封筒屋通信2014年1月号

緑屋紙工の出来事

新しい加工

これまで製袋できなかった【厚さ130kg以上の厚さの洋型封筒】が製袋できるようになりました。

例えばメール便に使用するような封筒で、ミシン目を付けて作成することも可能です。

板紙での加工も、まずはお問い合わせください。

タクセルの出来事(~封筒屋スタッフブログより~)

封筒屋あるある

こんにちは。封筒屋どっとこむの福崎です。
今回はちょっとした封筒屋あるあるのご紹介です。

【その1 家に届く封筒の作りが気になる】

家に封筒が届くと、しげしげと観察します。
貼り合わせ、紙質、厚み、窓の大きさなど、見積をシュミレートしだします。当店では難しい加工の封筒が届いた場合何だかくやしい。

【その2 紙の銘柄や厚み、封筒のメーカーが分かるようになる】

紙を触ると、銘柄と厚みが頭の中に出てくるようになります。
また既製品封筒でも「このメーカーのものかな」の検討が付くようになるという。

普段、「〇〇さん(メーカー名が入ります)の所の封筒だ」と言うと、友達に驚きの声とともに若干ひかれます(経験済み)。
※ちなみにこのスキルは当店の「そのまんま封筒」というサービスにおいて、いかんなく発揮されます。

日々の生活では活躍の場があまりないのがたまに傷ですが、これからもそんなあるあるスキルにも磨きをかけつつ、より良いサービスをご提供出来るようにがんばっていきます!

(記事セレクト:南)

封筒加工レポート…【差込口のあるカマス封筒】

封筒に組み立ててみると、一見普通のカマス封筒のように見えますが、展開すると底の折り返しの先がVの字になっている形と、フタの先が少し飛び出したような形になっています。
底がVの字になったカマス封筒に加工すると、給紙(紙を機械へ送り込む)の時に一工夫必要です。

また、今回は差込口もあることから機械に引っ掛かり、破れや折れが発生する可能性もありましたので、慎重に作業しました。
不安もありましたが、上手く加工できたので次の自信につながりました。

(滝川)

テトラパックを作ってみよう!(作品事例)

こんにちは。封筒屋スタッフの福崎です。
今回ご紹介するのは佃煮屋さんのパッケージに使用されている「佃煮屋 中野」様の封筒です。

ロウ引き加工と佃煮屋さんのイメージが見事にマッチしていますし、何よりも印象的なのは、富士山の形を模したこの三角形の形ではないでしょうか。

今回は「余った封筒でテトラパックを作成しよう!」と第して特別編にてお送りします。

この形は一般的には「テトラ型」「テトラパック」と呼ばれ、テトラパック社がこの形の飲料用容器を販売していたことが由来のようです。
昔懐かしい、給食の牛乳容器を連想される方もいらっしゃるかもしれません。

一見すると作るのが難しそうですが、意外に簡単に作れます。
「テトラパック 作成」と検索して頂きますと、贈り物のパッケージに使用できそうな、かわいいラッピングの作り方も出てきます。

よろしければ一度作成してみて下さい。

(福崎)

封筒屋へのお問い合わせ(~お客様の声~)

『A4サイズの請求書発送が主な用途になります。現在は洋長3と角2の2種類を使用しており、会社ロゴ、社名、住所、TEL、FAX、URLが入っておりますが、今後は凸浮きあげなどを加え、全体的にオシャレでかっこいい封筒にしたいです。』

「社用封筒は最低限の情報が載っていればそれでいい」そうお考えの方は多いのではないでしょうか。
確かにそうかもしれませんが、毎月送られてくる請求書用の封筒が他社よりもオシャレだった場合、やはり受け取り側のその会社へのイメージは変わってくるかもしれません。
普段よく外部へ送られる封筒だからこそ、「ヨソイキの格好」をさせてあげてはいかがでしょうか。

もちろん、コストとの兼ね合いはあるかと思いますが、そこまでコストをかけずにオシャレ度を上げる方法もあります。
今回のようなお問い合わせは大歓迎です!ぜひ私たちにご相談ください!

(南)

よもやま話

白の箔押し印刷

様々なデザインの封筒を日々作成していますが、黒など濃い色の紙を使い、そこに白のインクで印刷してつくる封筒は根強い人気があります。
白い紙に印刷するのとはまた違った雰囲気になりますし、おしゃれな印象ですよね。

しかし通常の白のインクでは濃い色の紙に印刷した時に上手く色がのらない場合があります。せっかくのデザインが上手く再現できないのはもったいないですよね。

そこでおすすめしたいのが白の箔押し印刷です。
ホットスタンプやホットタンピングとも呼ばれる箔押しですが、具体的にどのようなものかというと、色彩がコーティングされたフィルム(箔)を使い、熱によりその色彩を素材に圧着させるというものです。
金色や銀色が使われた箔押し加工をよく目にするのではないでしょうか。

箔押し加工ではメタリックの光沢が表現できる事が最大の特徴ですので、金や銀といった色が使われることが多いのですが、白を使って箔押し印刷をすることで白のインクを使って印刷するよりもさらにくっきりときれいな白色を出すことが可能になります。

デザインをより忠実に再現し美しい封筒を作るために白の箔押し印刷を使ってみてはいかがでしょうか。

(記事セレクト:南)

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