封筒屋通信2019年8月号

【ブンペル】普通こそが特別。あなたに寄り添う紙

封筒屋通信をご覧いただき、誠にありがとうございます。
紙の紹介コーナーも担当させていただく事になりました福崎と申します。よろしくお願いいたします!

今月ご紹介させていただくのは「ブンペル」です。
ブンペルはざっくりとしたラフな質感で、手にすっとなじんでくれる紙です。
(結構、ずっと触っていられます。)

目をこらすと細かな繊維や古紙が含まれており、質感と相まってどこかレトロな感覚を思い起こさせてくれます。

お菓子のパッケージ、化粧品の紙袋、商品につける吊り札(タグ)など様々な仕様に対応できる厚みがそろっている事も魅力の一つです。

色味は薄いベージュから段ボールの様な濃い茶色まで素朴なお色が揃っており、ナチュラルテイストやレトロなデザインの場合は是非一度検討されてみてはいかがでしょうか。

ブンペル 見本帳

今月のサンプル封筒】

ブンペルで作成したポチ袋

ブンペルで作ったポチ袋サンプル

編集長の蓮池が、夏の要素をポチ袋にふんだんに詰め込みました。

データで見ると割とポップな色味だなと思っていたのですが、ブンペルに印刷するとどこか懐かしいイメージが漂いその差が面白かったです。

色はホワイト、厚みは四六判95kgです。サンプルをご希望の際はお気軽にご連絡下さい。

(封筒屋どっとこむ 福崎)

封筒屋スタッフブログより

ジャイアントパンダ

最近はどこの動物園・水族館も動物との直のふれあいを大事にしているので、今回行ったサファリパークもそういった点では珍しくないのですが、ここはなんと言っても「パンダ」がいる。しかも複数。


パンダは一見すると「きゃ~っ、可愛いvV」ってなると思うのですが、よくよく見ると仕草が何故あんなにおじさん臭いのか不思議になります。

(ブログ記事作成:鳥山 コメント:福崎)

緑屋紙工の取り組み紹介[定位置化&機械改善]

ポチ袋とプチ袋

前回、取材拒否をされてしまった機械の改造について「これなら記事にしてもええで」と何個かだけ事例を教えてもらいました!

「へぇ~、こんな工夫もあるんやなぁ~」という目線で読んでもらえればありがたいです。

弊社ではポチ袋よりもさらに小さな『プチ袋』という封筒を、手貼りではなく機械で貼っています。

おみくじや小さなお守り、5円玉など色んな物を入れて販促にも使われています。

では、こんな小さな封筒をどうやって機械で貼っているかというと、実は普通のポチ袋を製袋する機械を改造して、プチ袋用の装置を付けたんですね。

写真右の、この小さな隙間で封筒が貼られていくんです!

もともと機械にこのような機能は無かったので、社内で作っちゃったみたいです。
ちゃんと合うまで調整していくのはさぞかし大変だったと思います(;^ω^)

では、今回はこの辺で。他にもあるのでまた紹介します(^^)/

(品質管理課・喜瀬)

プチ袋用に作った治具

帯のデザイン(作品事例)

オシャレな洋形封筒1

オシャレな洋形封筒2

いつも封筒屋通信をご覧いただき、誠にありがとうございます。

お客様からお見積をご依頼いただく際、よく拝見するデザインの一つに封筒下部が塗りつぶされたものがございます。

今回ご紹介させていただきます「埼玉労災一人親方部会様」の様に下の端にぴったりまで色が入るデザインです。

色を帯状に入れますとやはり目立ちますし、たくさんある郵便物の中でも紛れにくくなります。
重要なお知らせを同封して封筒を送る際などはぴったりですね。

また封筒下半分を塗りつぶすデザインにしていただくと、封筒がツートンカラーの様に見えます。
おしゃれな感じを出したい際はおすすめの方法でもあります。

塗り潰しを利用したデザインは基本的にオリジナル製作(オーダーメイド)となる事が多いですが、既製品印刷にはないこだわりを相手の方に伝える
事ができます。

お見積は無料でお送りする事が可能でございますので、こういうデザインをしてみたいんだ、という際はお気軽にご連絡下さい。

(封筒屋どっとこむ 福崎)

封筒屋どっとこむ お客様の作品事例はこちら(300種類以上!)

~気になるトナリの封筒 ザ・ワールド~

イギリスの航空書簡

イギリスの航空書簡1

イギリスの航空書簡2

今回はイギリスの航空書簡の紹介です。

航空書簡とは封筒兼用の便箋で、郵便料金も印字されている海外に送る手紙。
文字を書くスペースはハガキよりも広く、既定の重さ以内なら写真なども入れられます。
追加料金を上乗せすれば、速達や書留扱いも可能です。

便箋として使用してから封筒形状にするため、糊代の3方向にアラビア糊加工がされています。

折目部分は目印として黒い線があり、普通の封筒では見られない仕様があります。

紙の厚みはぺらぺらです。普通の封筒とは異なり、便箋としての機能を損なわない為か表面、裏面にプラスして、内側に入る面があり、合計3面になっています。
かさばらないためにも紙の厚みを薄くしないといけないかと思います。

残念なのは、便箋として書くスペースが無地で、罫線的な文字を書くときの目安がないことです。
自由に書けるという意味合いでは、罫線がなくても良いのかもしれないですが、やっぱりあったほうが綺麗に書けるし、アイテムとして完成度は高い気がします。

サイズは封筒形状にした時で150mm×107mm。
色上質紙の青色に似た紙を使用しています。

(封筒屋どっとこむ 鳥山)

編集後記

蝉が鳴き始めると夏が来たなぁと思う方も多いと思います。
色んな鳴き声の蝉がいますが、大阪市内ではクマゼミが圧倒的な数なんですね。

ある日、仕事帰りに歩いていたら、歩道を横断する抜け殻状態の蝉を見つけました。

草や木がない、アスファルトを歩いていたので、気になって横断するまで見守っていました。(心の中で応援しながら)

ミドりんとタッくん

次の日には抜け殻ごといなくなっていて、元気に大人になれたのかな?と思って何気なく過ごしていたら、家を出てすぐの壁に、ぽつんと1匹の蝉が止まってたのです。(家はそこそこの階数にあるのでびっくりしました)
その子が抜け殻だった子かは分かりませんが、もしそうだったら良いな、という夏の小話でした(笑) 

(ツクツクボウシ推しの蓮池)

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