日経流通新聞で紹介していただきました
2012年4月6日の日経流通新聞にセロプリ封筒が紹介されました。
セロプリ封筒とは、以前ご紹介しました、封筒のセロファン窓に印刷をした封筒です。
この加工を使い、オリジナルデザインのレターセットを作成したところ、皆様からお問合せをいただきありがとうございました。
弊社も初めての試みということで手探り状態でのスタートとなりましたが、今後この加工をもっと色々テストし、より高い完成度で皆様に提供できればと考えております。
現場スタッフ紹介
名前:久保 孝子
担当:両面テープ
好きな言葉:花より団子
好きなこと:旅行
行きたい所:遊園地(絶叫系)
ひと言:事故のないよう気をつけたいと思います。
加工レポート「チケット封筒」
先日、チケットを入れる封筒を作りました。
通常の機械での経験はありますが、今回はかなりの数量でしたので、窓やアラビア加工も一台で加工できる一貫機で作業をすることになりました。
一貫機で製造できる本来の仕様を超えた作業でした。
1つ目の難所 製袋ゾーン(紙の移動時)
封筒になる紙は、2本のピンが後ろ(頭側)を押して運び、前方で回転しているローラーに受け渡されます。
ローラーの回転はピンより早いので、紙の底側を取り込むと、素早くピンから引き離します。
役目を終えたピンは下方に潜るのですが、チケット封筒は底側が短いためにローラーが引っ張り始めるのが遅く、潜ろうと前方へ倒れるピンが、まだ離れきれていない紙を傷付けてしまいます。
2つ目の難所 アラビア糊ゾーン
封筒が順番に上から下に移動し、上下方向に一定間隔をあけた状態で重なってゆきます。
まずはさしみ状にベルトに納められるのですが、ここでも底が短いため、ずっと固定したまま重なりポイントまで送ることができず、間隔にずれが生じ、結果紙詰まりを起こしました。
この2点のクリアに手間取りましたが、一度クリアするとヒントが得られるので、次回はもう少し楽に作業ができると思われます。
今月のビビッ ~緑屋スタッフのニュースアンテナ~
セシウムを吸着する紙、凸版印刷が開発 除染作業を用意に
凸版印刷は3月7日、放射性物質のセシウムを吸着する機能紙を開発したと発表した。
鉱物の1種「ゼオライト」を紙に充填したもので、ロール状態で提供できるため利用や備蓄がしやすいという。
早急に実用化・量産を図り、東京電力・福島第一原子力発電所の事故で被害を受けた土地などの除染作業への貢献を目指すとしている。
さまざまな用途で使われているゼオライトだが、セシウムを吸着する性質もあり、福島県の除染方針でも水田にゼオライトを散布する方法が盛り込まれているという。
ただ、土地に均一にまくことが難しく、人手や手間がかかるのが難点だった。
開発した機能紙は、ゼオライトを高密度に充填することで、ゼオライトの特徴を維持したまま加工性の向上を実現しているという。
土地などに均一に設置できるうえ、回収も容易だとしている。
今後、サンプルを提供して放射性物質の吸着性能を実証評価し、用途開発を進める。
(IT mediaニュースより)
よもやま話
海外の封筒サイズと郵便規則
日本の封筒は、長形4号や洋形2号、あるいは角形3号など、長形、洋形、角形という名前がついています。
ただし、海外ではこれらのサイズの封筒は使われていません。
国際規格で定められた封筒の名称は「C」シリーズで統一されています。
A0やB1の紙を折らずに入れられるC0ともなると、917ミリ×1297ミリとポスターも楽々入る大きさですが、最も小さいC10は28ミリ×40ミリと極小サイズです。
日本の封筒より、大きさに幅がありますね。
また海外に送る国際郵便に関する郵便規則も、国内のそれとやや異なります。
航空郵便に使用する封筒は、四辺に赤・青・白のトリコロールカラーが入った封筒を使うように定められています。
「PAR AVION」と書かれたステッカーを貼ることも、郵便規則のひとつです。
海外に送る郵便は、国内よりもコストが掛かります。
そのため、封筒自体にも軽さが求められます。