のうち特定の時期しか使わなかったり、渡す相手がいなくて余らせてしまったり…なんてことはありませんか?「かわいいデザインだから、一度使っただけで捨てるのはもったいないな」と感じている方もいらっしゃるかもしれません。

 私たち「封筒屋どっとこむ」も、丹精込めて作られたポチ袋が、その役目を一度で終えてしまうのは少し寂しい気持ちがありました。

 そこで今回は、そんなポチ袋の新しい可能性をご提案します!それは、お金を入れるのではなく、「香り」を忍ばせる『ポチ袋サシェ』として活用するアイデアです。

 この記事を読み終える頃には、きっとあなたも引き出しの奥に眠っているポチ袋を、愛おしいインテリアアイテムとして生まれ変わらせたくなるはずです。

封筒でつくる「サシェ」はOEMやノベルティでも大人気です!

「サシェ」ってそもそも何?封筒・ポチ袋が最適な理由

サシェ

 「サシェ」という言葉、耳にしたことはあるけれど詳しくは知らない、という方もいらっしゃるかもしれませんね。

サシェ(sachet)は、フランス語で「香袋(においぶくろ)」を意味します。布製の小さな袋に、香りの良いドライハーブやスパイス、香料などを詰めて、クローゼットや引き出しの中に入れ、衣類などに香りを移して楽しむのが伝統的な使い方です。
その歴史は古く、古代ギリシャ・ローマ時代から防虫や芳香目的で使われていたと言われています。電気や化学的な芳香剤がなかった時代、人々は自然の恵みである植物の力を借りて、暮らしの中に心地よい香りを取り入れていたのです。

この伝統的なサシェを、もっと手軽に、そして現代のライフスタイルに合わせて楽しむ方法が「ポチ袋サシェ」です。

では、なぜ封筒・ポチ袋がサシェにぴったりなのでしょうか。その理由は大きく3つあります。

1.封筒の紙ならではの、ほのかな通気性

封筒サシェ
 布製のサシェは香りがダイレクトに広がりやすいですが、紙でできたポチ袋は、いわば天然のフィルターの役割を果たしてくれます。中に入れた香りを急激に放出せず、ゆっくりと、そしてふわりと優しく周囲に漂わせてくれるのです。強すぎる香りが苦手な方でも、心地よく感じられる絶妙な香り立ちを実現してくれます。

2.インテリアになるデザイン性の高さ、ポチ袋のサイズ感

サシェ
 封筒でつくる最大の魅力は、伝統的な和柄から、モダンでスタイリッシュなもの、動物や植物をモチーフにしたかわいらしいものまでデザインデータをつくれば、印刷の表現でさまざまなな雰囲気を表現できます。香りだけでなく、見た目にも楽しいインテリアアクセサリーとして活躍してくれます。また、ポチ袋のサイズ感がサシェとしてとても使いやすいサイズ感となっています。

3.布製よりも低コストで手軽

封筒で制作したサシェ
 サシェを手作りしようと思うと、「布を縫うのが面倒…」と感じるかもしれません。しかしポチ袋なら、すでに袋状になっているので、針も糸も不要!お好みの香りの素を入れて、シールやクリップで口を留めるだけで、あっという間に完成します。思い立ったその日に、誰でも簡単に作れるのが嬉しいポイントです。

小さな粒もこぼさない!種袋でつくる「サシェ」

種袋で制作したサシェ種袋で制作したサシェ

 「種袋」は封筒の両端を深く折り込むことで、穴が開くのを防ぎ、内容物がこぼれなくなる加工で、主に植物の種を封入する目的でご依頼いただくことが多い封筒です。
細かい粒状の香料を入れる「サシェ」の場合は、この種袋の仕様にすると、こぼれることなくご使用いただけます♩

火を使わない安心感。暮らしに寄り添うポチ袋サシェのメリット

アロマ

 封筒サシェがおすすめな理由は、手軽さやデザイン性だけではありません。現代の暮らしのちょっとした悩みに、寄り添ってくれる優しさがあります。
特に注目したいのが、「火を使わない」という安心感です。

