【 あの頃に思いを馳せる:ファーストヴィンテージ 】
封筒屋通信をご覧いただきまして、誠にありがとうございます!
寒暖差に怯えながら服装に悩む毎日を過ごしております(´-ω-`)
夏が待ち遠しい今月は「ファーストヴィンテージ」をご紹介いたします🌤
ファーストヴィンテージはクラフト紙をベースにした
ヴィンテージ感が特徴の紙です。
薄手のものから厚手のものまで8種類の厚みがあるため、
封筒以外にもチラシやパッケージ、
箱物などの様々な用途にお使いいただけます。
レトロ感あふれる色褪せた紙色は、10色の展開からなり、
クラフト調のベージュ系・茶系の他には、スカーレットや
ターコイズのような鮮やかなお色味も取り揃えております。
⚠アッシュやブルーグレーなどは特に褪せた色に味が出て
おります。
”クラフト”で”ヴィンテージ”というイメージから、ざらっとした手触りを想像しやすいですが、
意外とサラサラとした手触りなので、どんなシーンにも使いやすいのではないでしょうか。
🍃今月の封筒サンプル🌲
今月は「100×64mm」の小さなカマス貼り封筒です(/・ω・)/⌒+★
名刺やトレーディングカード、メッセージカードなどにぴったりなサイズです。
色はターコイズとアッシュの2色を使用しました!
今回は紙の色を活かしたかったので、印刷は内側のみにしてみました。
それぞれの紙のイメージに合う総柄で地紋印刷を施しております。
紙が103kgと厚手なため、今回は透け防止ではなくデザインとして印刷しました。
紙の厚みや紙の色が薄い場合には、判読防止にも使えます。
今後も加工の限界を模索しつつ様々な封筒を作成してまいりますので
お気軽にお問い合わせくださいませ!
(蓮池)
▼現場レポート
[内側印刷のカマス貼り封筒]
今月のサンプルについて現場の皆さんにお話を伺いました!
▼印刷(編集長)
ターコイズは葉っぱを白抜きして紙の色を出したかったので、
色合いに悩みましたがばっちり希望の色に仕上げられました。
アッシュにはアラベスク模様しかないと思い、
こちらはサイズに悩みましたが思い通りの封筒に仕上がりました❀
いつも全面印刷があるときに糊代の白抜きを忘れがちなのですが、
製袋の際に苦労するのでお忘れなきよう…(;´▽`A`
▼ビク抜き(Uさん・Kさん)
オンDEマンド印刷のためか、多少の印刷の縮みがあり、柄合わせがとても大変でした。ただ総柄印刷だったので原稿とのずれは目立たないと思います。
厚みがある紙なので、通常7~8枚で抜くところを5枚で抜いたので、少し作業時間は長なりました。
▼製袋(Mさん)
紙が堅いので加工が難しかったです。
天折りする工程のところで、折り曲げた紙がもとに戻ろうと広がるため、
機械にひっかかりスムーズに流す事ができませんでした。
また、出来上がった商品を検品するのですが、その際も小さい封筒なので通常どおり100枚毎だと、
手の中で収まらず爆発するので、50枚ごとの検品で対応しました。
ただ、糊つきは良い紙なので、天立てでの納品であれば問題なくできそうです。
気になるトナリの封筒 ザ・ワールド
日本の封筒
今月は日本の封筒を紹介します。
ブラジル以上50周年を記念した封筒で神戸の消印が
押されています。
サイズは164mm×94mmのダイヤ貼りです。
かなり色褪せていてフタに重なっていた内側の部分は
かなり白く見えます。
1908年に日本人のブラジル移住が始まり、
サンパウロのコーヒー農場で働くためのものでした。
先日お亡くなりになったアントニオ猪木さんも14歳の時に家族とともに
ブラジルに渡り、17歳まで働いていたそうです。
かなり過酷で相当の重労働だったらしく、前向きにとらえると、その時の肉体づくりが
その後のプロレスラーとしての活躍につながったのかと思いました。
(鳥山)
【 作品事例:Sakuraphon様 】
今回ご紹介させていただくのは「Sakuraphon 様」の封筒です。
「ファーストヴィンテージ」を使用した正方形の封筒で、
CDの内袋としてご使用いただいております。
サイズは「135×135mm」のカマス貼りです。
なお、こちらの封筒は”フタなし”の仕様でございます。
紙の色は「オーク」で、よりクラフトに近いお色味をしています。
印刷のこげ茶色との相性が抜群ですね(*´ω`*)
ピアノと蓄音機という、シックかつレトロなデザインもこのファーストヴィンテージの紙質に
マッチしていてすっきりしておますね♬
CD用の封筒は盤面が見えるよう中央に丸い窓を開けているものや「Sakuraphon 様」
のようにフタのないものに分かれます。
封入するCDや載せたい情報によっては窓を開けたり、フタを無くして全面に印刷できる
仕様でお作り頂けます!
今回のサンプル封筒のように、内側に印刷を入れてみても味のある
パッケージに仕上がるのではないでしょうか…!
CD用の封筒をご希望の際はぜひお問い合わせくださいませ★
(蓮池)
編集後記
封筒屋通信をお読みいただきありがとうございます!
先日、念願の深海魚水族館に行ってまいりまして、
生きた化石と呼ばれるシーラカンスに会ってきました!
私はお察しの通り、海にロマンを感じる人間でして…
中でも「深海」と「深海生物」がとても好きなんです。
人間が踏み入ることのできない領域も神秘的ですし
そんな光の届かない深い海の底で生きている生物たちにも興味を惹かれます。
いつか実際に深海の世界に行ってみたいものです。
(蓮池)