オリジナルの三角テトラ型パッケージを作りませんか?

三角テトラ型パッケージを作りませんか?

 「テトラ型のパッケージといえば何を思い浮かべますか」と聞いてみると、ある年代の方は懐かしい記憶とともに学校給食の牛乳を思い起こされるのではないでしょうか。「三角牛乳」という愛称で呼ばれていたこともあるかと思います。それまでガラスびんに入っていたものが、紙を素材とした容器となり、そこに液体が入るという珍しい包装形態のため鮮明な記憶として残っておられる方もいらっしゃるかと思います。

 テトラ型の「テトラ」とはギリシャ語で数字の4を意味することばです。「三角牛乳」と呼ばれていて、どの方向から見ても三角形なのに4を意味するのはなぜでしょうか。それは面が4つあることに由来しています。 つまり4枚の三角形が作る四面体であり、三角錐の形をしたパッケージという意味です。 見た目の印象は3ですが、4を意味するテトラという名前がついているのはこういうわけなのです。

三角テトラ型のパッケージはテトラパック社が世界で初めて開発

 この画期的な四面体の容器である「テトラパック」はスウェーデンで創業したテトラパック社が世界で初めて開発した、紙を素材にした容器の旧名称で、現在では「テトラ・クラシック」と呼ばれています。ちなみに「テトラパック」および「Tetra Pak」はテトラパック社の登録商標です。紙のラミネーションとしてポリエチレンを使用した初めての容器であるそうです。 テトラパック社創立者のルーベン・ラウジング博士は「誰もやっていないことを成し遂げるのは、実際のところ極めて難しい」ということばを残されています。

参考:テトラパック.「テトラパックの歴史」
https://www.tetrapak.com/ja-jp/about-tetra-pak/the-company/history
(参照 2021-09-26)

学校の三角テトラ型牛乳包装

 学校給食などで目にすることが多かった「テトラ・クラシック」ですが、単体では積みあげることができないため、運ぶためには六角形の専用ケースが必要でした。そのため輸送効率は良いとはいえなかったようです。また自動販売機が出回り始めたころには、尖っている部分が落ちてくる途中で引っかかってしまうこともあったようです。やがて輸送や店頭での陳列もしやすいブリックタイプというレンガ型の紙容器になり、現在でも小さな飲料の容器はこちらが主流となっています。輸送面では扱いが難しい「テトラ・クラシック」ですが、ユニークで注目を集めやすい形状であり、差別化を図るため新型三角パックとして近年再リリースもされているようです。

 このように飲料容器として防水加工などを施した紙の製造・液体の充填・包装という工程を経て作られるテトラ型パッケージは「テトラパック社」の「テトラ・クラシック」が築いたものになりますが、パッケージデザインとしてテトラ型のパッケージを使いたい場合は問題なく使用することができます。

様々なところで採用されているテトラ型のパッケージ

アドベントカレンダーにテトラ型オーナメント

 テトラ型の小袋がたくさん入った柿の種・キャンディー・豆菓子などはよく目にしますし、コンビニエンスストアのセブン-イレブンには枝豆やチキンなどのおつまみが入ったテトラ型のパックがあり、こちらはそのまま電子レンジで温められ、両方向に開封するとお皿のようになるという工夫がされています。

アドベントカレンダーにテトラ型オーナメント

 また最近では、テトラ型パッケージにお菓子を入れて紐をつけ、クリスマスのオーナメントにしてアドベントカレンダーとして楽しみながら飾り付けされる方もいらっしゃるようです。小さくてかわいいテトラ型のパッケージはハロウィンでのお菓子用のパッケージなどにもぴったりですよね♪

 一見複雑な構造を持つように見えるテトラ型のパッケージですが、実はお手持ちの封筒でも簡単に作ることができます。まず縦長の和封筒の上部を正方形になるようにハサミなどでカットします。中身を入れ、そのまま封をするのではなく、左右の折り目と折り目をぴたりとつけ、底部分と垂直になるように閉じます。すると平面的な封筒が立体になり、立体形状のパッケージデザインとして目に留まりやすくなります。

  • 封筒で作るテトラ型パッケージ
  • 封筒で作るテトラ型パッケージ
  • 封筒で作るテトラ型パッケージ

 テトラ型はコロンとしたフォルムが目を引き、何もデザインをしなくてもかわいい形状になります。また紙の種類を変えるだけでもずいぶん印象が変わりますし、色を使うとさらに印象が変わります。また商品を置いたときに目に入る面がとても広く、また斜めになるため見やすく、同じ体積の立体よりもデザイン次第で目立つ可能性があります。また三角形の面だけでデザインを考えるのではなく立体として考えることで、とても素敵なデザインとなります。

当店で制作したテトラ型パッケージのご紹介

特注製作の紙で作った佃煮の三角テトラパッケージ

オリジナルのテトラ型パッケージ
オリジナルのテトラ型パッケージ

 東海両更クラフトという特注製作の紙で作った佃煮のパッケージです。 加工は蝋引き(ロウ引き)を施しています。昔は佃煮屋さんや魚屋さんで買い物をすると、耐水性のあるロウ引きの袋に入れてもらえましたが、ポリ袋の台頭とともに姿を消しつつあります。ロウ引き加工をすると紙にコシが生まれ、包みやすく、どことなく懐かしい手触りを感じることができます。

 こちらも元は正方形の封筒ですが、テトラ型に折ることで、世界文化遺産に登録された富士山をデフォルメして印刷し、見事なパッケージができました。こちらはデザインを封筒の平面で考えるのではなく、立体にしたときにどのように見えるかを考える必要があります。しかし平面的であったものが立体となり、映えるデザインとなった時には心を動かされます。

コンペイトウのオリジナル三角テトラパッケージ

特注フルカラー印刷のテトラ型パッケージ

 角型封筒を応用したコンペイトウのパッケージです。 袋に直接封入するのではなく、あらかじめ密封されたお菓子を入れています。機能性よりもデザイン性に重点をおいた、化粧袋としての役目を持った商品パッケージとなります。

 こちらも元々はフタのない正方形の封筒です。奉書紙という和紙にフルカラー印刷し、製袋した後、蝋引き(ロウ引き)を施しています。こちらもパッケージデザインをパステルカラーの多色使いにすることで、コンペイトウの優しい甘さを表現しています。そしてテトラ型にすることで、コンペイトウのコロンとしたかわいさを表しています。

オリジナルパッケージの制作もご相談ください

 そのほかにも、洋菓子店様のクッキーやキャンディの包装に当店のテトラ型パッケージをご利用いただいております♪このように工夫次第でさまざまな表現が可能なテトラ型のパッケージデザインにチャレンジしてみませんか。

 封筒だけではなくオリジナルの袋、包装、パッケージについてのご質問などございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。

パッケージの制作も封筒屋どっとこむへ