封筒屋通信2025年7月号

7月号タイトル

【 Papel deslumbrante:イルミカラー 】

封筒屋通信をご覧いただき、誠にありがとうございます!

冷却ファンがついているハンディファンを見つけてしまい、
その涼しさを忘れられません…:(;゙゚''ω゚''):

暑い夏まっしぐらの今月は「イルミカラー」をご紹介します(o^―^o)



イルミカラー
 

手に取る前に目に入り込んでくる蛍光色が特徴の
イルミカラー。
「桃」「赤」「赤橙」「橙」「黄橙」「黄」「緑」
「青」の眩しすぎる8色展開で、
厚みは「80kg」のみの取り扱いとなっております。
こちらの蛍光色は表面のみで、
裏面は白色でございます( ・ω・)b

同じシリーズにインクジェットプリンター対応の
「イルミIJ」と、180kgの厚物の「イルミカード」
の2種類がございます。
用途に合わせて印刷する機械や厚みを選べるので、
迷わずに作成できますね♬


蛍光色ということもあり、お店のPOPでよく見かけますが、
目立たせるために社用封筒に使ってみたり、ド派手なパッケージとして使用いただくのもありです!!

紙の色が最大限に目に入ってくるため、
デザインや色はシンプルにまとめるのが良いですね(´・ω・)(・ω・`)ネー

🍉今月の封筒サンプル🍉


今月は洋2サイズ(162×114mm)の窓付き封筒を作成いたしました!
窓は「80×85mm」の四角形と「直径21mm」の丸で、加工ギリギリのサイズ、
窓位置で製作してみました(`・ω・´)

どことなく懐かしい気持ちになる、いつかのゲーム機のような
デザインにしてみました(((o(*゚▽゚*)o)))
裏面までこだわりぬいたので、是非お手に取ってご確認くださいませ!

2つ窓の場合、片方の窓をオープン窓にすることにより、
パッケージにした際に内容物に触れられる小窓として使用できたり、
デザインと組み合わせることによりさらに用途が広がってまいります(=^・・^=)
名前だけ見せるようにしたい!という場合には小さな窓を並べることも可能です!

みなさまも窓付封筒の無限の可能性を試してみませんか?
(蓮池)

現場レポート

[蛍光紙と二つ窓]

封筒サンプルについて現場の皆さんにお話を伺いました!

▼断裁(Kさん)

紙が大きく反っていたため、慎重な作業が求められました。
そのため一度に断裁する紙の量を減らしたり、紙を基準に当てる際にも余計な力が加わらないよう、
細心の注意を払いました。
少しでも気を抜くと寸法に狂いが生じてしまうため、常に集中して作業にあたりました。

▼(エキセン(Kさん)

紙に反りがあると、どうしても寸法が狂いやすくなります。
そのため少量ずつ作業を行い、押さえつけながら作業を進めて、
ズレないように細心の注意を払いました。
今回は蛍光色の紙だったので、作業中に目がチカチカすることもあって、
いつも以上に集中力が必要でしたね。

▼窓抜き・貼り(Mさん・Iさん・Tさん)

この封筒は「高級な紙」が使われており、窓抜きと貼り合わせの工程では、
特にロスを出さない工夫が凝らされました。
ロスを極力出さないよう、機械のセッティングには別の紙を使って慎重に行いました。
実際に本番の紙で機械を動かし始めると、給紙部分に紙を積みすぎることで
シワが発生することが判明しました。
これは大きな窓があり、その部分とそれ以外の部分で厚みの差があるためだと思います。
これらの課題を解決し、ロスが出ないように調整を重ねました。

▼製袋(Yさん)

最終工程である製袋では、これまでの工程で生じた紙の反りの影響を
最小限に抑えつつ、糊付けが行われます。
紙の反りについては、矯正しながら給紙部分にセットすることで、
大きな問題なく作業を進めることができました。
ただ、最初は糊のつき具合が悪く、少し心配しました。
しかし、時間を置いて確認したところ、
しっかりと接着されていることが確認できたので安心しました。
今回は雨が多く降った時期であったことと、オンデマンド印刷による熱の影響で、
紙がかなり反っていたのは事実です。
それでも全体的に非常に加工ロスを抑えて生産できたのは、
各工程の担当者がロスを出さないように意識してくれたおかげだと思います。/p>

気になるトナリの封筒 ザ・ワールド

ニュージーランドの封筒

今月ご紹介する封筒は、鉄道のイラストが可愛らしいニュージーランドの封筒です。



ニュージーランド
 

1985年の封筒で、
馬車から電車への移り変わりが描かれています。
ニュージーランドの鉄道は、
風光明媚な景色の中を走る観光列車が有名だそうですね。

(交通手段としての電車が非常に
発達しているわけではないとのことです。)

いくつか写真を見てみても、確かに山間や川の上を走っており、
景色が美しいことはもちろん、まるで一つのアトラクションのような
雰囲気すら感じられます。
駅舎の中には、お城のような佇まいを醸し出しているものもありました。

個人的な話になりますが、 最近になって今までよりも路面電車(いわゆる「ちん電」)
を使用する機会が増えたせいか、
この切手のイラストが路面電車のようにも見えてきて仕方ありません(笑)
一両だけで走っているイラストなどは、特に路面電車らしさが出ていて可愛らしいです♡

これまでは駅まで少し距離があり、あまり公共交通機関を利用することが少なかったのですが、
最寄りの駅が近ければ、気軽にちょっと乗るには便利だなと最近改めて感じます^_^
(角谷)

作品事例【 株式会社OGI様 】

今月は「株式会社OGI様」の封筒をご紹介いたします!

「ハーフトーンカラー99N」の「クリーム」を使用したこちらの封筒は定番の長3封筒サイズ
(120×235mm)ですが、表面に窓が2つ付いている「2つ窓」の仕様でございます。

こちらの封筒は両端を3mmずつ折り込んでおり、
当店では「種袋仕様」と呼んでいます。

左上と右下にそれぞれ「45×90mm」と「30×60mm」の窓が配置されており、
的確に窓から見せたい内容(ご住所やお名前、会員番号や特別なメッセージなど)がある場合には、
窓を2つ付けることにより、お客様ごとの情報を窓から見せることができます。

「株式会社OGI様」の封筒はさらに窓にかかるようにデザインをしていただいております。
窓に枠などをつける場合には、窓から5mmほどはあけていただいておりますが、
加工の際に重なっても問題ないデザインの場合には、
そのまま配置いただきその上から窓を加工いたします。
(この時、魚のイラストが入った窓チップが生まれると思うと、とても可愛らしいですよね)

窓の形状も四角形だけではなく、正円や楕円、その他特殊な形状でご用意しております。
ご希望のイメージ図などをお送りいただけましたら、
当店に保管しております窓型から近いサイズを選定し、お見積もりさせていただきます。

なお、2つ窓は窓のサイズや配置場所によっては加工が難しい場合がございますので、
作成ご希望の際は、一度ご相談いただければと存じます。
(蓮池)

編集後記

今月も封筒屋通信をお読みいただきありがとうございます!

今月も封筒屋通信をお読みいただきありがとうございます!
二つ窓の封筒を作ろうと思い立ち、四角と丸を組み合わせてみたら面白いかな?
ということで今回の封筒が生まれました!

四角と丸だったので、ゲームのデザインしか思いつかず…笑
更に今月は封筒とサンプルの紙色を合わせてみたのですが、どの色の通信が手元に届くかわからない
というのもランダム要素としてありですね(`・ω・´)
サンプルは2色まとめてお送りしますので、気になりましたら是非ご請求くださいませ!(/・ω・)/⌒★

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