封筒屋通信2014年8月号

緑屋紙工の出来事

カマス製袋機のペンキ塗りと掃除

今月は小型カマス製袋機のペンキ塗りと掃除を行いました。

20年以上使っている機械ですので塗装も剥がれていましたが皆で協力して掃除、塗装を行うことで見違えるように綺麗になりました!
一つのことを皆でやり遂げることで、より一層チームワークが良くなるといいですね(^_^)/

タクセルの出来事(~封筒屋スタッフブログより~)

こんにちは、鳥山です。
当店の倉庫に置いてある在庫紙を近隣の幼稚園にお譲りしたのですが、いろいろ写真を送って頂きました。

写真は「敬老会」の行事で使用した装飾です。
左は「い」が入りきらず、またハネが逆側ですね。右は「う」が「ラ」、「い」が「ハ」になっていて園児らしい微笑ましい作品です。

こちらはブドウを紙で作っています。
実の大きさがバラバラな所なんか、子供ながらに作成に苦労しているな~と感じさせます。
昔も自分はこんな感じだったんだと思うと懐かしい気分です。

以上、生まれ変わった在庫紙をご紹介しました。
素敵な写真をたくさん頂けたので、幸せな気分です。また機会があればお譲りしたいと思います。

(記事セレクト:南)

封筒加工レポート…【ブックカバー】

先日、「ブックカバーを機械で貼れないか」という問い合わせがあり、早速ウチの製袋機で実験をしてみました。

最初はセッティングを変えてもうまく出来ず、あきらめかけましたが、普段触らない部分をいじったところ、何とか加工できました。

封筒の機械でブックカバーが出来るなんて、まだまだ製袋機の可能性を感じる案件でした。

封筒のイメージを左右する大事な要素(作品事例)

こんにちは。封筒屋どっとこむの福崎です。

先月は和紙についてご案内差し上げましたが、今月も紙についてご案内させていただきます。

封筒屋どっとこむでは基本的に紙による制限を設けておりません。(機械に通って製袋できればOK)
そのため様々な紙のご依頼をいただきます。一般的な紙からそれって紙名?という普段聞かない様なものまで多種多様です。

紙はお客様からご指定いただく事もありますが、当店から逆にご提案する事もあります。
今回ご紹介するLANIリゾーツ株式会社様の封筒も当店でご提案させていただいた紙を使用していただきました。

タントという細かな凹凸があり高級感がある紙です。
多色の紙なので変わった色味のご要望にお答えできる点も魅力です。高級感とイメージカラーを紙で表現した、美しい封筒に仕上がっています。

当店では例えば「カーキ色で質感が良い紙」「コーポレートカラーに近い色の紙」などご希望の仕様をお伝えいただきましたら、スタッフが紙を選んでご提示いたします。
(この時にできるだけ具体的に(色、質感、イメージ等)ご指示いただくと、ズレが少なくなります。)

封筒の紙で悩まれている際は、是非一度封筒屋どっとこむまでご連絡下さい。

(福崎)

封筒屋への問い合わせ

『「封筒 印刷 角1 全面デザイン」みたいな検索で御社に辿り着きました。表から裏に回り込んだデザインでベロにも画が入ります。紙を決めかねているのですが、白ベースで透けにくいほうが良いです。「ハーフトーン99ホワイト」はちょっとグレーっぽい紙ですか?自然な風合いで暖かめの白が良いのですが(アラベール:ホワイトのような紙)、透けも気になります。ちょっと漠然としていて申し訳ないのですが、何かご提案いただけるのであれば検討します。』

まず表から裏に回り込むデザインの場合、展開図状態で印刷してから封筒に仕上げる必要があるため、オーダーメイドとなります。

「ハーフトーン99」は内側がグレーがかっており透けにくさという点では優秀なのですが、暖かい白味とは言えません。
アラベールホワイトはやや落ち着いた白になりますが、困ったことに中身が多少透けてしまいます。

こういった場合は通常、「紙厚を厚くする」「内側に印刷をして判読防止する」といった方法をご提案していますが、「こだわりの白色+透けにくさ」という組み合わせは中々の難題です。

よもやま話

アストロブライトとは

目立つ封筒にするためにはデザインを工夫するということもそうですが、使用する紙自体を目立つものにするという事も有効です。
蛍光色の紙を使用するという事も効果的だと言えるでしょう。

ただ一般的な蛍光紙のような光沢をもつ紙の場合、通常のインクでは印刷が難しく、特殊なインクを使用しなければならないものもあります。

そのためオフセット印刷が難しいという難点があるのですが、その難点を克服したのがアストロブライトという蛍光紙です。

アストロブライトとは鮮やかなキャンディカラーの蛍光色と、滑らかな感触が特徴的な蛍光紙の事で、蛍光紙でありながらオフセット印刷が可能となっています。

レモンやオレンジ、グリーン、コーラルレッド、ストロングピンク、ライトピンクなどのカラーがあり、厚物と薄物の2連量が用意されていますので、封筒をはじめ様々な場面でご利用頂けます。

とにかく目立つ封筒を作りたい。そんな方はアストロブライトをご利用になってみてはいかがでしょうか。

(記事セレクト:南)

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