よくあるご質問 FAQ
紙の選び方について教えてください。
オーダーメイドで、紙を自分で選びたい・探したい場合の参考知識を記載いたします。少し専門的になりますが、ご了承ください。
紙の厚さのめやす
- 長3(A4三つ折りサイズ)くらいの場合、80〜100g/m2の紙が基本です。
- 四六判なら70〜90kg、ハトロン判なら75.5〜108kg
- 洋0(洋長3)(A4三つ折りサイズ)くらいの場合、100〜120g/m2の紙が基本です。
- 四六判なら90〜110kg、ハトロン判なら108〜129.5kg
- 角2(A4そのままサイズ)くらいの場合、80〜120g/m2の紙が基本です。
- 四六判なら70〜110kg、ハトロン判なら92〜129.5kg
たいていの場合、この前後の厚さも可能です。
これらの厚さから離れると、形状・サイズによって機械貼りが難しいケースが出て参ります。
(紙質や紙目の向き、窓、印刷などが影響してくる場合もございます)
機械貼りが難しくても、手貼りなら可能な場合や、仕様を一部変更することで加工できる場合は、ご提案いたしますのでお問い合わせください。
※ボール紙などの厚紙の場合は、別の機械での製造になりますため、上記基準は当てはまりません。
加工が難しい紙、注意が必要な紙
- ◎ マットコート紙
- 経験上、印刷したインクが落ちて汚れたり、裏についてしまうリスクがかなり高い紙です。
(四六判110kgなど、厚くなるほど確率が高くなります)
様々な用途で使用されている、とてもメジャーな紙なのですが、
封筒をつくるときは、型で抜いたり、折ったりと、製造中に力がかかる場面がいくつもあるため、
十分乾かしたつもりでもインク落ちが起きやすく、現場泣かせな紙です。 - ◎ 蝋引きの紙
- 通常の糊では貼りつけられないため、現在のところ加工をいたしかねます。
協力会社への委託になりますが、封筒に仕上げた後に蝋引き加工をすることは可能ですので、ご相談ください。 - ◎ 厚すぎる、薄すぎる(硬すぎる・柔らかすぎる)
- プリンターに給紙しやすいかどうかを想像していただけると、分かりやすいかと思います。
厚すぎたり、柔らかすぎるとうまく通りません。
封筒をつくる機械に紙が通ってゆかない場合は、手貼りできるかを検討し、お見積いたします。
その他、紙に関すること
- ◎ 一般の紙屋さんから入手できない紙
- 加工できるか否かは、基本的に実物を見て判断する必要がございます。
当店の通常経路で入手できない紙の場合(特殊な和紙など)は、お見積りの際にサンプルの送付をお願いする場合がございます。 - ◎ 実は輸入紙だった
- 紙のカタログや見本帳の中には、国内で製造していない輸入紙もございます。
そのようなときは、入荷にとても時間がかかる場合がございます。 - ◎ 厚みのあるものを入れたい
- 書類や板状のものではなく、厚みあるものを入れる場合は、注意が必要です。
通常の平たい封筒は、立体物を入れるのにあまり適していません。
薄いと不安ですが、硬いとフチに大きな凹みシワができ、不格好になってしまう場合もあります。
手近な紙をとりあえず袋状にし、お試しいただくことをおすすめします。 - ◎ 使いたい紙はあるが、銘柄などがわからない
- 見本をお送りいただけましたら、当店でお探しします。
▼送り先
〒547-0021 大阪市平野区喜連東5-16-15封筒屋どっとこむ 見積担当者 宛
TEL:06-4302-7740
公開日: