差込口・マルタック

封筒の封緘方法としては、やはり封入口に糊付けをする方法が一般的です。しかし糊付けだと開封時、封入口を切ったり、剥がした糊付け部分がビリビリに破れてしまったりするので、繰り返し封筒を使用したい場合には向いていません。「マルタック(玉ひも)」や「差し込み口(切り込み)」の加工があれば、切ったり破いたりする必要がないので、繰り返し使用する封筒に最適です。

マルタック

マルタック

玉ひもとも呼ばれるもので、丸い玉部分に紐が付いています。頭(=フタ)と胴に一つずつ玉を貼り、付属の紐で玉同士をクルクルと巻き、封緘します。何度も開封する場合に便利なものですが、封入物が大量で封筒がパンパンになる時や、重量のある物を入れる場合など、中が飛び出さないようにしっかりと留める役割も果たします。

基本的にはマチ付きに付ける(付いている)ことが多いマルタックですが、用途によってはマチのない封筒へ加工することもあります。また、当店のマルタックは色が数種類ございますので、封筒の仕様やデザインに合わせてお選び頂けます。

特注製作で作成する事も可能ですが、最低3,000セットからとなります。

差込口

封入口にフタを差し込むための切り込みを入れる加工です。何度も開け閉めするパッケージなどによく見られます。切り込みを入れるための型を作成し、展開図の状態にて加工しますため、特注製作のみ対応可能です。

封筒を何度も使用(開け閉め)する際に便利なだけでなく、デザインによってはオシャレ度も増します。

白菊9号

元から切り込み口が加工されている既製品も一部あります。