緑屋通信2012年3月号

5Sへの取り組み

緑屋紙工では本格的に5S活動に取り組むことになりました。
今月から推進スタッフがモデルとして実施をし、夏から全員一斉に開始します。

「整理」「整頓」「清掃」「清潔」「躾」の5Sに取り組むことにより、職場環境の美化、従業員のモラル向上、業務の効率化、不具合流出の未然防止、職場の安全性向上などを目指していきます。

まずは改善前の現状を写真に撮り、写真に撮った場所ごとに担当者を決めて、写真に撮った場所を整理整頓し、半年後に改善前と改善後で比較するという方法で取り組んでいきます。

現場スタッフ紹介

今月も、緑屋紙工の社員を一人ご紹介します。

名前:朝井 直樹
担当:エキセン
趣味:車、写真、プロレス観戦
好きな車:スカイライン
好きな選手:桧山 進次郎(阪神タイガース)
最近気になること:ごぶごぶ(TV番組)
ひと言:封筒歴8年。これからも封筒を学び頑張っていきます。

加工レポート「薄い紙へのテープ加工」

封筒ではなく、一枚の平紙にテープ加工をしました。
封筒は厚みがある程度ありますが、薄い紙の場合、機械が2~3枚まとめて給紙してしまうことがあるため、隙間の調節を密に行います。

2枚検知センサー、テープなし検知センサーを取り付けているため、見落としの可能性はかなり低いと思われます。
それでも念のため、通常の半分くらいの搬送スピードで作業をしました。

コシがない紙のため、作業中の紙ぞろえに手間取るリスクや、紙詰まりのリスクを抑える理由もあります。

このように、封筒に限らずテープ加工のみも承っています。
テストも致しますので、紙を輪にするとき、テープが付いていると便利、というケースがありましたらお問い合せください。

今月のビビッ ~緑屋スタッフのニュースアンテナ~

ブリタニカ百科事典が印刷版の製造を終了、オンラインサービスへ移行

英 Encyclopaedia Britannicaは13日、244年にわたって発行を続けてきた印刷版の「Encyclopaedia Britannica(ブリタニカ百科事典)」英語版の製造を終了し、現在庫分がなくなり次第、販売を終了すると発表した。

同社は今後、信頼できる情報源のデジタルプロバイダー、eラーニングソリューションの事業を展開する。
同社はすでに会費制「Britannica.com」によるオンライン版百科事典サービス、eラーニングサービスなどを提供している。

今回の決定について、Encyclopaedia Britannica社長のJorge Cauz氏は、「我々には印刷版の長い歴史があるとはいえ、中核となるミッションは単一のメディアでも、印刷でもビットでもないのだということを指摘しておきたい。我々のミッションは、一般的な市民のために知識と学習のための信頼できる、最新の情報に基づく学術的な情報源となることだ。」と述べ、今回の決定が同社の存在目的に影響するわけではないことを改めて説明した。

(INTERNET Watchより)

よもやま話

バナナ紙

今日は、少し変わった材料で作られている紙のお話をしましょう。
今は木材チップで作られることが多い紙ですが、その他にも様々な材料があります。

紙の材料と聞いて、皆さんは何を思い浮かべますか。

古代エジプトでパピルスが使われていたのは、有名な話ですね。
紙を英語で「paper」、フランス語で「papier」と呼ばれるのは、このパピルスが語源になっています。
他にも麻、コウゾ、ミツマタ、木綿、藁、ちょっと変わったところでサトウキビなども紙の原料になります。

そして、バナナだって紙になってしまうんです!
と言っても、おいしい実の部分ではありません。バナナの茎から繊維を取り出して、紙にするのです。
生産廃棄物の再利用ですから、地球にも優しい紙というわけです。

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