グラシン紙を使用した封筒についてご紹介

　グラシン紙とは、トレーシングペーパーやクッキングペーパーなどに使われている、半透明で表面をツルツルに仕上げた薄い紙です。その名前の由来は「ガラスのような」という意味の「glassine」からだそうですよ。
グラシン紙という素材の魅力は、その半透明な美しさにあります。まるでベールをかけたように、中身をぼんやりと浮かび上がらせるその独特の風合いは、見る人に幻想的な雰囲気を醸し出し、上品で落ち着いた印象を与えます。
また、耐水性や耐油性といった実用的な側面も持ち合わせているため、食品包装など幅広い分野で活用されてきました。最近は見かけることも少なくなりましたが、かつて文庫本は、カバーの代わりにグラシン紙に包まれていました。今でも古本屋さんなどで見かけることもあるかと思います。汚れや日焼けなどから大切な本を守ってくれますので、ぜひ一度お試しください♪

　封筒でグラシン紙というと、窓加工に使用されているのを見かけた事がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。半透明のグラシン紙で作られた窓付封筒は、その特徴を最大限に活かした、魅力あふれるアイテムとなります！透けて中身が見えるのがとても可愛いんですよ♪中身がぼんやり透けて見えることで、封入物をより一層引き立て、贈り主の想いを繊細に伝えることができます。
中身を完全に隠したい場合などには不向きかもしれませんが、かすかに透けるレトロな風合いがとても人気です。透明ではなく、半透明であるという点が、見る人に上品で落ち着いた印象を与え、特別感も演出します。また手触りにシャリ感を感じるのも素敵ですよね。
窓加工にグラシン紙をお考えの際は、お気軽に当店までご相談ください。

　近年、環境問題への関心が高まる中、グラシン紙の窓付き封筒は、サステナブルな選択肢として注目を集めています。
　一般的な窓付き封筒のフィルムは「セロファン」です。グラシン紙で作る窓はセロファンに比べると透明度は低いものの、封筒をそのまま紙ごみとしてリサイクルできるため、環境負荷を大幅に低減することができます。環境問題に関心が高い企業様が増えている近年、大変注目されています。
　「窓封筒の窓部分をグラシン紙に変えてみたい」「グラシン紙に変えてどれくらい文字が見えるか確かめてみたい」というご要望があればいつでもご相談ください。

　グラシン紙は、封筒として使用するだけではなく、袋型のパッケージにも人気です。ドライフラワーやハーブなど、自然素材を使った商品を包装する際に、グラシン紙の透け感が商品の美しさを際立たせます。アンティークでレトロな風合いのある紙質は、雑貨屋さんなどでも人気を集めています。小さなアクセサリーやボタン、シール、海外の切手などをまとめてセットで販売する場合にも、グラシン紙のパッケージは、商品の価値を更に高める効果が期待できますよ♪

　グラシン紙は、その薄さや滑らかな表面など、加工が大変難しい素材として知られています。しかし、封筒屋どっとこむでは、長年の経験と高い技術力により、さまざまな種類のグラシン紙を使った封筒の製作に対応しています。既製品への印刷はもちろん、セミオーダーやフルオーダーメイドまで、お客様のご要望に合わせて、オリジナルのグラシン封筒を作成いたします。
グラシン封筒は、ただ物を包むだけの存在ではありません。贈り主の想いや商品の魅力を最大限に引き出し、受け取った人に感動を与える、特別なアイテムです。封筒屋どっとこむでは、お客様の大切な想いを形にするお手伝いをさせていただきます。グラシン封筒の可能性を最大限に引き出し、御社のブランドや商品をさらに魅力的に演出してみませんか？
環境の事を考えたグラシン紙の封筒や平袋、パッケージをお考えの際には、封筒専門店の「封筒屋どっとこむ」にお任せください。