【 朧げにたなびく春霞:江戸小染 かすみ 】
あけましておめでとうございます!
本年も紙と封筒の魅力をお伝えしつつ、加工の限界を攻めてまいります
ので、どうぞよろしくお願い申し上げます(`・ω・´)✨
2023年のスタートを切るのは
「江戸小染 かすみ」でございます!
こちらの紙は日本の伝統的な型染め”江戸小紋”の柄を
もとに作られた、春の昼時にたなびく霞を
エンボスで表現した和風の紙です。
霞模様のエンボスは仄かに加工されているため、
無地でも上品な仕上がりになります。
ベタ印刷をすることで立体感を演出できますので
雰囲気の違いも楽しめます。
封筒の他に、招待状などのカードや本の表紙および
遊び紙などによく使用されています。
※加工の際には紙の目に注意する必要がございます。
🎍今月の封筒サンプル🐇
今月は2種類のデザインでポチ袋を作成いたしました。
霞模様を損なわないように、デザインは控えめにしましたが、
1つはさりげなくフタと底をベタ印刷してみました(*´ω`*)
印刷の色もお正月ということで、2色に絞ってシンプルに。
スペースを空けているので宛名やメッセージを書くことも可能です!
エンボス紙は加工の際に向きが非常に重要になります。
「この向きで作りたい!」「こんな凹凸のある紙で封筒を作りたい!」という声にもお応えしますので、お気軽にお申し付けくださいませ!
(蓮池)
▼現場レポート
[ポチ袋の加工について]
お正月の風物詩であるお年玉。そのお年玉を入れるポチ袋を日々生産しています。
12月となれば量産体制に入ります。
様々なデザインが施されたポチ袋を拝見すると、お客様の思い入れを感じます。
サイズが64mmx97mmと小さいため、機械設定は一般的な封筒に比べると難しいです。
成形部分ではエアー吸引とゴムローラーで紙を送っていくのですが、
小さいため吸引できる面積が少ないので不安定になり、封筒が傾いてしまいます。
その傾きを修正する調整が難しいのです。
更にコート紙となれば滑りやすく、その事象が顕著になります。
あと検品作業もサイズが小さいために熟練経験が必要です。
弊社ではポチ袋の生産対応が可能な機械が3台もありますので、量産が可能です。
また熟練作業員も数多く在籍しています。ポチ袋のご用命をお待ちしております。
(緑屋紙工 製造部:江口)
気になるトナリの封筒
スイスの封筒
今回ご紹介するのはスイスの封筒です。
2000年発行の封筒なので状態は
とても良く、写真には写っていないですが、
アラビア糊がキレイに加工されています。
サイズは200mmx140mmの
カマス貼りで少し大きく感じます。
切手が右側にありますが、
4枚まとめてまわりの台紙ごと貼られており、
こちらの切手はスイス国内の展示会で
発行された記念切手です。
ザンクトガレンの消印が押されていますが、スイス東部の中心都市で
標高が700メートルの場所に位置します。
ドイツ語圏の都市で「ザンクトガレン修道院」が一番の観光名所。
その中にスイス最古の図書館があり、蔵書数は約16万冊ほどあるらしいです。
スイスと日本での関りで一つ上げるとすると、「ネスレ」という食品・飲料会社が有名ですね。
「ネスカフェゴールドブレンド」とスラスラと口に出せるぐらい私にとってはなじみ深いです。
(鳥山)
【 *+*+*新春プレゼント企画*+*+* 】
封筒屋通信をご覧いただきまして誠にありがとうございます!
2023年を迎えたということで、いつもご愛読いただいている皆様に感謝の気持ちをお届けするべく
なんとなんと、今回は初の試みの「プレゼント企画」を実施したいと思いますヽ(*´▽`*)ノ♬
今回、プレゼントさせていただくのは密かに作成していた【 封筒屋さんの紙見本帳 】でございます!
当店でよく使用いただく一般紙をベースに、和紙や色紙、特殊紙なども詰め込んだとっておきの1冊を
抽選で20名様にプレゼントいたします(/・ω・)/⌒*☆
応募方法は、左のQRコードの先のアンケートに
お答えいただくだけです!
通信の感想をたくさん書いていただけると
編集長が涙を流して大喜びします(´ぅω;`)
こんな紙や封筒、加工が見たい、
こんな企画をやってほしいなどのご要望や、
その他お気付きの点などがあれば
是非お聞かせくださいませ!!
留め具はねじ式になっておりますので、取り外しが可能でございます。
※紙ごとに名前や厚みを記載しておりませんので、取り外す際はくれぐれもご注意くださいませ⚠
なお、この見本帳のサイズ感、どこかで見覚えがございませんか・・・?
そうです!なんと、この通信の左下の部分!こちらを切り取って穴を開けていただければ
見本帳にどんどん足していけるのです(*`・∀・´)★
今までお送りしている通信を見本帳としてファイリングいただけます!
通信の用紙には紙名と厚みを記載しているのでいつで も確認できますよ♬
応募期間は【 2月1日(火) 】までとさせていただきますm(_ _)m
ギリギリに到着してしまった方は申し訳ございません…。
皆さまのご応募、心からお待ち致しております!!!
(封筒屋通信編集長)
編集後記
今月も封筒屋通信をお読みいただきありがとうございます!
昨年は目標を決めて、それに向かって前進し続けて来ました。
頑張れば頑張っただけ結果が出るというのを実感しつつ、
立ち止まらず進み続けて、維持し続けることも意識しました。
まだまだ新しい発見があるのでこれからも精進してまいります!
今年は封筒屋通信ももっともっと読み応えのある素晴らしいものにしていくとともに、
編集長の個人的な目標はやはり、「いろんな種類の鮫に会いに行く」でございます(((o(*゚▽゚*)o)))♡
もちろんゴールは愛するホホジロザメです!!!
(蓮池)