封筒に厚みが付いたマチ付封筒の加工も承っております。
マチとは?
元々の意味は衣服や袋物で、幅や厚みに足りないところに加える布のことを指した言葉でしたが、封筒では厚みを出すための底や側面の部分のことを指しています。
基本、平版の封筒は厚みのあるものを入れるのにはあまり適しておらず、封がしにくかったり、下手をすると破損して中身が飛び出てしまうこともあります。厚みのあるものを入れる場合は、マチのある封筒のほうが断然丈夫なのです。
加工可能なマチ幅
底にマチがある形状(保存袋、角底):巾25mm
底にマチがない形状(ガゼット貼):巾20mm
上記以下のマチ幅ご希望の際は中身が入る様に、内容物よりも一回り大きなサイズで作成いただき、マチは付けない方向でご提案しております。
マチの形状
保存袋
底と側面にマチがある封筒です。当店ではもっともポピュラーな形状で、「保存袋」と呼ばれています。既製品の封筒もこの形状で、4辺を折りたたんで加工します。
角底
底と側面にマチがある封筒は同じですが、底の形状が「保存袋」とは異なります。一般的な紙袋の貼り方で、底を折りこんで封筒の形にしていきます。
紙袋や宅配袋に使用されています。(包装紙やキャラメルを包む時と同じ貼り方です。)
角底の形状を希望される際はお見積時に必ずその旨記載してください。
ガゼット貼
側面のみにマチがあり、底は平版の封筒と同じようにマチがないタイプの封筒です。お札を入れるのによく使用され、銀行などでよく見かけます。
底にマチがあるタイプよりも安価に作成できます。
マルタック
保存袋として繰り返し使用されることが多く、頭と胴部分を紐でしばることにより封ができる「マルタック(玉ひも)」が加工されている場合もあります。
マルタック加工については下記ページをご参照ください。
窓加工
保存袋に窓を加工する事も可能です。
商品パッケージなどによく使用されます。
紙
マチ付封筒は丈夫さを求められる事が多いので、洋紙の中では比較的丈夫なクラフト紙がよく使用されます。
クラフト紙については下記ページをご参照ください。