通信×緑屋紙工!!第一弾「やまびこ奉書」
いつもお世話になっております。
12月に入社して1周年が経ちました!緑屋紙工の高比良です。
…なんの記念でもないですね(/ω\)
1年経っても皆様のお役に立てているか常に考えつつ行動していきたいと存じます。
実は…今月号から新しい企画を始めさせていただきます!
お気づきの方もいらっしゃると思いますが、ここ2ヵ月の封筒屋通信は紙質にこだわってきました。
もともとは在庫紙でオンデマンド印刷適性も含め皆様に発信する目論見でしたが…今回からは、この通信の紙と弊社緑屋紙工の加工サンブルをリンクさせ同じ紙での制作をしていきます!
第一弾は『やまびこ奉書』でポチ袋の制作です(=° ω °)ノ
竹尾様の「やまびこ奉書」は機械抄きした和紙で、伝統的な風合いを最大限に活かすことのできる使用になっていると感じます(。-`ω-)
表裏によってスムースとラフの質感の違いを実感でき、見ても触っても楽しめる紙になっています。
今回のポチ袋はラフ面を表にし、味のある仕上がりです。
そして、ポチ袋と言えばグッズやステーショナリーとしても大きく活躍する商材になってきました。
かく言う私もポチ袋を集めるコレクターの一人でもあります(緑屋紙工に努める前からなので筋金入りですね)
今回は和紙風の紙での作成にあたってポチ袋に仕上げれば可愛らしくなると思い提案の1つとしてご用意しました!
サンプルは弊社にお問合せいただければ、いつでもお送りいたしますのでお気軽にお問合せください。
今月号から毎月様々な特殊紙でのご提案をこの封筒屋通信で発信していきます!
紙好きの高比良には毎月が楽しみになっておりますので、このわくわく感を感じていただければ幸いです。
それでは引き続き封筒屋通信をよろしくお願いいたします。
(封筒工房[緑屋紙工] 高比良)
封筒屋スタッフブログより
ブログのネタ探しにチャリンコ旅行に行ってまいりました。
『止止呂比古売命神社』という普通に読めない長い名前の神社を発見しました。
意外な趣味が確認できる今回のブログ。(趣味はチャリンコ旅行でいんです!)
神社の名前を何と読むか、ブログにて合わせてご確認下さい!
(ブログ記事:田中 コメント担当:福崎)
加工レポート…縦型封筒をクローズアップ
◆封筒と言えばこの形!縦型の封筒
皆さんに封筒をイメージしてもらうと、縦に長いあの形を思い浮かべるでしょう。
縦型の封筒は、封筒の規格名でいうと、縦に長い「長形」比較的四角い「角型」に分類されます。
また規格はありませんが、小さいサイズは「ぽち袋」とされています。
◆お正月によく使われるぽち袋
ぽち袋は「お正月に使う封筒」をイメージしてもらえれば思い浮かぶアレです。
お正月の封筒なので、紙の素材には和風な趣きのある「和紙」が使われることもあります。
◆ぽち袋でも和紙でも機械作業が可能!
一般的に封筒業界では規格外となるぽち袋や、均一な仕上がりではない和紙は、機械での封筒製造が難しいため加工してくれない加工屋さんが多くなります。
緑屋紙工ではそのような加工でも「ぽち袋のテンプレート」「ぽち袋を貼れる機械と技術」をご用意しております。
お正月のぽち袋はもう間に合わないかもしれませんが、夏に向けて「落とし玉」ならぬ「お盆玉」用のぽち袋を計画してもいいかもしれませんね。
(石飛)
作品事例
一般社団法人10000日記念日 様
「窓の使い方」
いつも封筒屋通信をお読みいただき、誠にありがとうございます。
今回ご紹介するのは非常にユニークな窓付きポチ袋です。
1万円札を折って封筒の中に入れると10000の数字と福沢諭吉の顔が窓から見える仕組みになっています。
10000の数字が見える様になっているのは、10000日記念日様ならではですね。
窓は一般的に宛名を見せるためのものとされていますが、今回ご紹介するポチ袋の様にアイディア次第でユニークな商品へと変わりますし、パッケージ封筒で中身を見せるなんていう使い方も可能です。
四角の形状のみというイメージがございますが、窓の形状を変形させて封筒をお作りいただけます。
いろいろな可能性を秘めた窓付封筒でございますが、ご不明な点やお見積ご希望の際はお気軽にご連絡下さいませ。
(福崎)
※その他の作品事例はこちら
→お客様封筒デザイン集
今月のサンプル封筒
【未晒クラフト】
オシャレな封筒でよく見かける、「未晒クラフト」という紙を使用して窓付き封筒を作成しました。
いい感じの焦げ茶色で風合いがある紙です。
デザインが思い浮かばないけど、ちょっと見た目のいい封筒を作りたい時にとりあえずこの未晒クラフト紙を使って封筒を作れば、それだけでオシャレに見えてきます。
しかも焦げ茶色の紙なので、中身も透けにくく、またクラフト紙なので比較的丈夫なため、とても人気のある紙です。
未晒クラフトはクラフトパルプ(紙の原料、木の繊維)を漂白せずに作成された紙で、これを漂白すると黄色っぽい一般的な封筒で使用される「半晒クラフト」や、白色の「晒クラフト」になったりします。
未晒クラフト以外で焦げ茶色系の紙は他にエンボス加工された「D’CRAFT」、柔らかい印象のある「ブンペル」、表側は白色、裏側は焦げ茶色の「クラフトペーパーデュプレN」などあります。
サンプルご希望の際はお気軽にお問い合わせくださいませ。
(鳥山)
編集後期
今月も封筒屋通信を最後までお読みくださいまして、誠にありがとうございます。
新春1月号ということで、今年度より新企画として通信に使用している紙で加工サンプルも併せて製作し、紙の質感をよりお手に取ってみていただこうと目論んでおります。
加エサンプルにつきましてはお問い合わせ頂けましたら手放しで喜んだ後、お送りさせていただきます!
無地の紙サンプルもございますので、お気軽にお申し付けくださいませ。
さて、2017年もあっという間に過ぎ去り、2018年を迎えます。
皆様に役立つ情報をお届けするとともに心がほっと暖まるような、そんな通信を発信していきます。
本年度もどうぞよろしくお願い申し上げます。
(蓮池)