創造者デザイン専門学校と封筒屋どっとこむは、企業クライアント制授業の一環として学内デザインコンペを開催しました。
封筒屋どっとこむの「テトラ型パッケージ」の特徴的な形態を活かし、「バレンタインデー」をテーマにパッケージデザインをそれぞれが制作。
2022年2月2日に創造社デザイン専門学校にてプレゼン、審査を経て最優秀賞1作品、
優秀賞2作品が決定いたしました。どの作品も学生さんの個性的な作品でとても刺激的なコンペになりました。入賞者の作品はこれから弊社の実際の広告などにも活用させていただきます。
最優秀賞
ウェブ専攻 大前友理華さん
バレンタインに、友だちに「小さなお花」をプレゼントすることを想定して制作しました。トレーシングペーパーで包むことで、中に入っているお花の色がうっすら透けて見えるようになっています。カラーバリエーションは、ピンク、水色、グレーの3色でつくりました。結んでいる紐をカラフルなリボンに変えて、あなただけのオリジナルパッケージにするのもおすすめです。審査員コメント
パッケージをデザインする上で、素材の紙から考えデザインいただきました。包装している商品がうっすら見えることで、パッケージとしての面白さだけではなく、商品をよりロマンチックにして中身をより魅力的にしたのではないでしょうか。商品にさらに価値を与えた見せ方で最優勝賞とさせていただきました。
優秀賞
ビジュアルデザイン・クリエイターコース 高橋彩花さん
優秀賞案3:
ペットにもバレンタインを。
日頃癒やしになってくれている愛しいペットたちへ贈ることを想定し、デザインしました。
いつもとは違うちょっといいおやつ・ご飯を入れてペットにバレンタインおやつをあげるのはどうでしょうか?
バリエーションは猫2種、犬1種ご用意しました。 案1:
ゆるくてかわいい、ちょっとしたものを贈るときに。
贈る人は職場の人や、友達を想定して作成しました。中には市販のお菓子を入れたり、ふりかけセットをいれてみたり・・・そのような「ちょっとしたもの」に使えるパッケージとして考えました。
カラーは2種類用意しました。淡いピンクとブルーの2つです。今回用意したカラーの他にも緑やオレンジなど、色々なカラーにも合うデザインにしました。
案2:
ラグジュアリー感を出したいなら
中にはコスメやアクセサリーを入れることを考え作成しました。
重さを感じられる黒をメインカラーとし、ゴールドで描かれたイラストで高級感を出して、中のものを引き立てるようなデザインにしました。口を閉じるところに赤のリボンを使用し、アクセントを入れました。。
案4:
日頃の感謝を伝えたい人に。
中にはハンカチやハンドクリームなど、お世話になっている人へ贈ることを考え作成しました。
デザインはカジュアルだけどラフになりすぎないイメージで、どんな人にも贈れるようなデザインにしました。
審査員コメント
ペットにバレンタインをというアイデアも面白く、とても可愛いクオリティの高いデザインで。審査員も「こんな商品あったらいいな。欲しいな。」と素直に思いました。高橋さんはこの他にも3シリーズ、全8種類のご提案をしていただき、提案書も制作していただきました。全てクオリティ高く、審査員皆一致で優秀賞とさせていただきました。
優秀賞
イラストレーション専攻 高智千愛さん
交通標識をモチーフに制作したテトラ型封筒です。
普段よく見かける交通標識のデザインをテトラ型に落とし込んだら面白いのではと考え、このデザインを思いつきました。
ターゲット層:10代から30代までの男女
材質:クラフト紙
コンセプト:「ちょっと笑える」
使いどころ:バレンタインは友達同士でも贈り物をすると思うので、友達にプレゼントする時にちょっと笑えてネタになるような、そんな使い方を想定したデザインです。審査員コメント
テトラ型の三角形を標識に見立てた発想と、ピクトグラムを使用したシニカルな内容がとても面白い作品でした。他の応募者の中でも、弊社のデザイン部の中でも今まで「笑える」という切り口での提案はとても目新しくインパクトがあり優秀賞とさせていただきました。
ご参加いただいた皆さまの作品
※順不同
イラストレーション専攻 北井健さん
ペット(猫) に向けてのバレンタインプレゼントパッケージです。ターゲットは猫を自宅又は実家で飼っている女性。シンプルに可愛く手に取りやすいデザインをイメージしました。内容物は猫用フードやおやつを想定しています。展開方法はペットショップのレジ横等での陳列。サイズは135mm × 125mm。ウェブ専攻 塩見航己さん