「アロマキャンドルの香りを楽しみたくても、小さい子どもやペットがいるから火事や火傷が心配」

「うっかり火を消し忘れてしまうのが怖い」

「賃貸なので、壁や天井に匂いがつくのが気になる」

 封筒・ポチ袋サシェなら、火を一切使いません。そのため、場所を選ばず置いておくだけ・吊るしておくだけで、ほのかな香りを楽しむことができます。

例えば、こんなシーンで活躍します。

  • ベッドサイドに置いて、おやすみ前のリラックスタイムに
  • 玄関のシューズボックスに
  • オフィスのデスクの引き出しに、仕事の合間のリフレッシュに
  • 車のサンバイザーに挟んで、ナチュラルなカーフレグランスとして

封筒で作るサシェですので、素敵なデザインデータがあれば経済的に印刷できますし、穴をあけて吊り下げられる形にするのもありですね!

実践!今日から作れる「ポチ袋サシェ」の作り方

ポチ袋サシェ

 それでは、実際に封筒でサシェを作ってみましょう。作り方はとても簡単ですが、中に入れる「香りの素」によって、楽しみ方が広がります。ここでは、代表的な3つのパターンをご紹介します。

パターン1:ドライフラワー・ハーブで作る、見た目も華やかなサシェ

サシェにハーブ
 ハーブ専門店や雑貨店で手に入るドライフラワーやハーブを使えば、香りだけでなく見た目も美しいサシェが作れます。ポチ袋からちらりと覗く草花が、ナチュラルで優しい雰囲気を演出してくれます。 シールやマスキングテープで封をしたら完成です。

パターン2:アロマオイルで手軽に作る、本格アロマサシェ

サシェにアロマオイル
 お気に入りのアロマオイル(精油)を使えば、より本格的で多彩な香りのサシェが楽しめます。コットンやティッシュ数枚を丸めてポチ袋に入れ、そこにアロマオイルを2〜3滴垂らします。 ポチ袋に入れ、封をしたら完成です。香りが弱くなってきたら、再度オイルを垂らすことで繰り返し使えます。

パターン3:使いきれない香水や石鹸を再利用する、エコなサシェ

サシェに石鹸
 「買ったけれど、好みが変わって使わなくなった香水」や「頂き物の固形石鹸」はありませんか?そんなアイテムたちも、ポチ袋サシェとして生まれ変わらせることができます。 コットンに、香水を数プッシュ吹きかけ、少し乾かしてからポチ袋に入れます。固形石鹸の場合はカッターやピーラーで石鹸を薄く削り、それをポチ袋に入れます。ほのかで清潔感のある香りが、引き出しやリネン類にぴったりです。

OEMも可!オリジナル封筒の「ポチ袋サシェ」を作りませんか?

封筒で制作したサシェ

 今回は、封筒・ポチ袋の新しい使い方として「封筒・ポチ袋サシェ」をご紹介しました。

お気に入りの香りを入れてお部屋に飾ったり、大切な人への小さな贈り物にしたり。一枚の小さな紙袋が、私たちの暮らしをより豊かで、心安らぐものに変えてくれる可能性を秘めていることを、感じていただけたのではないでしょうか。
引き出しに眠っているポチ袋があったら、ぜひ、あなただけのサシェ作りを試してみてください。きっと、ふわりと漂う優しい香りに、心が和むのを感じられるはずです。

 そして、「もっとこだわって、オリジナルポチ袋でサシェを作りたい!」「OEMで製品化したい!」「ノベルティとして販促に喜ばれそう!」そう思われた方は、ぜひ封筒屋どっとこむにご相談ください。

 封筒屋どっとこむでは、お客様のお好きなデザイン、紙、サイズで、完全オリジナルのポチ袋を作成することが可能です。会社のロゴを入れてノベルティグッズとして配布したり、イベントの記念品として作成したり、個人の作家さんがご自身の作品として販売したりと、その用途は無限大です。

 特別なデザインで作ったポチ袋サシェは、きっと受け取った方の記憶に深く残る、素敵な香りのお守りになるでしょう。紙のプロフェッショナルとして、「作りたい」という想いを形にするお手伝いをさせていただきます。お気軽にご相談ください。

封筒作成について

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