よくあるご質問 FAQ
口糊(封をするための糊)は、どう選べばよいでしょうか。
それぞれの長所と短所を上げてみます。用途に合わせてお選びください。
それぞれの特徴は、口糊の種類も参照ください。(口糊は、封筒メーカーにより名称が異なります)
固定費がかからないため、小ロットの場合は他よりもコストを抑えられます。
長所は、接着力が高い点と、長期保存が可能な点です。
短所は、廃棄物(剥離紙)が生じることです。
なお、当店標準の両面テープは、のり幅と長さに合わせてぴったりテープがついているタイプです。
当店では樹脂性ののりを使用しています。
長所は、剥離紙がめくりやすいこと、ある程度長期保存できること。(基本、半年~1年程度)
短所は、接着力がやや弱めであること※、廃棄物(剥離紙)が生じることです。
※剥がそうとすると紙表面も破れるくらいの接着力はあるので、多くの場合は問題ありません。
主に胴側についていますが、オーダーメイド時にはフタ側につけることもできますので、お気軽にご相談くださいませ。
ロット数が多い場合、上記2種よりコストは低めです。
長所は、封をする作業が楽なこと、貼った後に廃棄物(剥離紙)が生じないこと。
短所は、上記2種より接着力が弱めであること、のり部分がむき出しのため
長期保管には向かないことです。(効果期間は3ヶ月から半年)
主に洋形封筒(長辺に封入口がある封筒)に使用されます。
長所は、インサーター(自動封入封緘機)に対応していること、貼った後に廃棄物(剥離紙)が生じないこと。
短所は、手作業で封をする場合は、やはりひと手間かかることです。
両面テープ(スラット、エルコン)
文具売り場で見かける両面テープと同種のものです。安価ではありませんが、固定費がかからないため、小ロットの場合は他よりもコストを抑えられます。
長所は、接着力が高い点と、長期保存が可能な点です。
短所は、廃棄物(剥離紙)が生じることです。
なお、当店標準の両面テープは、のり幅と長さに合わせてぴったりテープがついているタイプです。
グラシンテープ(Nクイック、グラシンテープ、剥離紙、ハイシール、グッド)
頭側か胴体側どちらかにのりをつけ、それに剥離紙(グラシン紙)をかぶせたものです。当店では樹脂性ののりを使用しています。
長所は、剥離紙がめくりやすいこと、ある程度長期保存できること。(基本、半年~1年程度)
短所は、接着力がやや弱めであること※、廃棄物(剥離紙)が生じることです。
※剥がそうとすると紙表面も破れるくらいの接着力はあるので、多くの場合は問題ありません。
主に胴側についていますが、オーダーメイド時にはフタ側につけることもできますので、お気軽にご相談くださいませ。
アドヘヤ糊(スチック)
貼り合わせる頭と胴体の両側にのりを付け、乾燥させたもの。乾燥するとのり部分はゴム状になり、重ねて押さえることで接着できます。ロット数が多い場合、上記2種よりコストは低めです。
長所は、封をする作業が楽なこと、貼った後に廃棄物(剥離紙)が生じないこと。
短所は、上記2種より接着力が弱めであること、のり部分がむき出しのため
長期保管には向かないことです。(効果期間は3ヶ月から半年)
アラビア糊
アラビア糊は主に洋封筒に用いられるのりで、切手のように水をつけて貼ります。主に洋形封筒(長辺に封入口がある封筒)に使用されます。
長所は、インサーター(自動封入封緘機)に対応していること、貼った後に廃棄物(剥離紙)が生じないこと。
短所は、手作業で封をする場合は、やはりひと手間かかることです。
どの口糊が一番安い?
おおまかには、セッティング料金 + (一枚あたりの費用 × 回転数) で値段が決まります。たとえば両面テープの場合、液状ののりを扱う必要がない分、セット料金はほとんどかかりませんが、仕入れる素材は高めです。
そのため大量に製造すると割高になります。
ご注文いただく封筒サイズや枚数によって価格順が変動しますので、それぞれのお見積をご依頼いただき、比較ください。
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