窓加工

当店では800種類を超える抜き型を保有しているため、お客様のニーズに幅広くお応えすることが可能です。

例えば『給与明細書対応封筒』や『請求書用封筒』、『DM（ダイレクトメール）用封筒』など、封入物に合わせた窓サイズにピタリとハマる抜き型が見つかりやすく、より安価でより早い加工を実現しています。詳しいサイズは下記PDFよりご確認ください

通常は封筒の端から8mmは窓を加工できません。また、仕様によっては10mmから20mm必要な場合もございます。

窓、封筒サイズ、封筒の貼合わせの組み合わせで加工可能な仕様は変わってまいります。加工可能な場合は写真の様に全面窓も可能です。

セロファン窓

窓加工で最もポピュラーな素材で、安価に作成する事が可能です。透明度が高いため、内容がはっきりと判読できる点も魅力です。

セロファン窓が付いた封筒をプリンターに通しますと熱でフィルムが変形や溶解する可能性がございます。また、それが原因でプリンター故障につながる可能性がございます。

グラファン窓

紙製で半透明の素材です。
セロファンに比べますと透明度が劣りますが、紙製のため廃棄時に分別する必要がありません。

PET窓

融点が高く、セロファン窓よりも熱に強いため、オンデマンドなどのレーザープリンターでも印刷する事が可能です。

フィルムの融点は260度です。それ以上の熱が発生する印刷機ではご使用いただけません。

封筒の紙質によってはプリンターに通せない事がございます。

PET窓を使用した既製品封筒も取り扱っております。

窓はひとつだけではなく、複数加工することも可能です。
例えば2つ窓ですと宛名と差出人名、両方を窓から表示させたい方にオススメです。 複数窓の封筒は窓が多い分、封筒を開封しなくても多くの情報を表示させることができるのです。

あまり事例としてはありませんが、窓を封筒裏側にも加工することが可能です。その為、表側に窓を2つ付けて顧客の情報など表示させ、裏側にも1つ窓をつけて、書類や手紙に施したイラストなどの『工夫』を見せインパクトを作るというような方法もあります。

丸い窓や特殊な形状の窓を加工する事も可能です。特殊な形状の窓はとがった部分があると機械でひっかかり加工できないなど注意が必要です。
難しい形状の窓の場合は、事前にテストを行い、量産できるかを確認することがございます。テストは随時引き受けておりますので、ご希望の際はご相談下さい。

オープン窓はフィルムを貼らずに穴があいた状態で加工する事を指します。
穴が開いているとフィルムを貼っているときよりも機械の中で引っ掛かり、加工が難しい為、写真の様に小さなサイズに限定されますが、中の素材を直接触れて確かめたい時など、パッケージ袋では効果的です。

かわいらしい丸窓やオープン窓は、商品を入れる為のパーケージに利用されることが多いです。
複数の窓を配置できる事を利用して、封入した商品の情報を多く伝えたり、商品を部分的にみせる事で、想像力を掻き立て強い印象に残すなど、お客様に商品を手に取ってもらったり、購買意欲を高めることに窓が一役かうこともございます。

印刷と窓を組み合わせたデザインにすることで、おしゃれであったり、かっこよかったり、面白かったり、印象に強く残る封筒（袋）を作成することができます。
封入物を取り出した時に初めて、封筒内側に隠されていた印刷が姿を現すなど、おもしろい仕掛けではないでしょうか。
アイデアの幅を広げてくれる窓加工。パッケージデザインに取り入れてみてはどうでしょうか？