封筒屋通信2026年6月号

6月号

【 よく見るつやつや:トップコート+(A2コート紙) 】

封筒屋通信をご覧いただきまして誠にありがとうございます!
気温が上がってきておりますが、なぜか静電気に悩まされています(;´・ω・)
ぱちぱちの今月は「トップコート紙」をご紹介いたします⚡

エコ

会社や街中のチラシやポスターで
よく見かける、つやっとした白い紙(´ー`*)
光沢のあるものが「トップコート」で
艶を消したものが「マットコート」です。


名前に「A2コート紙」と付いておりますが、
こちらはサイズの表記ではなく、
光沢のある塗料のコーティング量が
約20g/m2であることを指しています。

元は上質紙ですが、光沢のある塗料をコーティングすることで
印刷の品質、発色を底上げすることが可能で、
オフセットもレーザープリンターも、どちらの適正も抜群でございます。

一般的な「105g/m2」の厚みでも、手に触れると薄く感じやすいため、
封筒・パッケージなどで使用いただく際は一段階上の
「128g/m2」の厚みを推奨しております(=^・・^=)

🌂今月の封筒サンプル🌧

今月は3種類の商品パッケージを作成いたしました!
「65×95mm」のチェキ用封筒、「70×70mm」の缶バッジ用封筒、
そして「115×165mm」のアクリルスタンド用封筒ですo(*゚▽゚*)o

チェキ用封筒には両面テープ、アクリルスタンド用封筒にはアドヘヤ糊を
加工しており、封入・封緘作業の際にとても重宝します(`・ω・´)
⚠アドヘヤ糊の効果期間は約3ヶ月から半年となります。
⚠高温多湿を避けて保管ください。

パッケージには商品イメージや内容物の印刷が欠かせません(*-ω-)
コート紙なら発色良く仕上がるため、写真なども綺麗に印刷いただけます。
ブラインド商品でも、全面印刷をすれば内容物の透け感は抑えられます。

パッケージ制作を考えているみなさま!ぜひコート紙もご検討くださいませ。

現場レポート

[コート紙]

封筒サンプルについて現場の皆さんにお話を伺いました!

▼断裁・エキセン(Nさん・Kさん)

紙のせいか、オンデマンド印刷のせいか滑りやすく、
小さな封筒は持ちにくかったですが、特に問題なく断ち抜きできました。
オンデマンド印刷とコート紙の相性による表面の滑りやすさが、
極小サイズならではの扱いにくさに繋がりました。

▼製袋(Yさん)

コート紙のため通常の糊では付きが悪いので、
今回は窓工程で使用している糊を混ぜ、接着性を上げて使用しました。
大きなサイズの封筒は静電気のためだと思われますが、2枚給紙が度々発生したので、
紙を念入りにさばいて紙と紙の間に空気を入れる事を意識しました。
小さなサイズの封筒は巾も天地も小さく、搬送時に安定しませんでした。
通常よりもローラー厚を上げるために、ローラーにテープを貼る事で安定させました。

▼アドヘヤ(Tさん)

コート紙は剥がれやすいので、糊の厚みを通常より少しだけ
厚くするようにしていますが、厚くすると乾き時間を多くとる必要があるため、
機械の回転数を下げないといけません。
今回は小ロットのため回転数を落としても問題ありませんでしたが、
大ロットになるとこの塩梅を決めるのが難しいです。
糊の厚みによる乾燥時間の確保と、生産スピードのバランスを見極める必要があります。

▼両面テープ(Yさん)

小さな封筒への両面テープ加工は、以前は一つのピンで搬送していたために
テープが斜めに貼られることを防ぐのが非常に難しかったのですが、
今は専用治具を作り、2個のピンで搬送できるようになり生産スピードは上がりました。
まだ傾いて貼られるものは出てくるので、この治具も改良が必要だと感じています。
自作の治具の導入により改善は見られましたが、
さらなる精度向上に向けた検証が続いています。

