木型(抜き型)の工場見学
みなさん、こんにちは。緑屋紙工営業部の杉本です。
先月は、木型工場への見学・スクールに参加し、木型が作製されるまでの工程を勉強させて頂きました。
残念ながら写真撮影が禁止だったため写真は掲載できません。ご了承ください。
木型工場の中は1フロアで収まっており、各工程ごとの部屋に分かれて作業の順番がしっかりと決まっています。
作業の順番としては1~11工程に分かれています。
1.設計→2.レーザー加工→3.刃物加工→4.CAD面/ブランキング加工→5.ゴム加工→6.落丁/ブランキング加工→7.罫線加工→8.仕上げ→9.試作品確認→10.品質検査→11.出荷
という順番で作業をします。
仕上がったものは必ず確認をし、検査します。
厳しい検査をしてようやく出荷となるのですが、10の段階でお客様からの修正や変更、加工の追加なども可能だそうです。
工場を見学して感じたことは、工場内がとても綺麗で道具や物が綺麗に並んでおり、仕事がしやすい環境が十分に整っていました。
なかでも驚いたことは「床」です。
ハンドリフトやパレットなどを使用しているにも関わらず、まるで新品のようなきれいな状態でした。
今回見学させて頂き、改めて感じたことは、直接関わっている業種としてもそうですが、見習わなければいけない部分が多々あったと思います。
ただ木型の見学に行くだけでなく、働き方や作業の進め方、詳細に知ることは不可能ですが目で見て感じること「もっとこうすればよくなる」といったことを自分の会社で進んで実践してきたいと思う一日でもあり木型工場の技術力の高さ、日本人の繊細さに改めて驚かされるすごく刺激的な日になりました。
(緑屋紙工[封筒工房] 営業部 杉本)
「力作です!!」(封筒屋スタッフブログ)
封筒屋ブログを書くことになり、「そうだ、ジャック・オー・ランタンを作って載せよう!」と思い立った時にはすでにミニカボチャを購入していました。(‘ω’)
という訳で、事務・進行担当の蓮池がジャック・オー・ランタンを作ってしまいました。
手乗りサイズでとても可愛らしく仕上がりました!
非常に良いできで、スタッフにも大変好評でした(^.^)
封筒加工「シート印刷」
シート印刷について紹介します。
封筒の展開寸法を断裁して、シートに印刷します。
頭ベタと裏地紋の印刷をする場合は展開寸法を大き目に断裁して印刷します。
印刷した後に外側を断裁することによって、頭ベタと裏地紋の印刷が可能になります。
(製造部 富永)
マチ付きの既製品印刷(作品事例)
こんにちは。封筒屋どっとこむの福崎です。
厚みがある封筒(紙袋のような形状)をマチ付き封筒と呼びます。
基本的にマチがない封筒は厚みがあるものを入れる点では適しておらず、封がしにくかったり、最悪の場合破損して中身が飛び出てしまうこともあります。
厚みがあるものを入れる際は、マチ付き封筒が大変便利です。
ただし、このマチ付き封筒、マチの部分を機械で加工することが難しく、手内職や木型製作の工程が発生するため割高になることが多いです。
枚数が少ない時は、既製品の購入をお勧めしております。
既製のマチ付き封筒印刷は対応していらっしゃらない印刷所も多くありますが、封筒屋どっとこむでは既製の印刷にも対応しております。
今回ご紹介する企画デザイン事務所KZ1様のマチ付き封筒も既製品の状態で印刷させて頂いたものです。
既製品のマチ付き封筒は紙が重なっている部分(マチ部分)やフタ、封筒裏面は印刷不可なので、通常の封筒よりも印刷できない面が多いですが、オーダーメイドと比べますとコストを抑えることが可能です。
オーダーメイドでは割高で手が出ないという場合やとりあえず入り用になったので、100枚だけ試しに注文したいという場合にオススメです。
ご希望の際は無料でお見積りをいたしますので、お気軽にご連絡下さい。
(封筒屋どっとこむ 福崎)
マイナンバー対応の封筒も加工します
近頃はニュースなどで頻繁にマイナンバーの話題が上がりますが、日常生活の中でも様々な場面でマイナンバーを記入する必要が出てきます。
その一つが扶養控除申告書です。
しかし、マイナンバーは必要もなく他人に知られてはならないものです。
そのため、扶養控除申告書用の封筒もマイナンバー対応のものを用意しなければなりません。
封筒屋どっとこむでは、既製封筒への印刷のほか、用途や内容物に合わせた様々な大きさや形、素材、加工などのオリジナル封筒をオーダーメイドでお作りしています。
また多種多様な封筒も用意しており、マイナンバー対応の扶養控除申告書用封筒も取り扱っております。
編集後記
今月も封筒屋通信を最後までお読み頂き、誠にありがとうございます。
季節はすっかり冬を迎え、寒い日が続きますね。
日中は比較的過ごしやすい気温ではございますが、朝晩の身も凍る寒さには何年経っても敵いそうにありません。
家にコタツがあれば、きっと丸くなって寝ていることでしょう。
さて、今年も残すところあと1ヵ月となりました。
7月から封筒屋通信の編集担当をさせて頂いておりますが、時の流れというのは本当にあっという間に感じますね。
この封筒屋通信が読みやすく、また、為になるものとして皆様のお手元に届いておりますでしょうか。
まだまだ未熟者ですが、よりよい情報をお届けできるよう精進して参ります。
来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
(封筒屋どっとこむ 蓮池)