深みのある紙【ビオトープGA-FS】
封筒屋通信をご覧いただき、誠にありがとうございます。
今年の夏はとても暑く9月の残暑も大変厳しかったですが、この記事をお読みいただいている10月頃は秋が来て涼しくなっていると良いなと思っております。(記事執筆時9月中旬)
そんな秋の訪れを願って今月ご紹介させていただくのは、秋の雰囲気にぴったりな「ビオトープGA-FS」です。
ビオトープで特におすすめさせていただきたいポイントは「色味」です。
「フォレストグリーン」「アプリコット」「アースブラウン」などの色名があらわす様に自然界に由来する色が多数使用されています。
ナチュラルで深みがある色味は洋紙の中でも珍しく、大変存在感がある紙です。
色展開は18色。茶系、緑系だけではなく白、赤、オレンジ、青、黄、黒系と多様なカラーリングも、大変魅力的な紙です。
今月のサンプル封筒
今回は10月という事で、ハロウィンのお菓子袋に使用する袋を作成してみました。
袋からお菓子を全て取り出すとジャック・オー・ランタンがひょっこりと顔を出す仕様になっております。
「いたずら好きなイベントにはちょっとした仕掛けがある袋にしたい!」
ハロウィン大好き! ジャック・オー・ランタン大好き!な封筒屋通信編集長のこだわりが詰まった一品となっております。
余談ですがこのジャック・オー・ランタン自体も編集長が作成しております!
ビオトープのカラーリングもハロウィンのイメージにぴったりですね。
封筒サンプルを希望される際は、ぜひお気軽にご連絡下さい( `ー´)ノ
(封筒屋どっとこむ 福崎)
現場レポート…[機械が稼働するまで]
最近、緑屋紙工では新しい製造機械を2種類導入しております。
1つはマチ付きの封筒を製袋出来る機械で、もう1つは封筒の口糊の中でも人気のグラシンテープをより強力なホットメルトという接着剤で加工出来る機械です。
緑屋紙工の現場では、機械が搬入されてもすぐに実作業として稼働する事はありません。
なぜなら緑屋紙工では機械が搬入されても、そのままマニュアル通りに使うことはありません。
必ずテスト稼働させながら使いにくいところや効率の悪いところが無いかを確認し、そこを徹底的にどうすれば良いか考えるという社長の方針があるからです。
【今の状態が普通だと思わず、もっとやりやすい方法がないかを考えて工夫する】
いつもそう社長に教えられるのですが、それを上手くできる社員は、私を含めてまだほとんどいません(^^;
ですが、常に意識する事で少しずつ成長を感じております。
ちなみに今回新しく入ったホットメルトの口糊機でも部長が「面白い事したで」と楽しそうに話すような改造をしたようです。
糊を塗布した後の流れの途中で不良品が下に落ちるようにして、前取り(最後に排出されるのを取り上げること)での検品が楽になるという仕組みだそうです。
その他にも何カ所も調整していたので稼働までに少し時間がかかってしまいましたが、その後はどんどん調子が良くなっているとのことです。
(品質管理課:喜瀬)
~気になるトナリの封筒 ザ・ワールド~
アメリカの紙袋
アメリカの紙袋をご紹介します。
実際にお店で使用されているバナナの絵柄入りの紙袋で、バナナをはじめ、野菜や果物の量り売りで使用されているそうです。
サイズが170mmx205mm+マチの巾103mmと小さめなので野菜や果物を小分けして入れるにはぴったりです。
紙は厚めの未晒クラフト。
マチ付きの封筒や袋を作成するときには丈夫ですし、レトロな色合いもありオススメの紙です。
取っ手の位置が印象的で、元々取っ手が付いていない封筒のような気がします。
丈夫に作られているため、多少の重さでは破れない印象です。
最近はプラスチック製の品物が企業によっては自粛傾向にあるので、こういった温かみのある紙袋が増えそうですね。
(封筒屋どっとこむ 鳥山)
Hamstagram
面接に行くハムスター
編集後記
毎年この時期になるといつも以上にテンションが上がる、編集長の蓮池です。
今回の封筒サンプル(ビオトープGA-FS)は、以前私が制作したかぼちゃのジャックを印刷しています。
お菓子を入れてパッケージにしても良し、メッセージカードを入れる封筒にしても良しです!
以前、ブログには載せましたが、通信には載せていなかったので、制作したかぼちゃの写真を上に並べてみました。
手のひらサイズから両手で抱えるほどの大きさ、そして形も1つずつ違っているので、お店で見てるだけでも楽しいですよヽ(*´▽`*)ノ♫ 彫るのも楽しいですが!(笑)
(封筒屋どっとこむ 蓮池)