気になるトナリの封筒 ザ・ワールド

フィンランドの封筒

今月ご紹介するのは、フィンランドで発行されたFDC(初日カバー)です 。
1989年に発行された、美しい野生動物の切手が貼られたこの封筒、
注目は左側に大きくプリントされた「カシェ」と呼ばれるイラストです。

岩場に立つ精悍なユキヒョウと、螺旋状の角が立派なマーコールは
どちらも繊細なタッチで描かれており、北欧らしい、凛とした空気感が漂っています。
切手と封筒のデザインはもちろん、中央に押された消印(風景印)も、
クジャクが羽根を広げたような華やかで可愛らしいデザインで、
細部までこだわりが詰まっています。

封筒の裏面を覗いてみると、英語・フランス語・ドイツ語の3ヶ国語で、
これらの動物たちの生態や保護についての解説がびっしりと記されています。

「野生動物」という言葉で思い出しましたが、先日、奈良公園へいってきました。
私はあまり、動物は得意ではありませんが、主人は平気なようで、
鹿遣いのごとく鹿を数頭周りに集めて鹿せんべいを配って頭まで撫でていました(笑)
大仏さまを見に行きがてらすごく良い散歩になりました。
これから梅雨が始まりますが、本格的な暑さがやってくる前に、
こんなふうに少しずつ歩く機会を作って、元気に夏を迎えたいですね!

ところで奈良公園のシカは野生のシカなのか疑問に思ったことはありませんか?
調べてみたところ、奈良公園のシカって、実は野生のシカなのだそうですよ。
あんなに人に近寄られても動じず、人に近づいてくるのに、
飼われているわけではないと知って、改めて驚いてしまいました(;´・ω・)

作品事例【 株式会社ドゥーイング 樣 】

今月は「株式会社ドゥーイング 樣」の封筒をご紹介いたします!



01
 

235×120mm(洋形0号)の
カマス貼り封筒を作成いたしました。
こちらは128g/m2の
マットコート紙でございます。

マットコート紙は上質紙の表面に
マット系の塗料でコーティングされたもので、
トップコート紙と比べて光沢は
ございませんが、文字が書き込めます。
こちらも写真などの発色がよく、
艶消しの分落ち着いた仕上がりとなります。
高級感がございますので、
社用封筒にお選びいただくことも多いです。

「株式会社ドゥーイング 様」の封筒は表面にオレンジでベタ印刷をしており、
文字は白抜きすることで、紙の色を活かした真っ白な仕上がりでございます。
美しいオレンジが目を惹くスタイリッシュな封筒ですね。
インクの上から口糊を付けてしまうと封緘した際に口糊が剥がれてしまうため、
フタが接着される胴体部分には白抜きを付けております。

今回、印刷面には「マットニス加工」も施しておりまして、
こちらの加工は摩擦や汚れ、傷などから保護してくれます。
傷の入りやすいマットコート紙でご依頼の際は、
「ニス引き」も合わせてご提案させていただいております。
⚠1色分の印刷代金が発生いたします⚠

デザインをより鮮やかにする場合にもニス加工いただいております。
仕上がりを美しく、そして保護までしてくれる、
至れり尽くせりな加工でございます。

コート紙は光沢あり、なしで仕上がったイメージが異なります。
迷った際はスタッフがご説明いたしますので、お気軽にお問い合わせください♬

編集後記

今回、3種類のパッケージサンプルを作成いたしました。
パッケージを作るとして、「何を作ろう?」と考えたときに、
アクリルスタンド!チェキ(風カード)!缶バッジ!とすぐに商品が浮かび、
そのまま3種類作ることに決めました(笑)
一度ラフをあげてデザインに挑んだのですが、
思った以上に当初の予定通りに仕上げることが出来て満足しています(ノェ`*)
文字が殴り書きで少し照れ臭いですが、
せっかくなのでラフもWEB版の方に載せておきます。
いつか中身(グッズ)も作れたらいいな…と思っております。

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