封筒屋通信2014年5月号

緑屋紙工の出来事

慰労会は戦場

封筒の製造では、毎年3月が繁忙期となっており、波のように押し寄せてくる注文をテキパキとこなしていきました。

社員一丸となってこの3月を乗り越えたご褒美に、会社から慰労会として焼肉食べ放題が振舞われました。
繁忙期の製造現場もまるで戦場なのですが、焼肉の取り合いはそれ以上の激しい戦場状態でした( ゚Д゚)

(辰巳)

タクセルの出来事(~封筒屋フェイスブックより~)

ななしのごんべえ

こんにちわ。お久しぶりの谷口です。

今日は封筒屋の新しい仲間を紹介します!
封筒屋のマスコットキャラクターのカエルちゃんです!

実はこの子人知れず悩みがありまして・・・(´・ω・`)ショボーン
皆様に聞いてほしいみたいです(*>ω<)

どうかこの子の悩みに応えてあげて下さい。
宜しくお願いします!!
※現在までに予想以上に多くの方が案を出してくれてまして・・・感謝です!決まりしだい報告します!

(記事セレクト:南)

封筒加工レポート…【ツメ抜き加工】

先日、写真のような封筒を加工しました。
フタのない封筒で、「ツメ抜き」と呼ばれる加工をしています。

よく神社でお守りやお札を入れたり、病院で薬を入れるのに使用される封筒で、封筒の口に半円の窓を開け、指先で開けやすくしています。
製袋では引っかかることなく、封筒に仕上げることができます。

この「ツメ抜き」は、エキセン(紙を封筒の展開状態に切る)の工程で、一度封筒の展開に切ってから、ツメ抜きをします。ですのでもう一工程増えます。

ツメ抜きの型は数種類ありますので、加工が必要なときは問い合わせ下さい。

「意外にない商品」(作品事例)

こんにちは。封筒屋どっとこむ、見積担当の福崎です。

当店では、「規格品の封筒の販売」と「オーダーメイドの封筒の作成」をしております。

そのため規格品にどの様な商品があって、どの様な商品がないのか、オーダーメイドで作成する必要があるのかという事を把握している必要があります。

その過程の中で私が意外に思ったのが、株式会社GOTTA様にご依頼いただいた「黒い封筒+窓付」の組み合わせです。
この組み合わせは規格品にはなく、オーダーメイドで作成する必要があります。

その他にも、赤い封筒や未晒クラフト(濃いこげ茶色)の窓付き封筒もありません。

規格品の窓付き封筒は、それほど一般的ではないものの、当店ではよく注文のある封筒のため、こういった商品が無い事が不思議でした。

あとは月謝袋でピンク色がなかったり、和紙で角2の封筒がなかったりする事も不思議です。(何ともマニアックなお話ですみません。)

ありそうなのにない規格品は多々あります。
そんな時に登場するのがオーダーメイドでの封筒作成です。

規格品にない仕様でもオーダーメイドでしたら作成可能です。ご希望の際はお見積だけでも作成可能ですので、一度ご連絡下さい。

(福崎)

封筒屋へのお問い合わせ

『クッション付き角2封筒の全面に印刷をした場合と、クッションと角2封筒別々で取り外せる形での作成は可能でしょうか?』

はい、可能です。
まず、全面への印刷につきましては、クッションを入れてしまった後では印刷方法および印刷範囲が限られてしまうので、まず封筒展開図の状態で全面に印刷をしたのちに、封筒状態へ加工します。
その後、袋状態にしたクッションを封筒の中に入れていきます。

封筒の中にクッションを固定するために糊付けすることは可能ですが、最近では分別のため、糊付けせずすぐに分別できるタイプが人気です。

また、封筒と袋状のクッションを別にして納品することも可能です。この場合、毎回クッションを封筒に入れる手間はありますが、クッションを入れない状態でも封筒を使用できるメリットがあります。

また、クッションを入れる工賃分、コストを抑えることもできます。
ちなみにクッション袋も自由なサイズで特注製作することが可能です。

(南)

よもやま話

抜き加工の種類

防水仕様にしたり強度を増したりと、紙には様々な加工の方法があります。
そんな加工の一つに、「抜き加工」というものがあります。

抜き加工とは具体的どんなものかというと、抜き型を紙に押し当てて”くり抜く”というもので、その名前からイメージされる通りの加工ですね。
星形やハート形にするといった外形はもちろん、ワンポイントとしてレース柄をくり抜くことも可能です。

そんな抜き加工の種類にはダイカット抜き・ビク抜き・ブッシュ抜き・レーザーカット抜き・トムソン抜き・ポンス抜きなどがあります。
これらの抜き加工の種類の中でも最も一般的なのはトムソン抜きです。
機械に「トムソン」という木製の抜き型をセットして抜くというもので、薄いものを抜くのに向いています。

本などの枚数の多いものを抜きたい場合にはブッシュ抜きやポンス抜き、繊細な模様を抜きたい場合はレーザーカット抜きが良いでしょう。
各種抜き加工にはそれぞれ得意・不得意がありますから、どのような抜き加工を行いたいかによってそれに合った種類を選ぶと良いですね。
このような抜き加工は、たとえば封筒の窓の形を一般的な四角ではなく別の形にする際などにも使われます。

弊社でも抜き加工を使用して様々なオリジナル封筒を作ることができますので、オーダーメイドでオリジナル封筒を作りたいという方は是非お気軽にお問合せ下さい。

(記事セレクト:南)

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