封筒屋通信2015年5月号

封筒屋通信2015年5月号

緑屋紙工

名刺DE封筒

皆さんは今まで貰った名刺で記憶に残っているものはありますか?

私がおすすめなのが、封筒型の名刺”名刺DE封筒”です。
そのデザインが話のネタになることはもちろん、中に自社の概要や自己紹介を書いたカードも入れられるため、”私はこんなことが出来る”というアピールも出来ます。

タクセルの出来事 封筒屋フェイスブックより

最近お休みさせていただいていた、メールマガジンを再開しました!
更に封筒についてのお役立ち情報をお届けできるよう、月に1回程度発行させていただきます。

メルマガには封筒屋通信のカラーヴァージョンもリンクしているのですが、4月に配信させていただいた際は、多くのお客様にご覧いただけたとのこと、ありがとうございます。

メルマガ編集長があれやこれやと苦心して書いておりますので、一度目を通していただけると幸いです。

※配信停止ご希望のお客様は大変恐れ入りますが、メールが届いた際に解除リンクから配信停止していただきますよう、お願い申し上げます。

封筒加工レポート エキセン抜き(スミ抜)

封筒1丁寸法に小断ちしたシートの4スミを切り落とすことで封筒の展開状態になります。

この際、封筒の貼り方に合わせてカマス、サイド貼り、中貼りなど抜き型を変えます。
刃の間隔を調整出来ますので同じ型であらゆる封筒サイズに抜くことが出来ます。
紙を重ねて抜くためトムソンに比べ0.5mm前後の寸法誤差が起こり得ますが型代が不要で、小ロットの抜きでトムソンに比べコストを抑えられます。

エキセン抜き

作品事例

こんにちは封筒屋どっとこむの福崎です。

「封筒に加工できる紙はどれくらい種類があるんですか?」
というご質問をよく頂戴します。

製袋機に通る厚みで、糊が付けば基本的には封筒加工を承っています。
模様が付いている紙や光沢がある特殊な紙でも封筒を作成する事が可能です。

特に光沢紙は糊が付くかどうかの確認や加工時に傷がつきやすかったりと、手間やデメリットの部分もありますが、その輝きが放つ存在感は群を抜いています。

封筒というと一般的には光沢がない、マットな質感を想像される方が多いです。

スタードリームの封筒1

スタードリームの封筒2

今回ご紹介する株式会社XEED様の封筒もスタードリームという光沢紙を使用しています。
落ち着いたメタリック調の紙で、あまりぎらぎらした印象がないため、高級感もあります。

普段使いするにはおしゃれすぎるかもしれませんが、特別なシーンで使用する封筒としてはぴったりです。

封筒屋どっとこむではこのような特殊な紙での製作も承っておりますので、ご希望の紙がある際は一度お問い合わせください。
(封筒屋どっとこむ 福崎)

封筒屋のよもやま話

封筒屋様々なお店でパッケージ袋としても利用されており、封筒専門店封筒屋どっとこむでも多くのパッケージ袋のご注文を数多くいただいております。
パッケージ袋と言っても、厚みのあるものを入れるのであればマチを付けたり、中身が見えるように窓を付けたり、どんなものを入れるかでその形や大きさ、素材、加工など様々です。

では靴下を入れるパッケージ袋の場合、どのような形が良いのでしょうか?

靴下にも様々なものがありますが、長さや素材によっては折り畳むとかなり厚みがでるものもありますから、マチ付き封筒にするのが良いでしょう。
また全体の色合いや柄など分かりやすいよう、大きめの窓を付けることも重要です。

さらに靴下を入れるマチ付き封筒の場合、実際にその手触りを確認できるように大きめの窓とは別に小さな窓を付けるようにすると良いでしょう。
透明のフィルムを張った大きな窓とは異なり、小さな窓にはフィルムを張らずに単に穴を開けたような形にすることで、中に入っている靴下を直に触ることが出来る様になります。

衣料品の場合は特に、実際にその手触りなどを確認したいと思うものですから、こうした気遣いは商品を手にするお客様に喜ばれることでしょう。

またこのような靴下を入れるマチ付き封筒やパッケージ袋などの作成をオーダーメイドで承っておりますので、ご入用の際にはぜひ封筒屋どっとこむをご利用ください。
(封筒屋どっとこむ 福崎)

編集後記

今月も封筒屋通信を最後までお読みいただき、誠にありがとうございます。

さて、皆様は今年のお花見は楽しまれましたか。

ここ大阪も満開のタイミングで雨と風が襲いましたが、寒気のおかげか中々散らずに残ってくれました。
また、地域によっては何とも珍しい「雪桜」というものも見られたようで、話題になりましたね。

私はお散歩がてらの花見となりましたが、今年はs特に寒かったのか、レジャーシートを広げての花見をされている人が何となく少なかったような気がします。

どうにか晩春と開花の時期がかぶらないかなぁと思いつつ、寒い中で暖かな色合いが咲くからこそ、桜の存在が際立つのでしょうか。
”花より団子”な私にしては、風情のある内容です。(笑)
(緑屋紙工 垣内)

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