封筒屋通信2025年6月号

【 ツユノミカタ:未晒撥水ラップCoC 】

封筒屋通信をご覧いただき、誠にありがとうございます!

暑くなってまいりましたね。
鮫の季節ということで編集長はワクワクしております🦈

今月は「未晒撥水ラップCoC」をご紹介いたします!



未晒撥水
 

よく見る茶封筒に使用される未晒クラフトと思いきや、
こちらの紙は2024年10月より販売された撥水加工の
施された未晒クラフトなんですΣ(・ω・ノ)ノ!

コーティング加工はしておりませんので、
オフセット印刷はもちろん、フレキソ印刷や
レーザープリンタでの印刷に適性がございます。

送り状などのラベルも剝がれにくいため、
商品の発送用に是非使用いただきたいです!
配送中の雨などにも強いのは魅力的ですね(`・ω・´)b


クラフト紙のため、強度にも申し分がございません。
マチ付き封筒との相性も抜群です(o^―^o)
まさに梅雨の時期にもってこいの紙ではないでしょうか!?

表・裏ともに撥水加工されておりますため、水気があっても安心して使用いただけます。
⚠長時間水に触れたり、大量の水に触れている部分には十分に性能が発揮しない可能性がございます。
⚠水性のペンなどを使用する場合は、筆記線が薄くなる場合がございます。

☂今月の封筒サンプル🐸


85×120mmと115×170mmの種袋を作成いたしました🌱
「種袋」は封筒の両端を深く折り込むことで、穴が開くのを防ぎ、
内容物がこぼれなくなる加工で、主に植物の種を封入する目的で
ご依頼いただくことが多いですが、
今回は思い切って「サシェのパッケージ」としてデザインしてみました!(粒を入れるイメージです)

どんな形状の粒でも両端を折り込んでおりますので、こぼれることはございません♬
穴をあけて吊り下げられる形にするのもありですねヽ(●´▽`●)ノ

撥水性がございますので、水回りの香り付けや、
ベランダ付近の虫よけなどに使用いただきたいです!

撥水性・耐水性の紙や種袋について疑問点がございましたらお気軽にお問い合わせくださいませ★
スタッフがみなさまの疑問にお答えします(`・ω・´)
(蓮池)

現場レポート

[種袋仕様]

封筒サンプルについて現場の皆さんにお話を伺いました!

▼断裁(Yさん)

印刷物の反りが著しく、断裁時に用紙を押さえすぎると裁断位置がずれてしまうため、
正確な断裁作業に困難を伴いました。

▼(セキセン(Hさん)

種袋の仕様にする為、通常よりも数mm大きくエキセン加工を施しました。
断裁時と同様に用紙の反りが大きかったため、
手で反りを上から抑えながら慎重に作業を進めました。

▼製袋(Yさん)

製袋工程においても、用紙の反りによる影響が顕著に現れました。
反りを修正しながら給紙部に用紙をセットしましたが、
修正しきれない用紙は搬送不良を引き起こし、機械が頻繁に停止する事態となりました。

今回、2種類の封筒サイズがあり、それぞれ紙目が異なっておりました。
特に横目の封筒は、給紙部での吸着不良や、折り加工時に斜めに折れてしまうといった
問題が発生したため調整に時間を要しました。
さらに、糊の付きも悪く、通常よりも塗布量を増やすことで対応いたしました。/p>

気になるトナリの封筒 ザ・ワールド

パラオの封筒



パラオ
 

今月ご紹介するのはパラオの封筒です。

今回使用されている紙も、
FDCでよくみかける
壁紙みたいな質感です。
貼り合わせはダイヤモンド貼りで
薄手ながらも
手触りのある封筒です。

ちなみに今回この封筒に描かれているのは、
皆様ご存じシャコガイです。あの、マーメイドのやつです!
パラオのシャコ貝は、美しいサンゴ礁の海に生息する大型の二枚貝で、
特にオオシャコガイが有名だそうです。
色々と写真を見ましたが、本当に人魚のように人一人座れるほどの大きさがありました。

さすが、世界最大の貝で、殻長は1メートル以上、体重は200キログラム以上。
寿命は100年超えるものもあるそうです。恐ろしく大きく長寿な貝です。

ちなみに最近Instagramで見かけたのですが、シャコガイは美味しいらしいです。
かわいい女性が自分でシャコガイを割って食べていました。おいしいと。
機会があったら、私も自分で開いて、食べてみたいと思います。
いや、貝よお触らんかな、、、。お寿司屋さんの方が良いかな…。
(角谷)

作品事例【 C-limber株式会社 様 】

今月は「C-limber株式会社 様」の封筒をご紹介いたします!

「コニーラップ」のアイボリーという色を使用した小さな封筒で、
サイズは90×135mmでございます。
厚みは108kgのため非常にしっかりとしており、丈夫です。

シンプルな中にもカラーが映えており、オシャレにまとまっております。
紙もパリっとしたクラフト調の紙のなので、スタイリッシュに仕上げることができました。



作品事例03
 

こちらの封筒は両端を3mmずつ折り込んでおり、
当店では「種袋仕様」と呼んでいます。

なぜそんな名前が付けられているかというと、
通常の封筒ですとフタを閉じた際に穴が開いてしまい、
その隙間から種がこぼれてしまうのですが、
両端を折り込むことにより、こぼれなくなるのです。

そのため、種や小さい粒を封入される場合には
この「種袋仕様」でお作りしているんです。

C-limber株式会社様の封筒もカモミールの種を入れる封筒でございます。ボ どんなサイズの封筒でも、折り込むことで「種袋仕様」に変身するため、ボ 封入する種のサイズに合わせたり、販売用のパッケージとして、
ほかの商品に合わせたり、ご希望のサイズで「種袋」を作成することが出来ます。

現在では種だけではなく、香りのついた顆粒やお花を封入する
「サシェ」が流行っております。
こぼれやすい中身の場合には「種袋仕様」で作成いたけますと、
内容物もこぼれず香りも持続しやすいですね。

「種袋」が気になったそこのあなた、ぜひサンプルをご請求くださいませ!
各サイズ、様々な紙で作成したサンプルを取り揃えております。
お気軽にお問合せいただければと存じます。
(蓮池)

編集後記

今月も封筒屋通信をお読みいただきありがとうございます!

先日、沖縄に行ってきたのですが、数年前に訪れた際には青色だった鮫のオブジェが
今回は綺麗なピンク色に変わっており、観に行ったときに思わず見とれてしまいました。
意外とピンクでも違和感がないというか…(*´∀`*)

海を見るのも、波の音を聞くのも、切れな砂浜を歩くのも、
水平線の向こうを眺めるのも、心が穏やかになりますね。
いつかは海の生き物になってみたいなあと思いながら、
のんびりと自分を見つめなおすことができました(o^―^o)

リフレッシュできたので、来月からも内容盛りだくさんな通信を作成してまいります(/・ω・)/⌒♬
(蓮池)

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