様々な模様が楽しめるエンボス紙【タントセレクト TS-9】
今年は暖冬との事で幾分か過ごしやすい日々が続いておりますが、皆様お住まいの地域はいかがでしょうか。
暖冬と言えど、寒さ深まるこの季節にご紹介する紙は、「タントセレクトTS-9」です。
タントセレクトはタント紙の色味をベースにしたエンボス紙で、模様が立体的に加工されています。
様々な模様があり、TS-1~TS-10までの10種類存在します。
今回ご紹介いたします【TS-9】はアーガイルチェックの様な模様で、ニットやキルティングなどなんだか温かみのある物を想起させます。
本の遊び紙やパッケージ等に使用すると可愛いく仕上がりそうです。使い所やデザインを考える事がとても楽しい紙です。
もちろん封筒をお作りする事も可能です。紙自体にインパクトがあるため、担当者としてはあえて印刷を抑えていただくのがおすすめです。
封筒に使用される事が少ない紙のため、インパクト大でございます( ̄ー ̄)b
今月のサンプル封筒
今月のサンプルはN-13(ベージュ)とP-67(ミントグリーン)を使用した大きな窓が付いた封筒です。
ポストカードがぴったり入る封筒サイズのため、絵柄を綺麗に見せてくれますし、お菓子なんかを入れても良いかもしれませんね。
なによりこんなインパクトがある紙の封筒で物を渡すって、なんだかおしゃれな気がいたします。
サンプルは無料でお送り致しておりますので、是非お手に取っていただき、紙の模様と質感を楽しんでみて下さい。
(封筒屋どっとこむ 福崎)
現場レポート…新たな機械【3Dプリンター】
前回に引き続き、3Dプリンターについて説明します。
簡単に言うと3Dデータをもとに、スライスされた薄い層を1枚ずつ積み重ねて、立体モデルを製作する機械になります。
魅力は、アイデアをすぐに造形して、実際に手に取って検証できること。
通常は金型を作ったり、切削することで立体モデルをつくりますが、そのような工程が不要となり、大幅な時間とコストの削減につながります。
さて、どのような事に活かせそうでしょうか?
治具や、摩耗した部品の代替え、また、専用の備品整理箱なども作れると思います。
弊社では、私が3D-CADのデータ作りに四苦八苦している段階で、社長より「今週届くよ。」私「…えっ!!…何が?」とすぐに3Dプリンターが導入されました。このスピード感は弊社ならではだと思いますΣ(゚д゚ノ)ノ
もし、弊社を工場見学される機会がございましたら、私が作った治具が製造機械に取付られている!!かもしれません。
(製造部 黒田)
~気になるトナリの封筒 ザ・ワールド~
イギリス 国際祝典の封筒
イギリスのエリザベス二世即位50周年を記念して作成された封筒と切手の紹介です。
「GOLDEN JUBILEE」と印字されておりますが、重要な出来事から50年経過したときに記念日として開催される祝典のことだそうです。
イギリスのエリザベス2世が即位してから50年経った2002年に行われました。
日本ですと、昭和天皇が即位50年(1976年)の時に行われていました。
ちなみに「JUBILEE」の前の言葉によって意味が変化し、ゴールデンが50年なのですが、他の言葉ですとシルバーが25年、ダイヤモンドが60年、プラチナが70年になります。
封筒に印字されている「GOLDEN」の「O」の文字には金の箔押しが押され、その背景のデザインに合わせてレイアウトされ、オシャレな仕上がりになっています。
あまり日本では見かけない「右外貼り」の長形封筒(125×220mm)ですが、フタが台形ではなく三角形になっています。
紙は少し厚めの上質系の用紙。
フタに糊が付いているのですが、通常は三角の辺に沿って口糊が付いているのが、この封筒は三角の頂点部分にのみ、アラビア糊加工されていました。
(封筒屋どっとこむ 鳥山)
Hamstagram
ケセラセラ!ハムスター
編集後記
皆様は好きな紙、と聞かれて真っ先にどんな紙が浮かびますか?
私はご想像の通り「里紙」が浮かびます(*ˊ-ω- )
そんな里紙推しの私ですが、今回の紙「TS-9」も大好きでございまして…
「TS-9でこんな封筒があったらいいのになぁ…」を実現したのが今月の封筒サンプルでございます⸜(●´▽`●)ノ♬
皆様の好きな紙、そしてその紙で作りたい封筒はなんですか?
よかったら編集長にこっそり教えてください( *n・ω・n* )
(封筒屋どっとこむ 蓮池)