バレンタインといえば一般的に、チョコレートなどの甘いものを贈りますが、世の中には、甘いものが苦手な人も多いです。そこで、「水族館のチケット包む」をコンセプトに、この封筒を作りました。この封筒にチケットを包んで渡せば、直接渡すより特別感が増します。カラーバリエーションはピンクとブルーの2色です。ピンクは男性から女性に、ブルーは女性から男性に贈るときに使うことを想定しています。この封筒で贈り物の幅が広がり、バレンタインに参加する層が広がることを願います。グラフィック専攻 前田侑希さん
感染症の流行で自由に外出することもままならない昨今の状況を踏まえて、自宅でも旅行気分やリラクゼーションを楽しめるように入浴剤のパッケージを制作しました。
淡いマーブル模様のデザインによって、入浴剤がお湯に溶ける様子を表現。また、テトラ型でお湯の水滴を表現できるのではと考え、フロントに雫型のマークを配置しました。小ぶりなサイズで手に取りやすく、パック売りもしやすいようにしました。ビジュアルデザイン・クリエイターコース 福村奈々さん
7つの虹色をパステルカラーにした小さなテトラパッケージに、外側の色と同じ色のグミとその味のフルーツの小さな写真の紙が入っており、その紙にミニ占い結果が書いてあります。フォーチュンクッキーをイメージしています。誰か特別な1人へあげると言うよりは、グループで1つずつとって、占い結果や中のグミを食べながら楽しんでいただけるような形をイメージして作りました。ビジュアルデザイン・クリエイターコース 布野宏明さん
組紐は「縁を結ぶ」「人と人を結ぶ」などの意味があり贈り物にピッタリな意味をもっています。配色は昔をイメージをした少しくすんだ色を使用して、高級感を出しました。
たまにパターン違う形の四角は手作り感を出して、思いのこもった物を贈るという気持ちを表現しました。三種類のバリエーションで自分に気持ちに合った色を選択できます。組紐柄をテトラの形にすることは「思いが形になる」意味がこもっています。グラフィック専攻 横地英理子さん
昔に比べてベレンタインには会社などの自分と繋がりのある人に気軽に贈るものになり、沢山チョコをもらう機会が多いだろう。
甘いチョコと一緒に楽しむことができる、三杯のコーヒーを。
どれから淹れるかはその人次第。
雑雑しくないデザインや配色、少しくすんだ色であるクラフト紙のようなものを起用することで、OLなども渡しやすい丁度良いお洒落を感じられる商品に。インテリア専攻 梁浩隆さん
名刺のベースカラーは白にしました。表の角の部分は緑と青い線を入りました。緑は人付き合いがいいを表現します。青い色は憂鬱を表現します。下は私の名字と制作日を入れました。裏面は最近、撮った写真です。外観と中身が差を表現したいです。ゴの意味は日本のアニメJOJOが好きので、入れました。 ケースのベースカラーは黄色にしました。好きな猫の写真を入れました。蓋の部分は中国に古い漢字の私の名字を入れました。 テトラ1つ目はキャンディー用で、ピンクのベースに加えて、さまざまな色の長方形がたくさん積み重ねられています。中央部分はたくさんキャンディを入れました。2つ目はコーヒー豆用です。またはコーヒー粉用です。ベースカラーは、ライトブラウンです。少し模様を入れてカプチーノのイメージにしました。最後、さまざまなサイズのコーヒー豆をデザインで入れました。プロダクト専攻 綾瀬藍さん
コーヒー好きのためのバレンタインギフトパッケージです。
バレンタインの雰囲気がしっかりとあるパッケージで、贈る人への気持ちがコーヒーに溶け込むようなイメージのデザインにしました。テトラ型のコーヒーパッケージは手軽にプレゼントしやすく、個性的で存在感があります。カラーバリエーションは赤とピンクの2パターンあるので贈る人のイメージに合わせて色を選べます。グラフィック専攻 出水春菜さん
テトラ型パッケージの奥行きや高さがあるという特徴を活かし、立体的なお菓子を入れるパッケージとして使用しようと考えました。全面透明の素材を使用することにより、中の商品を360度どこからでも楽しめるのが特徴です。またそれに伴い印刷部分をなるべく小さくすることで、中身が見えやすいようにしています。写真のように下に紙パッキンを敷いたり、折り返し部分に穴を開けてリボンを結んだりと、シンプルだからこそ送り手それぞれによって工夫がしやすいデザインになっています。