封筒屋通信2026年7月号

7月号

【 星降る夜、ユメ見る真珠:スタードリーム/ペルーラ 】

封筒屋通信をご覧いただきまして誠にありがとうございます!
今月はキラキラ瞬くこちらの紙をご紹介いたします✨

  • ■スタードリームーFS

    両面にメタリック調のパールが加工された紙で、
    星たちが見る夢のように穏やかな輝きを放って
    います。
    全15色の展開があり、淡い色から深みのある濃い 色味まで揃っています。
    「オパール」と「モーヴ」は偏光パールのため、
    光の反射で表情が変わるところが魅力です。


  • ■ペルーラ

    両面に仄かなパールの加工がされている紙で
    スノーホワイトとホワイトの2色展開です。
    スペイン語で真珠という意味の「perla(ペルラ)」
    から付けられました。
    控えめな輝きの中にもはっきりとした存在感があり
    上品な仕上がりを希望の際にぴったりです。
    90kgから180kgまで4段階の厚みがあり、
    社用封筒や、パッケージにもおすすめです。


★今月の封筒サンプル★

「スタードリームーFS」と「ペルーラ」を使用し、窓付テトラ封筒を作成しました。
三角形の窓がどう変身するかというと、なんと、ぴったりテトラ型になるんです!
内容物が一目でわかるように、パッケージ封筒にはポピュラーな仕様ですが商品を
使用した後はそのまま中にマスコットなどを入れて飾ることもできるんです。



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今回は窓のサイズと封筒のサイズを合わせて
作成しましたが、窓の形も三角形だけではなく丸形や、
四角形など多数ございますため、
窓付テトラ封筒の無限の可能性が広がります。


今回は内側のみに印刷を施しましたが、 表面に商品の情報を入れてみたり、 エンボス紙やレイド紙で作ってみるのも素敵ですね。


皆様も新しいテトラ型封筒を作成してみませんか?

現場レポート

[三角マドのテトラ]

封筒サンプルについて現場の皆さんにお話を伺いました!

▼断裁(Nさん)

裏面印刷の断裁は今回が初めてだったため、型替えの作業に難しさを感じました。
オンデマンド印刷の特性上、紙が滑りやすいのではないかと懸念していましたが、
丁寧に断裁を進めることで、滑りによるズレなどはなく仕上げることができました。

▼エキセン(Nさん)

印刷デザインの位置を確認しながら、左右のバランスを正確に
合わせる調整作業には苦労しました。
ただ、最初の型替えの調整さえしっかりと終えれば、
その後の抜き作業自体は特に問題なくスムーズに進めることができました。

▼窓(Yさん)

通常は四角い窓枠に沿って糊棒を作るのですが、
今回は三角形の窓だったため、糊付けの仕組みに工夫が必要でした。
また、機械で抜き貼りした後に搬出される際、普段は封筒の頭と底の部分を
引っ掛けて揃えるのですが、今回は頭部分がない形状だったため、
排紙部で綺麗に揃えるのが難しかったです。
特殊な窓の形状や本体の形は、加工工程そのものだけでなく
作業後の整頓や検品の手間にも影響を与えます。

▼製袋(Wさん)

今回は2種類の紙を使用しましたが、片方の紙は糊のつきが悪く、
同じ形状の封筒であっても紙質に合わせて機械の調整を細かく変える必要がありました。
また、三角形の大きな窓が付いていたため、作業前は折りの工程で
苦戦するかもしれないと予想していました。
結果的には紙に十分な厚みがあったおかげで、
窓の影響を受けることなく正しい位置で折ることができましたが、
もし紙がもっと薄ければ、本来の位置ではなく窓枠のラインに沿って
折れてしまう症状が出て、機械調整に苦労したと思います。

気になるトナリの封筒 ザ・ワールド

スウェーデンの封筒

今月ご紹介するのは、北欧のスウェーデンで発行された封筒です。



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パステルカラーの「POST BREV」というロゴや、どこか
ノスタルジックで可愛らしいイラストが目を引きます。
イラストの横にある「75 öre」や「159」といった数字は、
切手の額面を表していて、切手を貼らなくても
そのまま送れるようになっています。

実はこの封筒、一番の注目ポイントは
「製袋されていない」という点なんです。
工場で封筒の形に糊付けされたものではなく、
最初から「1枚の平らな紙」の状態で
郵便局で販売されていたものなのだそう。

購入した人が中に手紙を書き、自分でパタパタと折り畳んで、
のり付けをして封筒の形にして投函するという、
なんともユニークな仕組みになっています。
なので、サイドの糊代部分と、フタ部分にはアラビア糊が施されています。

自分でパタパタと折って、新しい形にしていくこの封筒を眺めていると、
なんとなくこれからの私の変化にも重なるような気がしています。
実は私事ですが、新しい生活への準備のためにしばらくお休みに入ることになりました。
私からの「海外の封筒」の紹介は、この7月号をもちまして一区切りとなり、
次号からは新しい担当者にバトンタッチすることになります。

いつも温かい目でお付き合いいただき、本当にありがとうございました。
本格的な夏の暑さが始まりますので、皆様もどうかお体に気をつけて、
健やかにお過ごしくださいね。
これまで本当に、ありがとうございました!(^^)
(角谷)

作品事例【 STORE白い箱 樣 】

今月は「STORE白い箱 樣」の封筒をご紹介いたします!

120×160mmの左貼りの封筒を作成いたしました。
紙は「NTラシャ 濃あい」、厚みは100kgでございます。

表面は青金と艶ありの金箔押し、裏面は青金で印刷をいたしております。

印刷と箔押しのバランスが絶妙で、手にしたときに
馬のシルエットに目が釘付けになりますね。
非常に細かいデザインですが、潰れることなく素敵に仕上がっております。
箔押しにかかるように鬣や尻尾の印刷をしているのがポイントです。
別々の版を出して加工しているため、ずれやすいですが、
仕上がりはとても美しいですね。
※データを作成いただく際に塗り足しなど注意点が多数ございます。
 作成後希望の際はお問合せ下さいませ。

今回使用いただいている「NTラシャ 濃あい」は当店でも人気の紙でございます。
箔押しが際立つその深い色合いは、金・銀のインクとの相性も抜群です。
高級感を演出してくれるため、パッケージやノベルティなどにも選ばれています。
白インクは紙の影響を受けてしまい、真っ白には仕上がらないため、
当店では白の箔押しを推奨しております。

箔押しと印刷の組み合わせを検討されている方はもちろん、
他にはない高級感を突き詰めたい方、加工の限界を試してみたい方など、
お気軽にご相談いただければと存じます。
(蓮池)

編集後記

絶賛雨降りの中、編集後記を書いております。
好きな生地で「霧雨」という名前で呼んでいるものがあるのですが、
通勤でバスに乗っているときに霧雨が降ってきて、
ふと外の景色を見ると窓ガラスに雨の線がランダムに入っていくのが目に入り、
これってあの生地みたいだなぁと思ったことから、
そう呼ぶようになりました。(※非公式ネーム)

特に何かを作るわけではないですが、生地を見るのが好きで
見た目のイメージからよく名前を付けているのですが、
今では雨が降るたびにそのことを思い出します。

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