封筒屋通信2014年2月号

緑屋紙工の出来事

印刷業界の展示会

新年を迎えまして、例年にない寒さが続いておりますが皆様いかがお過ごしでしょうか。
風邪が流行っており、体調をくずしがちの時期でありますがお気をつけください。
(私もお正月休み中に体調をくずしてしまい、2日ほど寝込んでおりました…)

さて、今年も印刷業界の展示会「モトヤコラボレーションフェア」に出展させていただくことになりました。

今回はこれまでのコラボレーションフェアで展示しておりました内容の他に、新しい加工やサービスをご紹介したいと思っております。

業務ご繁忙の折から誠に恐縮ではございますが、お近くにお寄りの際は是非お立ち寄り頂ければと存じます。

(辰巳)

タクセルの出来事(~封筒屋スタッフブログより~)

AR付き年賀状

今年のタクセルの年賀状は、一風変わった趣向を凝らしてみました。「AR」付きの年賀状です。
スマートフォンで馬の画像を映すと、タクセルのスタッフが踊りまくっている動画が見られるというものです。
お粗末なものではありますが、普段事務所にこもっているスタッフ数人の顔をお見せできる内容の企画にしました。

本当は3Dキャラが浮き上がるような、もっと凝ったものをしたかったのですが、昨年の暮れはちょっとバタついてできなかったもので、来年の楽しみにしていただければと思います。

こんな感じで、本年も面白い企画・サービスをどんどん打ち出していこうと思っていますので、皆様どうぞお付き合いくださいませ。

(記事セレクト:南)

封筒加工レポート…【大型カマスチケット封筒】

先日、写真のような巾270mm×天地170mmに対してフタのサイズが160mmと、フタで一面が隠れるチケット封筒のような商品を加工しました。
このサイズでは、通常の封筒を貼る機械では大きすぎて通らず、大型の封筒が貼れる機械で作業をします。

製袋ではあまり問題はないのですが、前工程のエキセン(封筒の展開状態で切り抜く)作業で一工夫します。
まず、通常のカマス封筒の刃では、フタが大きすぎて封筒の展開図に切り抜くことができないので、大きいサイズに対応している別の刃に取り替えます。
次に、フタの先の両サイドをできるだけ巾に近い寸法にするため、刃の角度を調整しますが、これにかなりの時間を要します。
ここまでキッチリ合えば、あとは切り抜く作業だけですが、大きめの封筒はズレやすいので慎重に作業します。

形がキレイに切り抜けると気持ちがいいです。

(滝川)

「意外にできそうなのですが・・・」(作品事例)

こんにちは。封筒屋スタッフの福崎です。

封筒印刷には大きく分けて、二つの作成方法があります。
一つは既に完成している”既製品封筒”を利用する場合と、もう一つは紙を仕入れて一から封筒を作成する”特注製作”です。

既製品封筒を選んだ際、意外にできないのが、株式会社協和ハウス様の様に封筒の底まで印刷があるデザインです。
既製品印刷ですと、基本的にこの底の部分を固定して印刷機に通しますので、どうしても底に印刷する事ができません。

特注製作ですとシートの状態で印刷してから封筒の形にしていきますので、封筒裏面に回りこむデザインや、広範囲のベタ印刷も可能です。
よりご希望のデザインで封筒を作成する事ができます。

自分が思い描いているデザインが可能なのか、金額がどれくらいかかるのか、封筒作成の際、疑問に思われている点はお客様ごとに異なります。
データを拝見したり、お見積を無料で作成したりという事も可能ですので、是非一度お気軽にご連絡下さい。

(福崎)

封筒屋へのお問い合わせ(~お客様の声~)

『マジックテープ付き封筒を作っていただきたいのですが、A4の用紙三つ折りか四つ折りが入る大きさで、ある程度しっかりした質感のものが希望です。』

マジックテープ付きの封筒、ちょくちょくご依頼いただきます。
今回ご依頼いただいたお客様の場合、お金を入れられるとのことで、何度も使用でき、かつ中身が飛び出ない仕様がご希望でした。

マジックテープで止めるので、開閉する際のフタ部分への負担は大きく、既製品でよく使用されているような通常の紙厚ではすぐにヘタってしまいます。
しっかりした紙質・紙厚での特注製作がオススメです。

また、フタの端から端までマジックテープを加工すると、紙が柔らかいため開けにくくなります。そのため、フタの中央にのみ加工するのが一般的です。

(南)

よもやま話

レコード用のジャケット袋の作成

今は音楽を聴くとなるとCDではなくネット配信のものをダウンロードして聴くという方も少なくないかもしれません。
置き場所に困る心配もありませんし、クリック一つですぐに聴く事ができて便利ですよね。

しかしそんな時代であってもレコードを愛されている方はまだまだいらっしゃるのではないでしょうか。
そういった方の中には中古レコード店で購入するなどしてご自宅に古いレコードを沢山お持ちの方もいらっしゃるでしょう。

ただ中古レコードの場合、中にはジャケット袋がないというものもありますよね。
ジャケット袋がなければ保管の際に困りますが、レコード用のジャケット袋はなかなか売っていませんしどうすればいいのかお悩みの方も少なくないでしょう。

そこでレコード用のジャケット袋なければいっそ自分作成してしまう、というのはいかがでしょうか?
大量にレコードをお持ちの方はご自分用に作るのも良いですし、愛好家で集まって作ったり、レコード店でお店オリジナルのものを作るというのもおすすめです。

(記事セレクト:南)

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