緑屋通信2011年2月号

勉強会

前回の予定通り勉強会の内容を一部紹介します。

弊社では月に1回、真空ポンプのメンテナンスを行っています。
できるようになるには、ポンプの仕組みを知る必要があるため、電動機の仕組みから勉強をしました。
電動機や電流の種類だけでもたくさん分類されているのにびっくりします。

調べると、弊社で使用しているポンプには、専用オイルを使用するオイルポンプと、全くオイルを使用しないドライポンプの2タイプがありました。
三相交流を使用していること、ベーン(カーボン)の入ったローターが高速で回転することで、吸気口から入った気体を圧縮し、排気口へ移送する仕組みになっていることなどを知りました。

しくみを、理解せずに使用しているものが多く、物を大事にする上で必要な知識を得る事ができ大変勉強になりました。

長い窓の封筒

長細い窓。弊社に注文いただく封筒の中には、このような細長い窓の商品がたまにあります。
給与明細などによく使われるようですが、製造するには、ひと工夫必要です。

例えば、窓たがね(鋳物の刃)で細長い窓を抜くと窓の4隅がひび割れたようになりがちなため、一度に抜く枚数を減らしたり、フィルムをカットするときは切断面の幅が広いため、均等に切れるよう工夫を加えています。

製袋時は、窓側を折るときにコシのない窓のフチで折れてしまいやすいので、窓部分をいかに機械になじませるかが、勝負です。

このような工夫が必要な加工でも、テストは常時承っていますので、お気軽にご相談頂ければと存じます。

今月のビビッ

リサイクル封筒

封筒をリサイクルすのではなく、余った紙を封筒”に”リサイクルする話題です。

1月2日の山形新聞より。
”南陽市は、年間通して大量に排出されるコピー用紙の包装紙を封筒にリサイクルする取り組みを始めた。
市庁舎から外部に発送する封筒を通じて、エコ意識も発信している。”
とのこと。業務の合間に手作りされているそうです。

また、「封筒」「展開図」という単語を検索して図面をダウンロードし、可愛い包装紙や英字新聞で封筒を手づくりした、というブログ記事も見かけます。
そういえば、無印良品やLOFTにも手作り封筒のテンプレートが売っていますね。
発売されてから長いこと、売り場で見かけます。

機械で加工するには、紙の状態などの条件を揃える必要がありますが、できないと決めてしまわず、(例えば抜くところまで工場で加工して、あとは手づくりの楽しさを提供するなど)、リサイクルできるアイデアを考えてみると面白いですね。

編集長の後記

寝台列車 富士.はやぶさ

せっかくブルートレインに乗っているのに寝るのはもったいない。けど、せっかく乗ってるんだから寝なきゃもったいない…!
(じゃあ乗るな)

あぁ!でもブルートレインに乗ると いつも悩むんだよなぁ!

鉄道を好きになった切っ掛けは親友から九州旅行の誘いがあったから

5年前の夏に寝台列車・彗星にも一回だけ乗ったなぁ~!

ブルートレインとは寝台列車のコト。昭和53年頃、大ブームの時代

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