封筒屋通信2019年9月号

封筒屋通信2019年9月号

【新・星物語】夜空に瞬く星で紡ぐ、封筒の物語

封筒屋通信をご覧いただき、誠にありがとうございます!
まだまだ残暑の厳しい9月ですが、夏の星座が夜空に浮かんでいるのを見ると、この暑さが引くのも少し寂しい気がいたします。

さて、そんな今月にご紹介させていただくのは「新・星物語」です。

光にあたるとキラキラと反射を返し、まるで夜空に瞬く星のような印象を受ける、幻想的で美しい紙です。
キラキラした加工のある紙の中でも「新・星物語」は非常に上品で高級感のある雰囲気が特徴的ですね。

新・星物語 見本帳

本通信に使われている紙の色は「パウダー」という名前なのですが、光に照らされた時、やわらかい手触りの下地と相まってパウダースノーのような光が静かで美しく、大変魅力的なお色です。

また印刷や加工との相性も良く、色展開は20色、厚みも3段階と豊富なためオシャレな社用封筒から、パッケージ用封筒まで幅広い使用が可能です。
キラキラとした素地を活かしたデザインを行えば、さらにハイグレードな高級感も演出出来ます。

今月のサンプル封筒】

新星物語 サンプル封筒

今月の封筒サンプルは、カードやお札を入れるのにピッタリサイズのカマス封筒(ヨコ型封筒)です。

ショップカードを入れたり、特別な招待券、ミニレターを入れるのにも良いかもしれませんね。

印刷が無くても、紙表面にブレンドされたキラキラとした繊維がその特別感をしっかりと伝えてくれます( `ー´)ノ

他にはない高級感のある封筒作りや夜空の星を閉じ込めたような封筒作り、そして上質な雰囲気が欲しいパッケージ作りにも、是非一度「新・星物語」をご検討ください!

現場レポート…[製袋機とバランサー]

バランサー

暑い日が続いてますがバテていませんか?緑屋紙工は夏の暑さにも負けず、毎日封筒を作ってます!

では、今回も引き続き機械の改造についてご紹介したいと思います。

右の写真の機械は、角形A4サイズや角2サイズなど大きい封筒を製作する機械なので機械自体の大きさも他の機械よりも少し大きめなんです。

なので、ひとつのパーツを動かすのにもそれなりに腕力が必要で、男性でも何回も繰り返すと体力を浪費する作業となります。
ましてや、女性が作業するとなると大変です。

そこで、またまた弊社の製造部長は考えました。
「女性の力でも軽く上げ下げ出来る方法はないのか???」

そして、その時に作ったのが写真上部の大きなバランサーです。
このバランサーがあることで、大きなバーが女性でも軽く持ち上げられるようになりました。

初めてこれを見たとき「えっ!これ部長が作ったの!?」とビックリするくらい機械になじんでいました。
実際に持ち上げてみましたが本当に軽く持ち上がりましたよ^^

これからも緑屋の製造部長は工夫し続けます!また機会があればご紹介していきますね。

(品質管理課:喜瀬)

緑屋紙工がテレビに…!?

人間国宝

7月26日(金)に関西テレビの「よ~いドン!」という番組に弊社の社長と社長夫人が取り上げられました^^

弊社社長は、会社ではパーフェクト、でも家ではちょっとグダグダ。という体裁で紹介されていました(笑)

社長が鍋でラーメンを作ったあとは、鍋を洗ってもラーメンに張った卵がこびりついているという…
そんな社長に不満を持ちつつも、裏で支え続けている弊社の社長夫人が人間国宝に認定されました!

関西にお住まいの方ならご存知の人も多いと思うのですが、この「人間国宝」のシールを貰えるってかなりレアです。
取材されても絶対に貰える訳ではないんですよね。

番組内では、複雑なオーダーにも応える緑屋紙工のことや、IoT化の取り組みなどを紹介してくれるシーンもあって、会社の宣伝にもなったんじゃないかなと思います!

放映シーンの中に名刺サイズの封筒「名刺de封筒」が映るシーンがあり、円広志さんが「シャレてんなぁ」とつぶやいておられて、誇らしくなりました!

ちなみに放映後は番組をきっかけにお電話を5本以上頂きました。テレビの影響力ってすごいですね。

(上崎)

~気になるトナリの封筒 ザ・ワールド~

フィンランドの封筒

フィンランドの封筒(展開)

フィンランドの封筒

「郵便書簡」とは封筒兼用の便箋で、国内で利用する郵便サービスです。

以前ご紹介させて頂きましたイギリスの航空書簡と同様に糊代部分3方向にアラビア糊加工がされておりますが、違いがいくつか見受けられます。

裏側に便箋用の罫線が付いており、可愛い猫の絵柄付きです。
封筒形状にするときの折目に線を引いておらず、デザインの邪魔をしていません。
その線の代わりに折り筋が加工されています。

紙の厚みも丈夫で、マットコート系の紙質のため印刷が映えます。
全体的にデザイン性を考慮した作りになっていて、完成度が高めです。

少し気になったのは封筒に記載されている「SUOMI」。

調べたらフィンランドの事やスオミ語の事が出てきました。自国による呼称なので「Japan」「日本」と似たような使い方だと思います。

封筒として完成した時のサイズは178mm×116mm。糊代は後から加工になりますので、外貼りになります。

(封筒屋どっとこむ 鳥山)

編集後記

毎号封筒サンプルを作成するにあたり、サイズを決めたあと手貼りで作成してみてサイズ感など確認しているのですが、カードサイズの封筒を作製した際にほんの少しだけ余白ができたんですね。

関西人魂なのか、余白が勿体ない…!と思い、気付いたら名刺DE封筒を作成していました(笑)

キラキラした紙で小さい封筒を作成すると可愛さがぐっと増しますし、封筒の色によってはガラリと雰囲気が変わるので、入れるものであったり色んな使い方ができそうですねヾ(●・ω・●)ノワァーィ♪

また余白で封筒を作成しましたら、この編集後記で紹介したいと思います(笑) 

星物語-名刺de封筒

(封筒屋どっとこむ 蓮池)

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